はじめまして コバタンの、りりーちゃんです 🐦~愛鳥さんの感染症対策について~
6月29日は、私の飼育しているコバタンの、りりーちゃんのお誕生日です。
りりーちゃんは、五歳になりました。
りりーちゃんは、生後4ヶ月で、愛知県のブリーダーさん、ロロスバードファームより、お迎えしました。
りりーちゃんのような大型鳥、白色オウムの五歳は、節目の年齢になります。
人間で言えば、大人に近づいてきた年齢、青年でしょうか。
飼い主の私も、りりーちゃんとの五年間の生活を振り帰ると、とても感慨深い思いでいます。
生後4ヶ月で、お迎えした時は、無事に一歳に成長できることを願い、目標にしました。
元気に二歳を迎えたら、三歳を目標に、四歳を目標に…
そんな風に、一日一日を積み重ねていきました。
だから、元気で、活発で、優しい性格の男の子に成長してくれた、五歳になったりりーちゃんを見ると、本当に胸が一杯になります。
ロロスバードファームの担当スタッフさんから、お迎え当日、「五歳になる迄は、感染症予防の為、鳥の集まる所には、絶対行かないで下さい!」と言われました。
白色オウムには、PBFDという、とても怖い病気に感染してしまうリスクがあります。
(白色オウム以外の鳥さんも、セキセイインコ、小型、中型鳥さん他も、PBFDの感染リスクがあります)
PBFDは、数十年前から、鳥飼いさんには、怖れられていた、とても難しい病気です。
現在も、特効薬はありません。
大切なことは、愛鳥さんを、PBFDに感染させないこと、PBFDから守ることです。
でも生まれながら、親鳥から病気を受け継いでいる場合もあると言われています。
他の鳥さんから、感染してしまう可能性もあります。
又、PBFDだけでなく、最近話題になる怖い病気は、PDD(ボルナウイルス)、ボルナウイルスも、とても難しい怖い病気です
今迄は、心不全や別の病気と診断されて亡くなっていた鳥さんも、最近は、ボルナウイルスへの感染が原因と、解明される事例が見られるようになってきました。
ボルナウイルスも、PBFDと同様、とても怖い病気です。
PBFDは、オカメインコは、比較的かかり難いと言われていますが、ボルナウイルスは、オカメインコも例外ではなく、感染リスクがあります。
ロロスバードファームのスタッフさんが、「五歳になる迄は、鳥さんの集まる所には、絶対行かないで下さい!」とお話しされたのは、幼少時期は、感染症への感染リスクが、とても高いということだと思います。
横浜小鳥の病院のホームページの、飼い鳥の感染症のページに、詳しい感染症の説明があります。
でも、五歳になったら、PBFDやボルナウイルスに感染しない訳では決してなくて、何歳になっても、感染のリスクはあるのだと、獣医師さんには、言われました。
そして、「鳥の集まる所には、行かないで下さい!」と…
愛鳥さんを、怖い病気から守れるのは、飼い主さんの役目です。
私が、コバタンを飼いたいと思った時、5、6年前は、コバタンは、関東のペットショップでは、ほとんど売られていませんでした。
関東にも出店されている、大手の鳥専門店に、コバタンの入荷を訪ねましたが、「コバタンは、輸入になります。」と言われました。
更に、「ご入金頂けましたら、取り寄せます」と…
PBFDの事をお訪ねしましたら、
「PBFDの感染鳥も、入ってきています。
保証は、できません。
日本産のコバタンの方が、PBFDの感染リスクは、輸入鳥よりは、少ないと思います。」
とお話し頂きました。
大型鳥の、ブリーダーさんのある、東海地域、ロロスバードファーム迄は、新幹線でのお迎えになるので、本当は、関東のショップからお迎えをしたかったのですが、このように教えて頂きましたので、日本産のコバタンをお迎えすることにしました。
りりーを、お迎えする頃の、ロロスバードファームには、とても優秀なスタッフさんがいて、私が、コバタンをお迎えする迄、一年近く、メールで様々なご質問をさせて頂きまして、丁寧にお応え頂きました。
スタッフさんは、鳥さんへの知識も豊富で、私も、長い鳥の飼育歴がありますが、とても勉強になりました。
りりーちゃんの、ロロスでの、4ヶ月間の写真も、沢山送って頂きました。
大切に育てて頂いていることが、伝わってきました。
ロロスバードファームでは、お迎え迄、三回のPBFDを特定する、遺伝子検査、PBFDの感染症の確認の検査をして頂けます。
それでも、PBFDの鳥さんは、おそらく0%ではないのだと思います。
検査では、陰性でしたが、検査で、結果がでなかった陽性、キャリアの可能性もあります。
PBFDや、ボルナウィルスのような、怖い感染症は、まだ全ての全容が解明された訳でもありませんし、特効薬もなければ、ワクチンもありません。
お迎え先の、ロロスバードファームでは、先住鳥の状態にも、喚起していました。
先住鳥から、病気が感染する可能性もあるからです。
私の先住鳥は、24歳5ヶ月迄生きたオカメインコの、ららちゃんです。
死因は、解剖していない為、解りませんが、肝臓も悪くしていましたし、脳腫瘍の可能性もありました。
亡くなった直接の原因は、何か発作、心臓発作のようなものが起きたのかな?
と、亡くなった日の経緯で、思いました。
ですので、怖い感染症とは、ららちゃんは、無縁の感じが致しましたが、念のため、りりーちゃんをお迎えする迄、一年半の期間を開けて、ベビーのりりーちゃんに、何か、ららちゃんに病気があった場合、感染しないように、気をつけました。(怖い感染症は、発病しないで、生涯を終わる可能性もあると思いますし、感染症で亡くなった鳥さんからは、死後も尚、落ちた糞や羽を通して、ウィルスが残存している可能性があると思ったので)
白色オウム、大型鳥だけでなく、愛鳥さんをお迎えする時、お迎えするお店は、慎重に考えた方が、良いのだと思います。
一番良いのは、信頼できるブリーダーさんから、直接お迎えすることだと思います。
鳥屋さんには、沢山の鳥さんがいますから、鳥屋さんでの、病気の感染のリスクもあります。
私が、コバタンのりりーちゃんを飼育する前に、飼育していました、オカメインコのららちゃんは、24歳迄生きてくれました。
ららちゃんを、お迎えした日は、ブリーダーさんから、鳥屋さんに入荷した当日でした。
ららちゃんは、鳥屋さんでの滞在日は、0日でした。
大型鳥だけでなく、小型、中型鳥も、飼い主さんの手元にいく前に、病気が感染している場合があります。
鳥さんの病気には、今回記載致しました、PBFDやPDD(ボルナウイルス他)のように、治療が難しい厄介な病気がありますので、
『鳥さんをお迎えしたい‼』と思われた方は、お迎え先を、慎重に考えて頂くことが、とても大切であると思います。
それでも(優良なブリーダーさんからお迎えしても)、鳥さんは、病気を隠し持っていたり、病気になってしまうこともあると思います。
大切なことは、鳥さんを飼うことは、小さな命と共に生きるということ、
小さな命と、毎日、向かい合うということ、
鳥さんは、とても繊細で、元気そうに見えても、急に落鳥することもあり、本当に、難しい存在であるということ、
飼い主さんにできることは、毎日、鳥さんを観察して、大切な小さな命を、できる限り、精一杯守ること…
小さな鳥さん相手には、多くのことはできないかもしれませんが
私が、日常的に気をつけていることは
・睡眠時間を、12時間以上確保すること
・衛生で、安全な、新鮮なフードや水(汚れた水はよくありません、愛鳥さんが汚す場合は頻繁に変えるか、変えられない場合は、コンビネーションフィーダー他がお薦めです)、
新鮮な副菜を少量与えること
・副菜(野菜を含む)、特にナッツ類は、与え過ぎないこと(大型鳥のりりーの目安は、少量)
(小型鳥さんには、副菜(野菜を含む)は、時々でよいのでは?と私は思います。
与え過ぎは、良くないかと思います)
・塩土は、獣医師の指導により、我が家にくん鳥さんには、与えたことがありません(関東在宅の為、幼少時期より、日本で一番最初にできた、田園調布の小鳥の先生に、ご指導頂きました)
・お散歩は、キャリーで行いますが
キャリーを、地面には、直に置かないように、(一枚敷物をひく)、気をつけています。
地面は、衛生的ではありませんので(感染症予防の為に)
・毎日、ケージ、室内の、簡易的な掃除を行う
(ケージ内を、衛生的な状態に保つことは、とても大切です)
我が家にくる鳥達は、必ず、ケージ内では、決まった場所に糞をします。
固体差がありますが、常に、ケージ内を、なるべく綺麗にすることを、心がけていますので、鳥も、綺麗に使ってくれるのかもしれません?
・放鳥時間を、長めにとる(賛否両論あるかと思いますが)
クリップしていないので、沢山飛んで、体を動かして、ストレス発散してもらっています。
・水浴びを毎日行う
(白色オウムからは、脂粉という白い粉が、大量に出ます。この粉は、健康の証とされていますが、人や、鳥の呼吸器にも、影響、被害が出る場合があるので、脂粉落としの水浴びは、大切になります)
私は、健康な鳥さんを、オカメインコのららちゃん、コバタンのりりーちゃんと、二代に渡り、お世話できたことを、今、お世話できていることを、いつも心から感謝しています。
コバタンのりりーちゃんの五歳迄の歩み、オカメインコのららちゃんの24歳迄の軌跡は、これから記事にしていきたいと思います。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします(^.^)
ヨウム・コバタン他・サイテス1「環境省 種の保存法」『登録票の重要性と、手続きのご案内について』そして、鳥類を取り巻く現状について、知っておいて頂きたいこと
トキは、平成31年1月、環境省より、レッドリストの「野生絶滅」より「絶滅危惧1A類」に、指定を変更しました。
人口繁殖により、トキの野生復帰が進んだ為、絶滅の危険性のランクが、一段階下がりました。
登録票は、サイテス1の鳥の飼い主さんが、環境省に申請をして、取得する書類になります。
登録票を、飼い主さん以外の、相続人が、申請しなくてはいけない場合なども、発生する可能性があります。
ヨウム購入後の何十年後に、果たして必要な書類を、揃えることが、本当にできるのでしょうか?
