オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

コバタンのりりーちゃんは、元気一杯の9歳の男の子です。先代オカメインコ、ルチノーの、ららちゃんは、24歳迄生きてくれました。コンパニオンバードと暮らす、人と鳥の、両者の幸せな生活を考えていきたいです❤

ヨウムの絶滅危機について~今、私達にできることとは……西原智昭氏『絶滅の危機にあるヨウムを救いたい!クラウンドファンディング』のお知らせについて~ヨウムの絶滅危機は、日本も無関係ではない~




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コバタンのりりー・ワシントン条約サイテス1





先月の「環境省種の保存法パブリックコメント」のご協力をお願いした記事を受けて、多くの方々にパブリックコメントのご協力をして頂きました。
本当にありがとうございました。
愛鳥家の方々と、心を一つにして、物事に取り組むということは、素晴らしいことであると思いました。

又私の記事を多くの方々に、ご転載頂きました。
ヤフーブログでは、とっとっとさん、ふぇりしあさんが、転載下さいました。
インスタグラムでは、バジリコさんが、記事を載せて下さいました。
ツイッターでは、clust-RLNさん、ろう飼い主さんを初め、多くの方々に、リツイートして頂きました。
皆様のお力で沢山の方々に、種の保存法の法改正のことを、パブリックコメントのことを、知って頂くことができました。