◎サイテス1の飼い主さんに、登録票がなくても可能な事柄
・動物病院で診察を受けられます
・入院も可能です
◎サイテス1の飼い主さんに、登録票がない場合は
・ペットホテルに宿泊できません
・他者へ預けられません
🔺但し非常災害時には
上記へ一時的に預ける事ができます
その後、了承が出ましたら、書類を、自然環境研究センター宛先迄、郵送して下さい。
『証明書の代行制度』とは、法律施行以前に、飼い主(登録票を申請する人)の、サイテス1の鳥を見たことを証言して下さる人がいれば、その証言して頂ける人に証言書(サイテス1の鳥を、何年頃見たのか、その時の状況、印象、エピソードなどを記載したもの)を記載して頂ければ、それで『証明書』の代行が可能である場合があるそうです。
りりーは、登録済個体ですが、平成30年6月施行の法改正より、登録票は、5年毎の更新制に変更になりました。
期限内(登録票の満了日の6か月前から更新可能)に、更新できなかったら、現在取得している登録票は、失効になり、登録票を、新たに取得しなくてはいけなくなります。
領収書を、何十年も、大切に保管されていても、実際に、登録票を申請しようとした時に、必要書類の領収書が、不備書類で、お店が残っていれば、再度お願いできるかもしれませんが、お店がなければ、大切に保管していた領収書も、ただの紙切れになりますので、どうぞご注意なさってください。
∗昼(12時30分~13時30分)
【登録票を更新される方への手続きのご案内】
自然環境研究センター
http://www.jwrc.or.jp/service/cites/index.htm
・国際希少野生動植物種の個体の登録の更新申請書
http://www.jwrc.or.jp/service/cites/pdfs/koushin_oumu.pdf
・脚環識別番号証明書
http://www.jwrc.or.jp/service/cites/pdfs/soti_ashiwarei.pdf
・マイクロチップ識別番号証明書
http://www.jwrc.or.jp/service/cites/pdfs/soti_mcrei.pdf
今迄一度の登録で可能でした登録票が、平成30年6月施行「種の保存法」の法改正により、5年毎の更新制に変更になりました。
期限内に更新が行われなかった場合は、登録票は、失効してしまいますので、注意が必要です。
更新手続きは、満了の6か月前から手続きを行うことができます。
⇒登録票を取得されている飼い主さんが、丁度その時期に、海外駐在で不在や、入院中などの、どうしようもない理由で更新手続きができない場合は、委任状により、行政書士の方による代理の手続きが可能になります。
登録票の更新申請には、更新手数料4600円がかかります。
【現在登録票を既に取得されている方は、有効期限が、下記3つのパターンに分かれておりますので、ご注意下さい】
・平成20年5月31日以前に取得している方は ➡ 令和元年5月31日有効期限満了日
・平成20年6月1日~平成27年5月31日迄に取得している方は ➡ 平成32年5月31日有効期限満了日
・平成27年6月1日以降に取得している方は ➡ 登録(交付)を受けた日から起算して5年を経過する日
【注意】平成20年5月31日以前に取得している方は、満了日が、令和元年5月31日有効期限満了日
満了日が迫っていますので、どうぞご注意ください。
◎平成30年「種の保存法」の法改正により、鳥種の個体識別措置として、足環(クローズドリング、3桁以上の識別刻印)、マイクロチップのいずれかが義務付けになりました。
マイクロチップの挿入は、小鳥の専門病院にお問い合わせして頂いた方が、宜しいと思います。
私、個人的に、マイクロチップの挿入を、既に実施されている病院のご案内になります
・横浜小鳥の病院(神奈川県)
・グローウィングアニマルホスピタル(神奈川県)
上記の病院の獣医師さんは、マイクロチップの挿入経験が既にございます。
関東の病院ばかりで、他の地域のご案内ができなくて、申し訳ありません。
≪提出書類一覧≫
・国際希少野生動植物種の個体の登録の更新申請書
・A4用紙に、1ヶ月以内に撮影された、鮮明なカラー写真を、L版の写真を貼り付ける (写真は5枚~)
(足環の写真を、一枚とした場合)(足環の写真は、複数枚になってよいそうです)
・登録票
・住民票及び運転免許所、健康保健証のいずれか一つ
・脚環識別番号証明書、又は、マイクロチップ識別番号証明書 (脚環と、マイクロチップの場合で、証明書が異なります)
≪登録票の更新手続きの流れ≫
『登録票の更新手続きの流れ』は、『登録票の申請手続きの流れ』と、ほぼ同様の手続きになります(新規で申請する流れとほぼ同様ですので、そちらをご覧になってください)
下記は、違う箇所になります
更新申請書、個体識別証明書の書類のページを、二種類の書類を、ダウンロードして下さい。
手数料4600円を、指定の口座に振り込みします。
登録票を取得する場合は、新規に登録される方は、やはり、手続きが難しい印象がありますが、
登録票の更新の手続きは、それ程難しい手続きではございませんので、既に登録票を取得されている方は、なるべく登録票の更新を続けて頂きたいと思いました。
2・平成30年2月実施、「種の保存法」法改正に伴う、パブリックコメント実施の、『環境省の結果詳細』を、
環境省に問い合わせをして、疑問点を確認しながら、パブリックコメントの結果詳細を、記載しております
・ご協力願います!『環境省 パブリックコメント』種の保存法 法改正 平成30年6月1日施行 ヨウム・コバタン【ワシントン条約 サイテス1】
ご協力願います!『環境省 パブリックコメント』種の保存法 法改正 平成30年6月1日施行 ヨウム・コバタン【ワシントン条約 サイテス1】 - オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん
パブリックコメントの結果が、環境省から結果資料が開示されましたので、環境省に問い合わせをして確認した上での、環境省のパブリックコメントの結果と共に、私からの簡単な説明と感想、今後の展望を記載させて頂きたいと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000173231
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令案」等に対するパブリックコメントの実施結果について
1 「意見提出者数の内訳」をご覧頂きますと、
意見提出者総数は、63通でした。
今回のパブリックコメントに、意見をご提出して頂いた方の意見提出総人数は、約50人越とのことでした。
これは、意見提出総数は、63通となっていますが、お一人の方で、複数回、送られている方が、数名いらっしゃったとのことで、意見提出総人数は、約50人越とのことでした。
3 「整備省令案等に関する項目別の意見件数」をご覧頂きますと、
意見総件数は、84件となっています。
件数の84件は、意見の総件数であり、一切省略、簡略されていない、同じ意見であったとしても、1件として、しっかりとカウントされている、全ての件数、総件数とのことでした。
予想通り、多くの件数が提出されたのは、マイクロチップの反対、マイクロチップの危険性でした。
ここだけで、46件の意見が提出されています。
この46件は、同一内容の、マイクロチップの危険性、マイクロチップの埋込みの反対の意見でも、1件として、しっかりとカウントされているとのことでした。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000173232
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令案」等に対するパブリックコメント意見及び回答一覧
「希少野生動植物種の個体等の譲渡し等の規制全般について」
1、これは、NPO法人TSUBASAに、登録票を持たないサイテス1の鳥の移動や永住の許可を求めた件ですが、同一意見が、6件ありました。
⇒環境省の回答は、登録票を持たないサイテス1の鳥の移動は、法改正に含まれる、学術施設や動物園の移動しか許可できず、NPO法人は、営利目的の団体が出現する可能性が否めない為、許可できないとのことでした。
「国際希少野生動植物種の個体等の登録について(有効期間・個体識別措置等)」
3、サイテス1の鳥の更新制度、登録票の更新制度についての反対、見直しについて
⇒環境省の回答は、サイテス1の鳥の落鳥後、見返納の登録票が、違法に入手したサイテス1の鳥に使用されることを、所謂「登録票の使い回し」を防ぐ為に、更新制度は、必要であるとのことでした。
7、5年毎の更新制度ではなく、登録の有効期間は、10~15年など、なるべく長期間にしてほしいとの申し出た件についてですが、同一意見が、5件ありました。
⇒環境省の回答は、法改正の種の保存法により、更新の有効期間は、「5年を越えない範囲内において環境省令で定める期間」としていることを踏まえ、5年間と規定することとしています。
これは、種の保存法で更新制度を導入している動植物で、5年を越えている年数のものはないとのことでした。
5年以上の長さにする為には、種の保存法の、又別の項目を改正しなくてはいけないとのことでした。
「国際希少野生動植物種の個体等の登録に係る個体識別措置の細目を定める件」の案に係る御意見
個体等の登録に係る個体識別措置の対象個体・方法について
14、15、18では、主にマイクロチップの危険性についてを意見しました。
14では、マイクロチップの危険性についての様々な意見が、46件ありました。
⇒環境省の回答は、マイクロチップや脚環による個体識別は、比較的容易に個体識別が可能である等、規制の運用面や実効性の担保の観点から他の個体識別方法よりも適切であると考えております。
また、規制の運用面や実効性の担保の観点から、老齢個体等に係る個体識別措置の免除規定を設けないこととしています。
なお、マイクロチップの挿入が円滑に行われるよう、環境省作成の既存のマイクロチップ埋込み技術マニュアルの活用等についての周知に努めるほか、一部の種について今後追加のマニュアル作成を検討しています。
環境省は、個体識別措置は、サイテス1の鳥達に、どんなに危険が伴うとしても、脚環、又はマイクロチップの義務付けは、種の保存の観点により、いかなる場合も変更不可能であるとのことでした。
また、種の保存法は、種の絶滅を防ぐ為の法律であり、個人の愛鳥を守る法律ではないということでした。
マイクロチップについては、犬猫には、全国的に普及されていて、一般的に思われているということと、役所の法令である以上、全国的に普及されていないDNA検査、遺伝子検査、血液検査を、採用することは困難であるということ…
環境省が相談されている獣医師の意見では、DNA検査、遺伝子検査、血液検査で個体識別措置を行うことは、未だ難しく、正確な結果は出せないとのことでした。
以上が、環境省から開示された資料に基づく、環境省に問い合わせをして回答を頂いた要点になります。
恐らく環境省も、サイテス1の鳥に、マイクロチップの埋込みをすることが、安全な行為である…とは考えていないことと思います。
現段階では、全国的に普及している、個体識別措置ができるものが、脚環とマイクロチップしか存在しないが、個体識別措置は、密猟密輸を防ぐ為の種の保存法では、必要不可欠な為、この措置を選択するしかなかった…ということなのだと思います。
脚環も、生活する上での危険性はあり、すでに外されている方も多数いらっしゃることと思います。
よって今回、決定された個体識別措置は、脚環も、マイクロチップの埋込みも、どちらも愛鳥にとっては、安全なものではないと言えます。
だからこそ、法改正が施行されて、パブリックコメントを提出して、これで終わり…ではなくて、反対意見を今後も継続的に提出することが、大切であると思います。
種の保存法は、種を守る為の法律で、個を守る法律ではない…と環境省が回答しても、
個が集まって初めて、種になる…とも考えられるのだし、
個の生命を危険にさらす、やはりいくら何でも酷過ぎる法改正だと思います。
環境省の回答では、今回の法改正の運用後のパブリックコメントが、又行われる可能性が高いとのことでした。
早くても、5年以降してからとのことでした。
法改正運用後のパブリックコメントは、よく行われることのようですので、又その機会迄に、マイクロチップの危険性について、愛鳥家の皆様と、情報を共有して、勉強していけたらいいな…と考えています。
最後になりましたが、今回は、約50人の方にパブリックコメントをご提出頂きまして、84件の意見(同一意見でも省略なしの意見総数)を提出して頂きました。
パブリックコメントは、少し難しく、面倒なものであるかもしれませんが、ここで反対意見を表明して頂かないと、他で言える機会はなかなかありませんし、今回の法改正に賛成しているともとられかねません。
法改正のこと、個体識別措置のこと、サイテス1の鳥達へのマイクロチップの埋込みのこと…
少し難しい問題になるかもしれませんが、可愛い愛鳥達の社会、世界を守る、大切な問題だと思います。
だからこそ、愛鳥さんに、脚環がついていても、ついていなくても…
サイテス1の飼い主様には、勿論のこと…
今後、サイテス1に格上げが予想される多くのサイテス2の飼い主様にも…
同じ可愛い鳥達を飼育している、すべての愛鳥家の皆様にも…
鳥達の生命の危険に脅かす、マイクロチップの埋込みが、国の法律で施行されている今、どうか見過ごさないで、ご一緒に注視して頂きたいと思います。
パブリックコメントは、数ではありませんが、多くの方に様々なご意見を提出して頂くことは、とても大切なことですし、今回も、同一意見であったとしても、意見総数の中には、しっかりとカウントされています。
一件、一件を、環境省の方は、確認されているそうです。
ご提出頂きました一件は、貴重な一件です。
次回のパブリックコメントの際には、今回ご提出できなかった方にも、是非ご一緒に、パブリックコメントをご提出して頂きたい!と思っています。
鳥達の安全と、鳥達の社会、世界をより良いものに変えていくことができるのは、愛鳥家の方達、お一人お一人のお力の他には、何もありません。
鳥達の社会を乱すのも、人ならば…
鳥達の社会、世界を、より良いものに変えていけるのも、また人であるのだということを…
このことを、私達、愛鳥家は、決して忘れてはいけないのだと思います。
可愛い愛鳥達、鳥の住む世界を、より良いものに変えていきたい…
幸せに、寿命を全うさせてあげたい....
すべての鳥達に、幸せな鳥生を…
3、平成30年施行、「種の保存法」法改正により、サイテス1の登録票取得時に、個体識別措置の義務付けが決まりました。
足環、又は、鳥へのマイクロチップの挿入がないと、登録票の申請ができなくなりました。
サイテス1、2の鳥種の足環の重要性と、マイクロチップ挿入の危険性(極小サイズの鳥種を除いて、小さな鳥種でも、サイテス1の鳥種に例外はありません・マイクロチップ挿入は義務です)を、記載しております。
又、登録票申請時に必要な書類が揃わなくても、申請可能になる「証明書代行制度」の記載をしております。
・コバタン・ヨウム・ワシントン条約 附属書1》~コバタンとキバタンの相違点とは?登録票申請時の救済策「証明書代行制度」脚環の重要性&マイクロチップ挿入の危険性
コバタン・ヨウム・ワシントン条約 附属書Ⅰ「種の保存法」《サイテス1》~コバタンとキバタンの相違点とは?登録票申請時の救済策「証明書代行制」脚環の重要性&マイクロチップ『りりーちゃん鶴岡八幡宮に行く』 - オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん
現在サイテス1の鳥の飼い主さんが、環境省の登録票を取得する際には、原則として、法律施行以前(サイテス1に格上げ以前)の、サイテス1の鳥が日本に輸入された際の通関書類、サイテス1の鳥を購入した時の証明書(領収書)、動物病院での証明書(カルテ・健康診断の記録)などのいずれかが必要になりますが、これらの書類を所持されていない方の為の救済措置として『証明書の代行制度』があるそうです。
『証明書の代行制度』とは、法律施行以前に、飼い主(登録票を申請する人)の、サイテス1の鳥を見たことを証言して下さる人がいれば、その証言して頂ける人に証言書(サイテス1の鳥を、何年頃見たのか、その時の状況、印象、エピソードなどを記載したもの)を記載して頂ければ、それで『証明書』の代行が可能である場合があるそうです。
今回のブログ記事で取り上げました、コバタンの登録票の取得にも、役立つ可能性があります?
コバタンの場合は、2005年以前の証言が、この場合も必要になります。
ヨウムの飼い主の方で、必要書類を所持されていない方も、同様になります。
ヨウムの場合は、2016年以前の証言が、必要になります。
この救済措置により、登録票を取得された方のお話しも伺いましたので、記載させて頂きました。
「種の保存法」は、平成30年6月より、一部法改正され、施行されています。
コバタン、ヨウムなどの飼育下の鳥の、重要な決定事項の一つに、個体識別措置が、義務付けられました。
(他者への譲渡の際に必要になる、登録票取得時に、個体識別措置が義務付けられました)
個体識別措置とは、足環、閉式リング/クローズリング・3桁以上の識別刻印の義務付けが決まりました。
上記、脚環の読み取りができない鳥には、マイクロチップの装着が、義務付けられる事になりました。
マイクロチップは、機械を埋め込むのですから、危険性は、少なからずとも発生します。
脚環の読み取り不可能な、コバタンやヨウム、又他のサイテス1の鳥を飼育されている方は、マイクロチップの危険性を踏まえた上で、登録票を申請されるか否かを、決めて頂かなくてはいけなくなりました。
マイクロチップの危険性については、このブログの次号「ご協力願います!『環境省 パブリックコメント』種の保存法 法改正 平成30年6月1日施行 ヨウム・コバタン【ワシントン条約 サイテス1】」で取り上げております。
コバタン、ヨウムなどの大きくない鳥達への、マイクロチップの挿入の義務付けを含む、今回の「種の保存法」の法改正は、ワシントン条約、「種の保存法」は、サイテス1の鳥の個体を守る法律ではなく、種を守る法律である為の過酷な決定事項であると、言わざるおえない、愛鳥家にとっては、厳しい法改正となりました
今回の種の保存法、法改正により、相続人以外の他者への譲渡の際に必要になる、登録票を取得する際に、脚環、又はマイクロチップが義務付けになったことは、現在サイテス1の鳥種を飼育されている方だけが、関係することでも、危惧することでも決してありません。
現在サイテス1のヨウムも、数年前迄は、サイテス2でした。
歴史を辿り推測できることは、サイテス1の鳥種は、今後も増加の傾向にあるということです。
今は、愛鳥達が、サイテス2であっても、今後サイテス1に格上げの可能性があります。
鳥が、長寿なことは、大型鳥に限ったことではありません。
中型鳥でも、長寿な鳥の場合は、約30年~40年、大型鳥に顔負けな、ご長寿な鳥達もいます。
(大型鳥は、一般的に長寿の傾向がありますが、そうではない大型鳥もいますし、中型鳥でも、桁外れのご長寿の鳥もいます)
私の先代オカメインコは、ルチノーでしたが(私が飼育していた頃のご長寿オカメは、ノーマルが多いと伺っていた為)
体重は、100gに満たない小さな鳥でしたが、約25年近く生きました。
あんなに小さな可愛い鳥が、四半世紀も生きるのです。
大型鳥だけでなく、鳥類は、一般的に長寿の傾向がある為、ご長寿な中型鳥も又、里親さんに譲渡の可能性が考えられます。
現在、サイテス2の愛鳥についている脚環は、なるべく残すように、ご努力された方が良いと思います。
(今後、サイテス1に格上げになった場合、登録票取得時の個体識別措置の義務付けにより、脚環が義務付けらている為です)
脚環は、危険を伴う場合もあります。
脚環が、毛引きや、自咬症にも繋がったり、又脚環が危険な事故の原因になる場合などもあります。
脚環については、とてもデリケートな問題ですが…
出来る限りの飼い主さんのご努力で、脚環を残されることを、お薦め致します。
脚環は、愛鳥の大切で、貴重なものであるということを、覚えておいて頂きたく思います。
りりーちゃんも、脚環のついていない脚の方が、とても綺麗です。
脚環を気にして、脚環を噛んでいる時もあります。
脚環に、おもちゃが引っ掛かり、パニックになったこともありました。
(販売されているおもちゃも、遊び方によっては、危険な凶器となってしまう時もありますので、私は、おもちゃは、人が目につく時以外は、単品のおもちゃ(パーツのみ)で、比較的安全な素材の製品でしか遊ばせないように、気をつけています)
以前、脚環の問題を、お迎え先のロロスバードファーム(愛知県の大型鳥ブリーダー)に相談しましたら、
脚環の番号によって、ロロス出身のロストした鳥が、無事に飼い主さんの元に戻った話しをして頂きました。
現在ついている脚環が、貴重で大切なものであり、容易には外さないで頂きたい…との指示を、その際に受けました。
(法改正以前に、マイクロチップ挿入の義務付けが決まる前に伺いました)
ワシントン条約、「種の保存法」は、サイテス1に関する法律ですが、上記のご説明により、サイテス2の飼い主の方達には、全く無縁なお話しではないということを、感じて頂けましたら有難く思います。
実際、サイテス2の愛鳥の脚環を以前に外してしまいましたが、その後サイテス1に格上げになりました。
これは、現在ヨウムを飼われている方にも、数多く起きていることです。
他者への譲渡の際に必要になる、登録票を取得したいが、愛鳥に、マイクロチップを挿入しなくてはいけない為に、登録票が申請できない…という事態も、発生しています。
「種の保存法」の法改正による、危険なマイクロチップの愛鳥達への挿入は、サイテス1だけの問題では、決してないのだと…
愛鳥家の方全体で、真摯に考えなくてはいけない問題なのだと、私は改めて思いました。
先日、横浜小鳥の病院の海老沢先生に、りりーちゃんの、足環痕を診て頂きました。
りりーちゃんも、もうすぐ5歳になります。(足環も5年間はめているということ)
毎日、沢山遊び、飛び回るりりーちゃんの、足環周辺の足の状態は、足の裏側に、足環痕ができてしまい、決して綺麗とは言えない状態です。
足環も、よく気にして噛んでいますし、足環で、無理をさせているな…と感じることもあります。
りりーちゃんの場合は、足環は気になるけれど、痛みは、さほど感じていない様子です。
海老沢先生からは、「足環は、絶対に外さないようにして下さい。サイテス1の鳥へのマイクロチップの挿入による、鳥の悪い結果症例は、未だ聴いてはいませんが、マイクロチップは、異物になります。小さな鳥の体に、異物を挿入することは、決して良いことではありません。」
このように、お話を伺いました。
・横浜小鳥の病院のブログ
ヨウムの登録票申請の為、ヨウムのタムタムちゃんの、マイクロチップの挿入処置を行った際の記事になります。
http://avianmedicine.blog71.fc2.com/blog-entry-3875.html
全身麻酔の状態で、マイクロチップ挿入は行われます。
足環を外していた為、マイクロチップの挿入は、必須になります。
ヨウムは、2017年に、サイテス1に格上げになりました。
今、サイテス2の鳥種は、今後サイテス1に、格上げの可能性があります。
大変長文の記事を、ご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
平成も、いよいよ最後になりましたね。
平成の最後に、サイテスの記事を、まとめられて、良かったです。
お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。
私の平成は、平成元年に、オカメインコのルチノーのららちゃんを、生後三週間でお迎えして、その後、24年間可愛いららちゃんを、見守り続ける、幸せな日々でした。
そして、コバタンの、りりーちゃんを、生後4ヶ月で、お迎えして、悪戦苦闘しながらも、楽しい毎日を過ごしました。
私の平成は、幸せな鳥、日和でした。
おかげ様で、りりーちゃんは、6月に、無事に、五歳を迎えられそうです。
新しい時代も、良い時代になることを、祈りたいですね
平成31年4月21日
コバタン・オオバタン他・サイテス1 環境省「種の保存法」の登録票の更新手続き 締切日迫る
◎サイテス1の飼い主さんに、登録票がなくても可能な事柄
・動物病院で診察を受けられます
・入院も可能です
◎サイテス1の飼い主さんに、登録票がない場合は
・ペットホテルに宿泊できません
・他者へ預けられません
🔺但し非常災害時には
上記へ一時的に預ける事ができます
その後、了承が出ましたら、書類を宛先迄、郵送して下さい。
脚環の読み取り不可能な、サイテス1の鳥を飼育されている方は、マイクロチップの危険性を踏まえた上で、登録票を更新申請されるか否かを、決めて頂かなくてはいけなくなりました。
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いつも私のブログを、ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。
ナイス機能が、なくなりましたが、
ナイス機能の変わりの、一言コメントは、どうぞ無用で、お願いいたします。
理由は、私のブログの移行は、FC2、はてなブログの、いずれかを考えています。
コメントは、一記事に対して、20コメント迄しか移行できない為です。
今回の記事や写真に対しての、通常のコメントは、大歓迎です。
コメントを頂ける方、記事に対してのご質問を頂ける方は、是非お願いいたします。
どうぞ宜しくお願い致します
コバタンのりりーちゃんと軽井沢旅行に行きました♪~平成最後の年末に思うこと・・・
関西地方の台風の被害に合われた方のお見舞いを、心から申し上げます
先日の静岡県浜松市の火災で犠牲になった
多くのインコ達の冥福をお祈り申し上げます
前回のブログ記事、『NPO法人TSUBASA ヨウムMTBのお知らせ』の記事では、転載のご協力を頂きまして、誠にありがとうございました。
とっとっとさんには、ヤフーブログで、転載頂きました。
鳥の宮さんには、ヤフーブログで、リンク付して頂きました。
たろうさ01さんには、フェイスブックでシェアーして頂きました。
clust-RLNさんを始め多くの方に、ツイッターにてリツイートして頂きました。
心からの感謝を申し上げます。
前回の記事では、『NPO法人TSUBASAから絶滅危惧種のヨウムや、大型鳥をお迎えする意義について』を記載させて頂きました。
その後の、ヨウムについての最新のニュースや、最新の鳥達の密輸についての記事も、前回の記事に、追加でリンク付させて頂いております。
早いもので、平成最後の年末となりました。
今年は、本当に災害の多い大変な一年でした。
未だ未だ復興途中で、お辛い思いをなさっていたり、大変な思いをなさっている方も、大勢いらっしゃることと思います。
災害は、いつ何処で起きても、決しておかしくはないので、本当に様々な事を考えさせられました。
愛鳥の飼育についても、災害対策としての飼育を、今一度見直さなくては…と思いました。
例えば・・・
・ケージの配置位置(地震に備えての転倒予防)
・飲料水の補給について(衛星な状態をなるべく長く保てる方法)
・フードについて(留守宅を想定してのフードの分量、りりーは、ダイエットはしていないので、ケージの中のフードの分量を、少し多めに入れています
又災害時に備えての、フードの備蓄をする事他)
・長引く停電に備えての、日頃の温度管理
(普段から、あまり快適にし過ぎない他)
(例)我が家は、今の時期ですと、少し寒いな…という感じです。
りりーの部屋の温度は、19度~20度位です。
(注意・鳥の状態によっても、温度管理は異なります)
小鳥の飼育は、ポカポカの保温が推奨されますが、私は、代々の愛鳥達には、あまりポカポカの、快適にし過ぎない保温になる様に気をつけてきました。
適当な、ほどほど保温を、心がけてきました。(保温は大切です)
鳥種にもよりますし、元気な鳥にしかできない事です。
元気がない鳥や、体の弱めの鳥は、しっかり保温して下さい。
私は、日本の四季を感じられる様に、愛鳥達を育ててきました。
りりーは、大型鳥ですので(比較的、体も丈夫です)、未だ子供ですが、長引く停電などにも備えて、必要以上に保温しない様に、日頃から気をつけています。
今年も、りりーちゃんと一緒に、軽井沢に旅行に行くことができました。
11月初旬の日曜日、母とりりーの体調を確認して、お昼頃、我が家を出発しました。
関東地方は、小雨が降っていましたが、軽井沢は、晴れているとのことなので、雨の中、出発しました。
走り出してしばらくして、計器の故障に気がつきました。
スピードのメーターが、ゼロのままなのです。
高速を走っているのにも関わらず…ゼロ…
近くのパーキングエリアから、JAF、ロードサービスに連絡をしました。
「計器の故障は、よくある事で、ほとんどの場合、計器の部分だけの故障で、他の部分、内部から原因がきていることはないと思います。」と電話で確認を取りました。
日曜日で、ロードサービスは、3時間待ちでした。
その件もありまして、種の保存法の記事が続いてしまいました。
愛鳥達にとっては、とても重要な事柄ですので、取り上げておりますが、内容も、少し難しいですし、つまらないと感じた方もいらっしゃることと思います。
お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
そしてそんな少し難しい内容の記事もご覧頂きまして、お優しいあたたかいコメントを頂きまして、本当にありがとうございました。
2月のパブリックコメントにも、ご協力を頂きまして、誠にありがとうございました。
NPO法人TSUBASA ヨウムMTB【ヨウム限定里親会開催】のお知らせ~申し込み締切日7月20日
そしてこの酷暑続きの毎日で、被災された方々のことを想うと、本当に毎日辛い気持ちになります。
一日も早くライフラインが復旧して、通常の生活に戻れますように
お辛い中にも、一時でも癒しを感じられる瞬間がどうかございますように
心より願っております
私の前回の記事の、『ヨウムの絶滅危機について』の記事には、沢山の方々にご覧頂きまして、本当にありがとうございました。
そして多くの方々に転載のご協力を頂きました事に、心からの感謝を申し上げます。
ヤフーブログでは、とっとっとさんに転載頂きました。
ふぇりしあさんには、リンク付をして頂きました。
フェイスブックでは、たろうさ01さんに転載頂きました。
ツイッターでは、ぽんず@ボタンインコさんを始め多くの方々に、リツイート(転載)して頂きました。
インスタグラムでは、バジリコさんにリンク付をして頂きました。
私の稚拙な記事に、多くの方々にご協力を頂きました事を、決して忘れません。
本当にありがとうございました。
https://www.tsubasa.ne.jp/2018/06/27/ヨウムmtb-里親会/
現在は、ヨウム限定里親会のページは、見られませんが、このリンクから、NPO法人TSUBASAのホームページにすすめます。
今回は、私の前回の記事の、『ヨウムの絶滅危機について』の記事の中でご提案致しました、ヨウム限定の里親会が、NPO法人TSUBASAで開催されることになりましたので、お知らせさせて頂きます。
NPO法人TSUBASAは、飼い鳥(インコ・オウム・フィンチ)を飼えなくなった方から保護するレスキュー団体です。
保護した鳥たちの里親探しや、末永く鳥と人が一緒に暮らすための啓発活動も行っています。
又この件は、TSUBASAスタッフの方からも、拡散のご希望も頂いております。
拡散については、フェイスブックやツイッターは、TSUBASAのブログから直接進んで頂きまして拡散可能です。
又は、この記事の下の転載ボタンからお願い致します。
ご無理のないようで大丈夫です。
里親会の開催日(8月16日、8月19日)迄は、未だお日にちがございますが、申し込み者多数の場合は、抽選となる為、申し込み制になっております。
期日迄に申し込みされないと、里親会にはご参加頂けませんので、お気をつけ下さいね。
申し込みの締切日は、7月20日です。
申し込みの締切日が、迫っております。
ご興味がございましたら、お急ぎの申し込みをお願い致します。
又今回、もし抽選に外れてしまわれた場合でも、又今後も似たような企画をTSUBASAでは企画される予定があるそうですので、どうか次回のチャンスを楽しみに、TSUBASAのホームページやブログを、チェックして頂きたく思います。
それでは今回の里親会に参加するヨウムのプロフィールを少し覗いてみましょう。
みんな可愛いヨウム達ですね。
年齢も様々ですね。
みんな可愛い男の子ですね。
今回の里親会は、男の子のヨウムが中心です。
写真のヨウム達は、みんな可愛い過ぎますね。
可愛いヨウム達が、優しい里親さんの元で、幸せな、第二第三の鳥生を歩めるといいですね。
こうしてプロフィールを見て、このヨウムに決めた‼と思われて、里親会に参加されても、そのヨウムの里親さんに必ずしもなれる訳ではありません。
詳しくは、TSUBASAのホームページをご覧頂きたいのですが…
里親さんに決定する迄には、数回の受け入れご家族での面談などがあるそうです。
又お迎え後のレポートの提出などもあります。
又里親さんだから、鳥のお代金も無償という訳ではありません。
TSUBASAへの支援金という形で、金額も発生してきます。
鳥のお代金は、その鳥の年齢によって変わってくると伺がっています。
一見したところ、TSUBASAの上記のような制度は、厳しいように見えるかもしれませんが、里親になるという大変な行為を控えて行うのでから、当たり前なのかな?とも思います。
里親さんになることは、本当に大変なことだと思います。
鳥達にも、以前の飼い主さんとの思い出もあるでしょうし、鳥達にも長年の習慣、癖のようなものもついていると思います。
比較的大型鳥の中では、飼い易いとされているヨウムですが、神経質で賢くデリケートな鳥達も多く、里親さんを悩ませる問題も発生する可能性もあります。
又時には人間の健康被害にも直結する脂粉の量も、ヨウムは凄いそうです。
対策としては、空気清浄機を設置したり、毎日水浴びをさせたりする事で、少しは軽減できるかと思いますが、例えるならば、ヨウム一羽に対して、オカメインコが複数羽いる位の量を、覚悟されるとよいかのかなと思います。
大型鳥の中では、比較的鳴き声も許容できる範囲内とされているヨウムですが、大型鳥の体格ですから、中には大声量の場合もあるかと思います。
鳴き声に関しては、個体差があります。
ヨウムは、おしゃべりが上手な鳥が、比較的多いかもしれませんが、全てのヨウムがおしゃべりできる訳ではありません。
又おしゃべりが上手な鳥も、環境の変化や、年齢を重ねておしゃべりをしなくなったり、デリケートな鳥達には、様々な可能性があります。
賢くデリケートなヨウムは、毛引きをする可能性もあります。
毛引きは、癖のようなもので、病気ではない…と説かれる獣医師もいらっしゃいますが、獣医師でも治せない場合もある毛引きも、知能の高い鳥達、ヨウムには、意外と多く発生します。
又国際条約、ワシントン条約でサイテス1に格上げになったヨウムは、国内では、環境省、種の保存法で、第三者への譲渡の際など、厳しい規制がかかってきます。
環境省へ5年毎の更新制の、登録票の申請を行って頂ければ、第三者への譲渡もできますが、登録票がないのに、飼い主さんが飼育できなくなったヨウムは、動物園と一部の学術施設にしか移動ができなくなります。
又登録票を取得する際には、個体識別措置の義務付けが、6月の種の保存法、法改正により必須になりました。
読み取り可能な三桁以上の脚環や、マイクロチップの装着が、義務付けられています。
この件については、私のこちらの記事中で詳しく説明させて頂いています。
又今回も、長文になってしまい、本当に申し訳ありません。
TSUBASAでは、里親会は、定期的に行われていますが、今回ヨウム限定の里親会の事を、私のブログでも告知させて頂いている理由は…
私が、前回取り上げました『ヨウムの絶滅危機について』の記事で、TSUBASAから里親としてヨウムをお迎えする事を、提案させて頂いているからです。
前回の記事です。
『ヨウムの絶滅危機について~今、私達にできることは』
世界的大人気種のヨウムは、ワシントン条約サイテス1になってからも、密猟密輸が止まらず、ヨウムの現地、コンゴ共和国でヨウムの保護活動をされている西原智昭さんは、日本人にも、ヨウムの人口繁殖が確立する迄は、ペットショップでのヨウムのお迎えは控えて頂きたい。と警告されています。
ヨウムは、繁殖が難しい鳥種だそうです。
http://www.nikkei-science.com/201803_062.html
特に世界的人気種で、ペットの需要の高いヨウムは、その需要に対してのブリード、人口繁殖の供給数が合わない為に、野生のヨウムを捕獲するという密猟密輸が、続いてしまっているそうです。
ワシントン条約サイテス1に格上げになったことで、ヨウムが更に高値で取引される為に、密猟密輸は、深刻になっています。
西原智昭さんの報告では、野生のヨウムを20羽捕獲しても、密輸先迄、生き残れるヨウムは、1羽と聞いています。
19羽の野生の密猟密輸されたヨウムは死んでしまう…
ヨウムにとっては、過酷過ぎる密輸の現状があります。
そんな希少なヨウムを、里親さんとして、TSUBASAからお迎えしたらいかがでしょうか?と、私のブログの記事でご提案させて頂いた、丁度良いタイミングでの、TSUBASAでのヨウム限定の里親会でしたので、告知させて頂きました。
ヨウムの保護活動をされている西原智昭さんのクラウドファンディングのページです。
私も同じサイテス1のコバタンの男の子を飼育しています。
大型鳥は、寿命の問題もあり、ヨウムの平均寿命は、約50年とも聞きますが?
中々簡単には買い始めることができない…と考えている方も多く見受けられます。
でも里親さんでのお迎えならば、少し年を重ねた鳥ならば、お迎えする事も可能になりますし(終生飼育も可能そうである)、年を重ねた鳥にも又、良い点、メリットもあると思います。
年を重ねた鳥は、若鳥とは違い、落ち着きがある場合も多いです(個体差があります)
以前の飼い主さんと、コミュニケーションをとり、飼い主さんが、飼育に対しての躾を行って下さっている場合は、里親さんとの、新たなコミュニケーションも、比較的スムーズにできる場合もあると思います(個体差にもよります)
若鳥ですと、一から躾を行わなくてはいけません。(ケージから出して、飼い主さんとコミュニケーションを取る場合)
勿論悪い点もあるかもしれませんが…
鳥が、里親さんの元にいくことは、鳥にとっては、環境が変わりますので、ストレスになる場合もありますし、里親さんに慣れる迄も、時間がかかる場合があります。(個体差があります)
里親さんの元で、鳥との関係性が、必ずしも上手くいくとも限りません。(個体差があります)
鳥も、年数を重ねてきた分の、癖のようなものがあり、里親さんにも、受け入れて頂かなくてはいけない面もあるかもしれません。
大型鳥の男の子は、一般的に寿命が長い場合が多く(個体差もありますが、鳥類の男の子は、女の子よりも病気は少なめと言われています)、
更には、鳴き声も女の子よりも男の子の方が大きい場合も多く(個体差によります)、発情期には、大変攻撃的になったりもします。
我が家の大型鳥の男の子、コバタンのりりーは、性格は、デリケートな一面もありますが、基本的にはとても活発です。
大きな嘴での破壊活動は、凄まじいものがあります。
(家が荒らされないように、市販のおもちゃなどを、常に与えなくてはいけません)
飼育には、餌代の他にも、賢いヨウムが退屈しないように、おもちゃ代も必要となります。
色々と記載致しましたが、お迎えする鳥との出逢いは、運命なのかな?とも思います。
TSUBASAスタッフの方は、知識も豊富ですし、アドバイスも適切です。
お迎え後も、引き続き相談にのって頂けるというのは、寿命が長い大型鳥を飼育する飼い主さんには、本当に有り難いことだと思います。
又今回抽選に外れてしまわれた場合は、ボランティアとして、TSUBASAの活動にご参加頂けると、鳥達とも仲良くなれる機会があるかな?とも思います。
TSUBASAでは、ボランティアさんを随時募集しています。
ヨウム以外の里親会は、定期的に行われています。
『追記しました』
ツイッターや、YouTubeなどで、おしゃべりが、とても上手なヨウムをご覧になって、ヨウムお迎えに憧れる方も多くいらっしゃると伺います。
でも、実際に、お迎えしてみたら、全然おしゃべりができないから、手放す方もいらっしゃるとか?
おしゃべりは、得意不得意がありますので、お迎えしてみないと、おしゃべりの才能があるのか否かは、全く分かりませんので…
おしゃべりに、お迎えの重点を置くことは、とても危険なことです。
又、おしゃべりは、鳥自身に危害はないと思いますが…
同じく、鳥さんの撫で撫で動画も、癒されて、とても可愛いので、人気がありますが…
でも、鳥類は、医学的に診て、あまり沢山の撫で撫でをすることは、愛鳥さんの病気に繋がる場合も多くあり、推奨されていません。(特に背中など)
鳥自身は、撫で撫でして欲しくても、他の動物のように沢山の撫で撫では、鳥類は、できない場合も多くあります。
鳥類の撫で撫では、特に背中などは、女の子については、深刻な病気の問題に発展する場合もあります。
男の子は、女の子程ではありませんが、男の子も、病気に発展する場合もあります。
撫で撫で動画に憧れて、大型鳥をお迎えする…というのも、おしゃべり動画に憧れて…と同様に、危険があるという事を、覚えておいて頂きたく思います。
(2019年2月に追記しました)
私は、子供の頃、通っていましたレストランにいたキバタンに憧れて、いつか白色オウムを飼育したいと思いました。
そう思ってから30年以上経過しても、その気持ちは変わることはありませんでした。
寿命の問題、後継者の問題、自身の健康の問題、経済的な問題…
様々な問題が人生にはあると思いますが・・
生き甲斐になる。
強くなれる。
という考え方もあると思います。
好きだと感じる強い気持ちは、大人になった今だからこそ尚、大切にしていけるといいですよね。
それでは、大変暑い毎日が続きますので
ヨウムの絶滅危機について~今、私達にできることとは……西原智昭氏『絶滅の危機にあるヨウムを救いたい!クラウンドファンディング』のお知らせについて~ヨウムの絶滅危機は、日本も無関係ではない~
コバタンのりりー・ワシントン条約サイテス1
先月の「環境省の種の保存法のパブリックコメント」のご協力をお願いした記事を受けて、多くの方々にパブリックコメントのご協力をして頂きました。
本当にありがとうございました。
愛鳥家の方々と、心を一つにして、物事に取り組むということは、素晴らしいことであると思いました。
又私の記事を多くの方々に、ご転載頂きました。
ヤフーブログでは、とっとっとさん、ふぇりしあさんが、転載下さいました。
インスタグラムでは、バジリコさんが、記事を載せて下さいました。
ツイッターでは、clust-RLNさん、ろう飼い主さんを初め、多くの方々に、リツイートして頂きました。
皆様のお力で沢山の方々に、種の保存法の法改正のことを、パブリックコメントのことを、知って頂くことができました。
そして実際に多くの愛鳥家の方に、パブリックコメントをして頂きました。
心からの感謝を申し上げます。
サイテス1、2を越えての愛鳥家の方々の、鳥さんを想う気持ちや、愛情に触れることができて、とても感動しました。
「フリーク」で、ブロ友さんとオフ会を開催
・西原智昭さんインタビュー第5回
「ヨウムの絶滅危機は日本も無関係ではない」
「絶滅の危機にあるヨウムを救いたい!クラウドファンディング」
http://www.news-pj.net/movie/56503
難しいお話しが続いてしまって申し訳ないのですが、今回は、今年6月に施行される、種の保存法の法改正とも、深い繋がりが考えられる、ヨウムの絶滅の危機についての情報を、お伝えしたいと思います。
現在、ヨウムの生息地のコンゴ共和国で、ヨウムの保護活動を行われている、西原智昭さんが、ヨウムについての様々な情報を、発信して下さっています。
西原智昭さんは、コンゴ共和国で、長きに渡り自然環境保全活動に取り組まれています。
詳しくは、上記サイト、西原さんの「ヨウムの絶滅危機は日本も無関係ではない」のサイトを、ご覧頂きたいのですが…
現在西原さんは、ヨウムの保護活動の資金を幅広く集める為に、「密猟されたヨウムを救う為のクラウンドファンディング」を実施されています。
「FREAK」では、可愛い鳥と楽しく過ごせます
はっちさんとふぇりしあさんと、ご一緒でした
・「密猟されたヨウムを救う為のクラウドファンディング」
クラウドファンディングは、3月31日迄の予定でしたが、資金も予定額に到達していないこともあり、未だしばらくの間は、続行されるそうです。
クラウンドファンディングは、金額も発生することですし、特に私が関係している訳でもなく、私からのお願いという訳ではありません。
私は、ヤフーブログの愛鳥家の方々と、ヨウム関連の情報を共有したくて、お知らせしている…というスタンスですので、どうぞクラウンドファンディングについては、ご自由にお願い致します。
クラウドファンディングは、500円位の少額から、どなたでもご参加頂けます。
ヨウムの絶滅危機についての、西原さんの発信されている情報については、ヨウムを飼育されている方は勿論のこと…
今後ヨウムを飼育したいとお考えの方に…
サイテス1、2を越えた愛鳥家の方々に…
そして鳥を飼育されていなくても、私達が暮らす美しい地球から、今絶滅の危機に直面しているヨウムについて、知っておいて頂きたい重要な事柄である…と私は考えています。
5歳児並の知能を持つと言われる賢い鳥
今回の記事で取り上げているヨウムもいました
ヨウムの絶滅危機については、詳しくは、西原さんの「ヨウムの絶滅危機は日本も無関係ではない」のサイトに、すべて記載されているのですが…
最も重要事項のみ、私も下記に記載させて頂きます。
・西原さんが発信されている、ヨウムについての情報を、ヨウムのおかれている過酷な現状についてを、多くの方々に伝えて頂きたい…ということ。
・ヨウム一羽が、日本に輸入される、又は密輸される為には、その陰には、20羽のヨウムが死んでいる…ということ。
・ヨウムは、ワシントン条約でサイテス1に格上げされて、本来輸入も規制がかかっているはずなのに、サイテス1の格上げと同時にヨウムの売値が、はね上がっている為、ヨウムの生息地では、密猟、密輸が繰り返され、ヨウムには、以前より更に過酷な状態が強いられている…ということ。
・ヨウムは、繁殖が非常に難しい鳥種である。
このことは、今ペットとして飼われているヨウムのほとんどが、野生種であることを示唆している。
はっちさんのプリンちゃんと桃ちゃんです
はっちさんは、愛鳥家インコライダーさんです
・ヨウムの密猟、密輸が横行する現在の状態では、日本の方々、世界の方々には、ヨウムをお迎えすること、購入することは、控えて頂きたい…ということ。
これは、永久的な措置という訳ではなく、現在ヨウムのおかれている状況を憂慮して…
ヨウムの人口繁殖が確立するまでの期間の、ヨウムの購入を控えて頂きたい…ということ。
ヨウムは、日本を筆頭に、世界的に人気のある、正に今、時の鳥です。
多くの方々が、ヨウムのお迎えを希望されても、ヨウムは、繁殖がとても難しい鳥種であり、ヨウムの人口繁殖が、未だ確立されていない現状では、結局、ヨウムの生息地での密猟、密輸を横行させる結果に繋がってしまいます。
日本に暮らす私達に今、ヨウムを絶滅させない為にできること…
それは、愛鳥家の方々に、ヨウムのお迎えを、控えて頂きたい…ということ。
ふぇりしあさんのぴょろちゃんとベリィちゃん
ふぇりしあさんは、勉強家でご熱心な愛鳥家
ブロ友さんのふぇりしあさんが、西原さんの講演会「知らないこと。知ることの必要性。~なぜヨウムの密猟は急増するのか~」を、実際に聴講されて、ブログで記事にされています。
下記サイトになります。
ふぇりしあさんのブログ「インコはかすがい メキシコシロガシラインコのぴょろ」
実際に西原さんの講演会を聴講されて、ブログの記事にされている方は、なかなかいらっしゃらないのでは?と思います。
とても貴重な記事である…と思います。
西原智昭著者の最新書籍です
西原さん著者の書籍「コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から」
から、ヨウムについての関連性を感じました大切な箇所を、抜粋させて頂きます。
P200ページより
ヨウムは、世界各地でペットとして高い人気がある。かわいらしい容貌の上に、人間の言葉を真似るのが上手であるなどが理由だ。
その知能は人間の四~五歳の幼児並みであるらしい。
しかし獣医の報告によると、ヨウムの人口繁殖の成功例は多くないという。
このことはぺットとして飼われているヨウムのほとんどが、野生種であることを示唆している。
この点、通常のペットとして売買が可能になっている他のオウムやインコとは大いに異なる。
世界的人気種のヨウムは、繁殖が難しい鳥種
「FREAK」は、埼玉県にあるオウム専門カフェ
P250ページより
みんな生きている。見よ!すべての野生生物を!動物ならみんな必死に何かを求めている!植物なら伸びようとする伊吹!少なくとも、それらは積極的に死を求めているとは全く見えない。その生と生とが絡み合い、複雑な幾層にもなる関係を持ち、全体のシステムのバランスを保っている。そのバランスを保つ過程で、突然の環境変異によって、あるいは長い年月をかけての自らの変化・変貌に応じて、生き続けるものは生き残り、進化するものは進化し、死に絶えるものは絶滅してきた。それは自然のもの、そして自然にしかわからない「自然のシナリオ」であったし、今もそのシナリオは継続中のはずである。
人もそのシナリオの一部だった。しかし人はやがてもう二度と元に戻らないほど大規模に自然を破壊してきた。そんな中、自然も何とかバランスを保ちながらシナリオを起動修正しているにちがいない。しかしそのバランスの軋みが激しくなれば、いかなることが起こるだろう。
保全の仕事というのは、自然がもつシナリオを書き換えることではない。それは不可能だ。
できることは人間が自己規制することである。そして自然独自のシナリオへの影響を最小限にすること、それは人間の諸活動とのバランスをとりながら野生生物や自然を守ることに他ならない。
タイハクオウムとアカビタイムジオウムが親鳥
パンダコカトゥー・ハイブリッド(フリーク)
西原さんの著者を、一読させて頂きました。
ヨウムのことは、あまり記載されていませんでしたが、ヨウムが、生息地でおかれている環境や状況については、よく理解することができる書籍でした。
私は、この書籍を読ませて頂き、西原さんのサイトを拝見させて頂いた時…
16世紀に行われていた、アフリカの奴隷貿易を思い出してしまいました。
ヨウムの姿が、奴隷貿易に重なりました。
奴隷貿易は、ヨーロッパ諸国が、アフリカ人に武器を渡し、ヨーロッパ諸国は、手を汚すことなく、アフリカ人により、アフリカ人を奴隷として、ヨーロッパ諸国に差し出させた、酷く悲しい仕組み…
アフリカ人は、奴隷として、奴隷船で、様々な国に送りこまれました。
奴隷船は、酷い環境であり、人は鎖でつながれたままで、目的地に着けずに、海の底に沈んだ奴隷船も多いと聞きました。
世界遺産に指定されている、奴隷貿易の拠点とされたゴレ島の「帰らずの扉」は、深い悲しみの象徴そのものです。
空飛ぶ子犬…と称される可愛い鳥
オオバタン・サイテス1(フリーク)カナちゃん
アフリカが、ヨーロッパ諸国により植民地として分断された時も、ヨーロッパ諸国は、当時の地域間の民族や宗教の問題について、何も考えないで地図上で、国を分断した為に、各地域の民族間での争いの引き金になりました。
それは、その後アフリカ人を、現在に至る迄、長年にわたり苦しめ続ける紛争にもつながりました。
人類発祥の地であると言われるアフリカ大陸は、動植物、海洋魚は勿論のこと、石油、熱帯の森林、金、銅、ダイヤモンド、レアメタル、世界でこの大陸だけにしか存在しないものも数多く…
貴重な、稀少なものに満ちた素晴らしい大陸でもあります。
ヨウムも、その一つです。
だからこそ様々な国から、あらゆる意味合いで狙われ続けてきました。
ヨウムの生息地や、周辺諸国は、未だ未だ生活環境が苦しく、悪いことだと分かっていても、生活の為に、ヨウムの密猟、密輸に手を染めてしまう人もいるそうです。
ターザンのように活発なコバタンのりりー
西原さんの著者に、西原さんが、環境保全の業務を教授する為に、長い期間大切に育ててきた現地の人が、結局は収入の良い、森林伐採の開発業者に、転職した話にふれていました。
理由は、子供達を進学させる為に、もっとお金が必要であるということだったそうです。
勿論現地のすべての人が、そういう訳ではなく、内線の戦下でも、西原さんの指示を忠実に守り、環境保全の任務を貫く、責任感の強い人もいるそうです。
生活が苦しい、ヨウムの生息地周辺に暮らす人達は、ヨウムには感心はなく、ヨウムをめぐるお金に感心があります。
現地の人達の生活環境が整い、経済が発展して更に潤い、教育水準が向上し、人々が、ヨウムの密猟、密輸が必要ではない状態に、将来的に実現できれば、本当に良いのですが、先進諸国による長きに渡る援助や支援なども、なかなか上手くいっていないことが現状です。
ヨウムの絶滅の危機を考えると、時間はありません。
長く立派なトサカが、チャームポイントです
ドル箱鳥のヨウムが、空を飛んでいる…
現地の方から見ると、私達に例えれば、諭吉さんの札束が、空を飛んでいる感じでしょうか…
私は学生時代に、ネパールの村を支援する…というチャリティーコンサートに参加したことがありました。
収益金は、それなりにありましたが、主催者の友人は、収益金を、ネパールの人達に、小口現金に分けて、数回に分けて寄付していました。
友人は、お金が適切に使われているか、一部の人のところだけで、お金が使われていないかなどを、その後もチェックしていました。
発展途上国の人達に、大金を手渡ししてしまうと、渡された人を泥棒に転落させてしまう可能性があるから、お金を渡す、こちら側が気をつけてあげなくてはいけない…と友人は話していました。
脚でスプーンを持ち、上手に食事をします
アフリカの人は、奴隷貿易の時代から、先進諸国によって踊らされていた歴史があり、それは現在も未だ尚続いているようにも見られます。
奴隷貿易では、多くのアフリカ人をアフリカから流出させました。
その為に、その後のアフリカ諸国の発展に、多大なる障害をもたらしました。
植民地の分割では、現在の紛争にもつながる程根深い、部族間や民族の対立の引き金を作り上げました。
又アフリカ諸国は、植民地時代の産業を受け継いだ第一次産業の農作物などに、頼り続けるしかない国も多く、世界的に見ても、貧困地域となっています。
ヨウム生息地周辺の人達は、生活が貧しく…
だからこそ先進諸国が、ヨウムを希望すれば、密猟、密輸でも、ヨウムを差し出してしまいます。
ヨウムの密猟は、一部の悪い人達だけでは、沢山のヨウムを集めることは困難な為に、現地の一般の人も巻き込んでしまう傾向もあります。
脚を開脚しています。柔軟性があります。
一万円札の慶應義塾大学を創立した福沢諭吉は言いました。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
意味合いが、少し違うかもしれませんが…
ヨウムを絶滅危機に迄、追い込んでいるのは、先進諸国が、ヨウムを希望していることが原因の一端でもあり、又ヨウムの生息地周辺諸国の国々は、非常に貧しい生活環境で、ヨウムを保護するどころか、生活の為に、密猟、密輸に手を染めてしまう場合も多いのであるならば、先進諸国が、ヨウムを買い控えるという救済処置は、当然のことであるようにも思われます。
グローバルな現代社会である以上、先進諸国と、発展途上国という、援助する側と援助される側の関係や枠組みを抜きにして、一個人としての、人対人として、助け合える気持ちや姿勢を持つことは、とても大切な必要なことであると思います。
黄色のほっぺの中には、大きな耳があります。
私は、ヨウムを飼育していませんが、同じワシントン条約のサイテス1である、コバタンのりりーちゃんを飼育しています。
コバタンのりりーちゃんは、愛知県のロロスバードファームという、大型鳥の繁殖に取り組んでいるブリーダーさんから購入しました。
ロロスバードファームでも、コバタンは、ほぼ毎年、雛鳥が複数羽誕生しており、重要と供給のバランスも、比較的良い状態に見えます。
ロロスで、今年生まれた雛鳥は、来年の春先迄、ロロスにいるようですが、お迎え先が決まらない大型鳥は、別のお店、販売店に移る様子です。
りりーちゃんは、同時に二羽生まれた卵のお兄ちゃんの方なのですが、同時に生まれた卵の弟くんは、未だお迎え先が決まらず、販売店にいます(涙)
弟くんも、もうすぐ4歳になります。
ことりやは閉店しましたが鳥は販売しています
千葉県市川市の鳥カフェ「kotoriya」にて
ヨウムは、非常に繁殖が難しい鳥種であり、ロロスバードファームでも、毎年は、雛鳥は、誕生していません。
もしロロスで、ヨウムの雛鳥が生まれたのならば、アイドルのコンサートチケットのように、あっという間に売れてしまいます。
ヨウムが、翌年の春先迄、別の販売店に移る時期迄に、お迎え先が決まらないことなどありえないことですし、りりーちゃんの弟くんみたいに、ロロス出身のヨウムが、4年近くもお迎え先が決まらないということは、決してないことであると言えます。
ヨウムは、非常に繁殖が、難しい鳥種であり、
重要と供給のバランスを取ることも、とても難しい現状があります。
私のようなただのおばさんから、ヨウムのことをあれこれ言われると、腹立たしく思われる方もいらっしゃると思うのですが…
私は、西原智昭さんのヨウムに対する情報を、愛鳥家の方々と共有したくて、西原さんの政策をお伝えしている…というスタンスです。
世界で一番美しい鳥と称賛されている鳥種
クルマサカオウム・サイテス2(kotoriya)
人が、ヨウムを飼いたい…という強い気持ちは、誰にも止めることはできないことであると思いますが…
ご提案が二つあります。
1、NPO法人TSUBASAからヨウムをお迎えして、里親になること。
TSUBASAは、インコやオウムの保護活動を行っています。
ヨウムの里親募集は、件数的には少ないかもしれませんが、時々発生しているのを見かけます。
鳥との相性がもし合えば、実現することも夢ではありませんし、ヨウムを手離された方の想いや愛情を引き継ぐことができる、里親になることは根気のいることで、とても大変なことでもありますが、何事にも変えがたい、素晴らしいことであると思います。
2、違う鳥種に目を向ける。
私は、基本的に鳥が大好きなので、コバタン以外の鳥種も、とても好きです。
オカメインコは、25年近く飼育していましたし、サイテス1のコキサカオウムやオオバタンにも、憧れがありました。
りりーちゃんを、お迎えする際に、最後迄お迎えを悩んだ鳥種は、サイテス2のクルマサカオウムでした。
最終的には、コバタンに決めましたが…
もしヨウム以外にも、お好きな鳥種がいる場合は、ヨウム以外の鳥種に目を向ける‼ということも、一つの道であるのかな…と思います。
真下からの撮影・変顔撮れました…
コンゴには、コンゴ共和国とコンゴ民主共和国があります。
コンゴ共和国は、西原さんが、ヨウムの保護活動を行っている、外務省の海外安全情報では、レベル3の、渡航中止勧告が発令されている国です。
渡航中止勧告が発令されてはいますが、アフリカ諸国の中では、情勢は比較的落ち着いているように見られます?
コンゴ民主共和国は、以前は野生のヨウムが見られましたが、取り尽くされてしまい、現在は野生のヨウムが見られなくなってしまった、外務省の海外安全情報では、レベル4の、退避して下さいの、退避勧告が発令されている、アフリカ諸国の中でも、情勢が不安定な国です。
コンゴ民主共和国では、第二次世界大戦以降で、最多の死亡者数を出す程の内線状態で、現在も続いていますが、日本では、その事柄については、ニュースでもほとんど取り上げられていません。
日本は、大規模な紛争が続く中東のニュースは取り上げます。
中東は、日本の石油輸入事情の大部分を頼る、日本のライフライン、生命線でもあるから、又ニュースにも上がるのだと思います。
世田谷区の砧公園にて…桃が綺麗でした…
多くの死者数を出し、世界で最も貧困地域、苦しんでいる人達が大勢いる、それが、かつてヨウムが生息していた地域や、現在のヨウムの故郷の周辺諸国です。
そしてそこにいる人々が、こんなにも大変な時でも、日本のニュースにも、ほとんど取り上げられることはありません。
世界的に見ても、孤立している現状があります。
アフリカ諸国の情報事態も不足していますが、ヨウムの情報も、日本では不足しているのが現状です。
更には、ヨウムの絶滅危機の情報だけではなく、ヨウムがワシントン条約、サイテス1に格上げになったことをご存知でない、ヨウムの飼い主さんも、未だいらっしゃることと思います。
ヨウムの絶滅危機に対して、今私達が取り組むべきこと…
私は、やはり愛鳥家の方々とのヨウム関連の情報の共有こそが、最も重要なことであると思います。
ドライブが大好き‼お出かけが大好き‼
そして今回、ヨウムのワシントン条約、サイテス1の格上げと時期を同じくして、環境省の種の保存法の法改正が行われて、本年6月から施行されることに決まりました。
個体識別措置の義務付けなどです。
個体識別措置の義務付けをしたから、だからヨウムの密猟、密輸を無くせる…というものではない…と私は思います。
サイテス1の鳥達には、マイクロチップの挿入など、生命を脅かす危険な措置を、強いられる場合があります。
サイテス1の鳥達には、生命の危険を脅かす、マイクロチップまで挿入させなくてはいけない、
そんな酷い過酷な処置を行わなくてはいけないのです。
それでも未だ尚、ヨウムの密猟、密輸を止められない。
そんな現状が、今後も続いていく…
鳥達を、どんどん不幸にする現状で…
本当に、これで良いのでしょうか。
今、ヨウムを絶滅させない為に、私達ができることを、真剣に考えなくてはいけない時なのだと思います。
お伝えしたかったのは、西原智昭さんの政策なのですが、ヨウムの密猟、密輸については、どうしても一部の悪い人達だけが行っている…という見方になってしまうので、一部の悪い人達を取り締まることにも限界があり、様々な視点と角度から、ヨウムの絶滅については、考えていかなくてはいけないことであると、私も思いました。
「ニギコロ」が大好きです。370gあります。
今回も又、とても長文の記事になってしまいました。
稚拙な文章であり、押し付けかましい…と感じられた点も、多々あったことと思います。
不快なお気持ちになってしまわれた方もいらっしゃることと思います。
本当に申し訳ございませんでした。
深刻な内容で、難しい問題である長文の記事を、最後迄お読み頂きましたことに、心からの感謝を申し上げます。
私達の可愛いヨウムが、
野生から絶滅することのないように…
幸せに暮らせるように…
願いを込めて…
Lots Of Love
女の子に見えます…本当は男の子です…
ご協力願います!『環境省 パブリックコメント』種の保存法 法改正 平成30年6月1日施行 ヨウム・コバタン【ワシントン条約 サイテス1】
その際に、様々なご反響を頂きました。
私自身も、とても驚いております。
私のブログを受けて、ご連携をして頂だいたり、又初めてコメントを下さった方も、複数名いらっしゃいました。
皆様の愛鳥さんを、大切に想うお気持ちに、熱意に、私もとても感動致しました。
本当にありがとうございました。
又先日のブログの記事をきっかけにして、丁度、平成30年6月1日施行の、種の保存法が改正されていて、現在、環境省のパブリックコメントを実施していることを知りました。
種の保存法の法改正は、サイテス1の鳥類に深く関係するところでした。
環境省のパブリックコメントは、締切が間近です。
2月24日締切です。
パブリックコメントを、お願いできます方が、いらっしゃいましたら、是非とも宜しくお願い致します。
鳥をお好きな方、鳥に興味のある方、サイテス1、2に関わらず鳥飼の方、一件でも多くの方のご意見を必要としていますので、是非ともご協力を、どうぞ宜しくお願い致します。
パブリックコメントは、私の下記の文章を、コピー、又は抜粋して頂いても、全然構いませんので…
選挙活動みたいになってしまって、本当に申し訳ありません…
鳥達の生命を脅かす、そして鳥達の幸せを奪う、危険な法改正が、決定事項として、平成30年6月1日から施行されようとしています。
私の拙い、微力なブログですが…
皆様にお願いしないではいられないような、過酷な残念な法改正になっています。
環境省のパブリックコメントは、種の保存法が改正されて、本年の6月1日から施行されるのに伴い、国民から意見を求めるという義務的なものなので、ここで環境省にパブリックコメントをしたから、改正された法律が変わる。という訳ではありません。
環境省にパブリックコメントをしても、無意味である…と感じる方もいらっしゃるかと思いますが…
パブリックコメントをしない…ということは、反対意見も、全く環境省には、届きませんし、極端な話ですが、何もコメントをしないことは、法改正に、了承している、むしろ賛成である…ともとられかねません。
最悪、今後更に酷い過酷な法改正の可能性だって、否定はできません。
環境省に、パブリックコメントの意見を、一件でも多く出すことは、大切なことであると思います。
環境省に、何も言わないことは、何も伝わらないことですし…
何もないものと同じだと思いますから…
又今回のブログも、長文になってしまいそうなので…
いつも本当に申し訳ありません。
環境省へのパブリックコメントの提出方法から記載させて頂きます。
・環境省のパブリックコメントの提出の為の、記載方法についてですが…
環境省のホームページから、
申請・届出・公募の項目の中のパブリックコメントをクリックして、
意見募集案件をクリックして、
環境保全、自然保護の項目の、案件番号、195170055、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令案」等に対する意見募集について、ここをクリックして、
一番下の意見提出フォームへ、ここに入力して頂いても可能ですし…
他の方法は…
同じページから、意見募集についてをクリックして頂きますと、報道発表資料のページが出てきます。
このページに、パブリックコメントの提出方法がでています。
郵送、FAX、メールなど記載されております。
報道発表資料の一番下の方に、今回の改定案についての添付資料があります。
鳥類については、資料1、資料4が、重要になります。
それでは具体的にどのような点について、パブリックコメントをしていけばいいのかを、ご説明させて頂きます。
ワシントン条約は、人間による過剰な取引によって、絶滅するおそれのある野生生物を、保護するために生まれた条約です。
特定の野生生物について、国際間の取引の禁止、制限をしています。
ワシントン条約では、絶滅のおそれのある野生動植物を、その必要性に応じて、サイテス1~3までの3つのランクに分類し、規制しています。
コバタンのりりーちゃんは、サイテス1の分類で、野生では、絶滅危惧種とされており、国際希少種という分類です。
日本国内での、ワシントン条約サイテス1の鳥類の取り扱いは、この種の保存法によって規制されています。
他にも法改正されている項目もありますが、当ブログでは、省略させて頂きます。
マイクロチップの埋込み、又は脚環での個体識別措置が、義務付けられました。
脚環は、環境省の基準を満たしている製品で、三桁以上の文字、数字が入っていれば、既存の番号で対応可能だそうです。
通常、脚環をしている鳥には、問題なさそうなのですが…
新たに新しい番号が決められて、登録する訳ではありません。
・脚環の問題点と危険性について
脚環の場合は、擦りきれるなどの経年劣化の可能性があります。
又一般的には、脚環の後付けは、難しい場合が多いそうです。
脚環の交換は、必ずできるとは限りません。
脚環も、サイズが合わなかったり、体質的にどうしても合わなかったり、苦労されている方もとても多いですし、脚環での危険な事故、何かに引っ掛けたりなども多いので、もう既に、鳥によっては、危険な脚環を外している飼い主さんもいらっしゃいます。
脚環の後付けとしては、オープンリングの装着があります。
成功する場合もありますし、無理な場合もありますと、専門家の方からは、伺っています。
但し、オープンリングは、後付けできる為、今回の法改正で義務付けされた個体識別措置では、認められませんでした。
クローズリングのみが、今回の個体識別措置の適用になりました。
クローズリングは、通常、幼少時期に装着します。
成鳥になってからでは、装着は、難しいとされています。
・マイクロチップ埋込みの問題点と危険性について
現在は、鳥用のマイクロチップではなく、犬猫用のマイクロチップを使用しているそうです。
鷲や鷹ぐらいのサイズの鳥には、大きいことはないのかもしれませんが、体が大きくないヨウムやコバタンなどの鳥には、マイクロチップのサイズが大きいように思われます。
→今回の法改正を受けて、一部の動物病院では、小型のマイクロチップの導入を検討されていると伺いました。
鳥への、マイクロチップの埋込み経験のある獣医師さんが、少ないことも懸念されます。
鳥は、繊細で、神経質で、毛引きなどをすることがあるのですが、マイクロチップの埋まっている箇所が気になって、毛引きになってしまうケースもあり、繊細なヨウムの例では、マイクロチップが、気になって、体のマイクロチップが埋まっている箇所の肉まで、かじった鳥もいるそうです。
脚環の刻印が読み込めなくなった時に、鳥が、高齢鳥になっている可能性が高いのですが、マイクロチップを埋込んで、万が一、マイクロチップが壊れたら、手術で取り出すという行為を行わなくてはいけなくなります。
哺乳類と違って、鳥類は注射のリスクが高く、注射でショック死した鳥がいる事例もあります。
実際、動物園を逃げ出した、コンゴウインコに麻酔を打ったら、そのまま亡くなったという話は、記憶に新しい話です。
マイクロチップの寿命は25~30年程で、大型鳥は長寿の場合、長い例では、50~80年程の寿命がある場合もあるので、無事に埋め込んでも、生涯必ず一度は壊れることが予想されます。
鳥の寿命より、マイクロチップの寿命が先にくるという意味です。
長寿の為、マイクロチップの埋込みと、取り出しが繰り返し行われる為、麻酔と手術を、強いられる事になります。
それも高齢鳥になってからも尚、行わなくてはいけなくなります。
あまりにも残酷過ぎる話です。
マイクロチップは体内で移動する事もあります。
鳥の医療は、犬猫に比べると、とても遅れています。
更に鳥を観てもらえる、鳥専門の獣医師さんが在籍している病院も少なく、鳥に、マイクロチップの埋込みをされている獣医師さんが、どの位いらっしゃるのか?
又マイクロチップの出し入れなどの手術ができる獣医師さんは、果たしてどの位、日本にいらっしゃるのでしょうか?
大変疑問に感じます。
知能が高く、神経質で、繊細な大型鳥は、無理な手術のストレスで、落鳥する可能性もあります。
大切な家族である、愛する愛鳥さんが、種の保存法の法改正に従うことによって、落鳥し、もう二度と会うことが叶わなくなるのです。
りりーちゃんをお迎えした、ロロスバードファームから紹介して頂きました、アメリカで鳥類学を学ばれた、先進医療の鳥の病院の獣医師さんから、ロスト対策での、マイクロチップの埋込みを勧められました。
その獣医師さんは、複数の大型鳥にマイクロチップを埋込んでいるそうです。
マイクロチップの埋込みについては、他の獣医師さんにも複数件相談しましたが、ロスト対策のマイクロチップの埋込みは、必要ない…とお話しの獣医師さんが多かったのと、マイクロチップの鳥への埋込みは、鳥の体に危険である…とお話しの獣医師さんが多かったので、マイクロチップを勧めた獣医師さんには、お断りした経験がありました。
マイクロチップのことを、ご相談した他の複数名の獣医師さんはすべて、マイクロチップには反対でしたが、お一人の獣医師さんは、反対ではありませんでした。
サイテス1の鳥類は、環境省に登録票を申請して、登録票を取得すれば、第三者に譲渡することが可能になります。
相続人への譲渡ならば、登録票は必要はありませんが、この登録票がないのに、第三者に譲渡した場合は、種の保存法により、法律違反になり罰則が発生します。
飼い主さんが、サイテス1の鳥を飼育できない状況になってしまった時に、環境省に登録票の申請をしないで、相続人もいなかった場合は、サイテス1の鳥は、動物園と一部の博物館や大学の研究施設にしか、引き取り手がなくなります。
今迄の種の保存法では、サイテス1の鳥類は、環境省に登録票の申請を一度行えば、永久的に登録票を保持できる…という法律でしたが、今回の法改正によって、最初の一回は二年に一度、その後は、五年に一度の更新制度に決まりました。
今迄は、サイテス1の鳥を購入する場合は、最初の一度きりで良かったので、ペットショップが手続きを行ってくれる場合も多かった為、複雑な手続きに不慣れな飼い主さんも多くいらっしゃると思われます。
サイテス1の鳥類の平均寿命は、約40年前後の長い場合が多いので、5年に一度では、期間が短いと思います。
例えば10年に一度にして頂きたい。と希望した場合は、種の保存法の別の項目の法改正も同時に必要になるそうです。
現在、種の保存法では、このような更新制度では、五年が、一番長い期間に法律で決まっているそうです。
私は、この更新制度については、反対の意見です。
何故なら更新制度にすることによって、サイテス1の鳥が、今以上に登録票がなく、動物園などにしか行き場のない鳥が増えると思うからです。
現在の種の保存法では、サイテス1の鳥を、第三者に譲渡する場合に、罰則が発生します。
環境省は、飼い鳥を、譲渡する予定がない場合は、登録の必要はありません。と回答します。
更新制になり、面倒な手続きを、5年毎に、お金をかけて行わなくてはいけない。
今は、譲渡の予定はないから、登録票は、申請しなくてもいいかな?と思う方もでてくると思います。
予想外に、飼い主さんが、登録票のない、サイテス1の鳥の飼育をできなくなった場合に、無事に相続人に引き継ぐことができればよいのですが、そうできなかった場合も発生する可能性があります。
実際NPO法人TSUBASAでは、当てにしていた相続人が、鳥に関与してくれなかったり、相続人だった方が、飼い主さんより先に亡くなってしまわれ、相続人がいなくなってしまわれたり、様々な登録票のない、行き場のなくなるサイテス1の鳥の状況を経験されているそうです。
日本は、核家族化していますし、災害大国でもありますし、よほどの鳥好き大家族でもない限りは、登録票を取得しておいた方が安心だと思います。
日本は、高齢化が進んでいます。
サイテス1の鳥飼育者も、高齢化が進むことが予想されます。
高齢者には、複雑な時間のかかる手続きではなく、分かり易い明解な手続きが必要になってくると思います。
私は、ロロスバードファームからコバタンをお迎えした際に、平均寿命は、30年から40年との説明を受けました。
更新制度になったとしても、10年毎の更新制度にして頂いても、鳥の平均寿命を考えると、妥当な年数、間隔であると思います。
飼い鳥の死亡時の情報、サイテス1の鳥の登録の際の欠番番号を、知りたいのであるのなら…
サイテス1の鳥の死亡した時に、届け出を出す制度にして、届け出を出した飼い主には、何歳から何歳迄、西暦何年から何年迄生きていました…などの小さな証明書などを、環境省から発行して頂けると、飼い主も記念になって、とても嬉しいと思います。
長寿の鳥である、サイテス1などの、大型鳥は、繋ぐものである…という考え方があります。
ペットは、飼い主さんが、飼育できる範囲の、寿命を考えてお迎えすることが、当然である…とお考えの方が多くいらっしゃると思いますが…
長寿の大型鳥の場合は、お一人の飼い主さんだけでお世話しよう‼と肩肘はらずともいいのだと…
鳥を好きな人達によって繋いでいくものである…という考え方です。
鳥さんに、人の愛情を与え、
人は、鳥さんのいつも見方であり、
人は、信じられるもの…と愛情を伝えていれば、又鳥さんが、新しい里親さんの元へ行っても、
登録票は、その大切な命綱です。
だからこそ、取得し易いように…
そして取得しておけば安心…と飼い主さんに感じてもらえるような、そんな良い制度であって欲しいと、私は考えていました。
種の保存法の法改正によって、脚環がない場合はマイクロチップの埋込みが義務付けられ、又5年毎のお金のかかる複雑な手続きが必要になり、取得し易いものとは程遠くなってしまいました。
本当に残念です…
今回の法改生で、登録票のないサイテス1の動植物の移動範囲が、広がるそうですが、NPO法人TSUBASAなどの、保護施設は含まれていません。
博物館、大学などの一部の研究施設では、可能になるそうです。
保護施設は、営利目的の団体もでてくる可能性があるので、現時点では許可されていないそうです。
NPO法人TSUBASAは、飼い鳥(インコ・オウム・フィンチ)を飼えなくなった方から保護するレスキュー団体です。
保護した鳥たちの里親探しや、末永く鳥と人が一緒に暮らすための啓発活動も行っています。
代表者は、松本 壯志氏です。
NPO法人TSUBASA http://www.tsubasa.ne.jp/
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マイクロチップの問題点と危険性については、前回の私のブログ記事、ワシントン条約の記事に、今回のパブリックコメントに関連して、マイクロチップの危険性についてのコメントを下さったclust-RLNさんのコメントから、引用させて頂きました。
私の意見も一部、加えさせて頂きました。
これで本当にいいのでしょうか?
そんな鳥が、今後、数多く発生してもいいのでしょうか?
けしてあきらめないで
すべての鳥達の幸せを願って…
パブリックコメントの結果が、環境省から結果資料が開示されましたので、環境省に問い合わせをして確認した上での、環境省のパブリックコメントの結果と共に、私からの簡単な説明と感想、今後の展望を記載させて頂きたいと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000173231
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令案」等に対するパブリックコメントの実施結果について
1 「意見提出者数の内訳」をご覧頂きますと、
意見提出者総数は、63通でした。
今回のパブリックコメントに、意見をご提出して頂いた方の意見提出総人数は、約50人越とのことでした。
これは、意見提出総数は、63通となっていますが、お一人の方で、複数回、送られている方が、数名いらっしゃったとのことで、意見提出総人数は、約50人越とのことでした。
3 「整備省令案等に関する項目別の意見件数」をご覧頂きますと、
意見総件数は、84件となっています。
件数の84件は、意見の総件数であり、一切省略、簡略されていない、同じ意見であったとしても、1件として、しっかりとカウントされている、全ての件数、総件数とのことでした。
予想通り、多くの件数が提出されたのは、マイクロチップの反対、マイクロチップの危険性でした。
ここだけで、46件の意見が提出されています。
この46件は、同一内容の、マイクロチップの危険性、マイクロチップの埋込みの反対の意見でも、1件として、しっかりとカウントされているとのことでした。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000173232
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令案」等に対するパブリックコメント意見及び回答一覧
「希少野生動植物種の個体等の譲渡し等の規制全般について」
1、これは、NPO法人TSUBASAに、登録票を持たないサイテス1の鳥の移動や永住の許可を求めた件ですが、同一意見が、6件ありました。
⇒環境省の回答は、登録票を持たないサイテス1の鳥の移動は、法改正に含まれる、学術施設や動物園の移動しか許可できず、NPO法人は、営利目的の団体が出現する可能性が否めない為、許可できないとのことでした。
「国際希少野生動植物種の個体等の登録について(有効期間・個体識別措置等)」
3、鳥の更新制度についての反対、見直しについて
⇒環境省の回答は、サイテス1の鳥の落鳥後、見返納の登録票が、違法に入手したサイテス1の鳥に使用されることを、所謂「登録票の使い回し」を防ぐ為に、更新制度は、必要であるとのことでした。
これは、種の保存法で更新制度を導入している動植物で、5年を越えている年数のものはないとのことでした。
「国際希少野生動植物種の個体等の登録に係る個体識別措置の細目を定める件」の案に係る御意見
個体等の登録に係る個体識別措置の対象個体・方法について
14、15、18では、主にマイクロチップの危険性についてを意見しました。
14では、マイクロチップの危険性についての様々な意見が、46件ありました。
⇒環境省の回答は、マイクロチップや脚環による個体識別は、比較的容易に個体識別が可能である等、規制の運用面や実効性の担保の観点から他の個体識別方法よりも適切であると考えております。
また、規制の運用面や実効性の担保の観点から、老齢個体等に係る個体識別措置の免除規定を設けないこととしています。
なお、マイクロチップの挿入が円滑に行われるよう、環境省作成の既存のマイクロチップ埋込み技術マニュアルの活用等についての周知に努めるほか、一部の種について今後追加のマニュアル作成を検討しています。
環境省は、個体識別措置は、どんなにサイテス1の鳥達に危険が伴うとしても、脚環、又はマイクロチップの義務付けは、種の保存の観点により、いかなる場合も変更不可能であるとのことでした。
また、種の保存法は、種の絶滅を防ぐ為の法律であり、個人の愛鳥を守る法律ではないということでした。
マイクロチップについては、犬猫には、全国的に普及されていて、一般的に思われているということと、役所の法令である以上、全国的に普及されていないDNA検査、遺伝子検査、血液検査を、採用することは困難であるということ…
環境省が相談されている獣医師の意見では、DNA検査、遺伝子検査、血液検査で個体識別措置を行うことは、未だ難しく、正確な結果は出せないとのことでした。
以上が、環境省から開示された資料に基づく、環境省に問い合わせをして回答を頂いた要点になります。
恐らく環境省も、サイテス1の鳥に、マイクロチップの埋込みをすることが、安全な行為である…とは考えていないことと思います。
現段階では、全国的に普及している、個体識別措置ができるものが、脚環とマイクロチップしか存在しないが、個体識別措置は、密猟密輸を防ぐ為の種の保存法では、必要不可欠な為、この措置を選択するしかなかった…ということなのだと思います。
脚環も、危険性はあり、すでに外されている方も多数いらっしゃることと思います。
よって今回、決定された個体識別措置は、脚環も、マイクロチップの埋込みも、どちらも愛鳥にとっては、安全なものではないと言えます。
だからこそ、法改正が施行されて、パブリックコメントを提出して、これで終わり…ではなくて、反対意見を今後も継続的に提出することが、大切であると思います。
種の保存法は、種を守る為の法律で、個を守る法律ではない…と環境省が回答しても、
個が集まって初めて、種になる…とも考えられるのだし、
個の生命を危険にさらす、やはりいくら何でも酷過ぎる法改正だと思います。
環境省の回答では、今回の法改正の運用後のパブリックコメントが、又行われる可能性が高いとのことでした。
早くても、5年以降してからとのことでした。
法改正運用後のパブリックコメントは、よく行われることのようですので、又その機会迄に、マイクロチップの危険性について、愛鳥家の皆様と、情報を共有して、勉強していけたらいいな…と考えています。
パブリックコメントは、少し難しく、面倒なものであるかもしれませんが、ここで反対意見を表明して頂かないと、他で言える機会はなかなかありませんし、今回の法改正に賛成しているともとられかねません。
法改正のこと、個体識別措置のこと、サイテス1の鳥達へのマイクロチップの埋込みのこと…
少し難しい問題になるかもしれませんが、可愛い鳥達の社会、世界を守る、大切な問題だと思います。
だからこそ、愛鳥さんに、脚環がついていても、ついていなくても…
サイテス1の飼い主様には、勿論のこと…
今後、サイテス1に格上げが予想される多くのサイテス2の飼い主様にも…
同じ可愛い鳥達を飼育している、すべての愛鳥家の皆様にも…
鳥達の生命を危険に脅かす、マイクロチップの埋込みが、国の法律で施行されている今、どうか見過ごさないで、ご一緒に注視して頂きたいと思います。
パブリックコメントは、数ではありませんが、多くの方に様々なご意見を提出して頂くことは、とても大切なことですし、今回も、同一意見であったとしても、意見総数の中には、しっかりとカウントされています。
一件、一件を、環境省の方は、確認されているそうです。
ご提出頂きました一件は、貴重な一件です。
次回のパブリックコメントの際には、今回ご提出できなかった方にも、是非ご一緒に、パブリックコメントをご提出して頂けたらいいな…と思っています。
鳥達の安全と、鳥達の社会、世界をより良いものに変えていくことができるのは、愛鳥家の方達、お一人お一人のお力の他には、何もありません。
鳥達の社会を乱すのも、人ならば…
鳥達の社会、世界を、より良いものに変えていけるのも、また人であるのだということを…
このことを、私達、愛鳥家は、決して忘れてはいけないのだと思います。
可愛い愛鳥達、鳥の住む世界を、より良いものに変えていきたい…
幸せに、寿命を全うさせてあげたい....
すべての鳥達に、幸せな鳥生を…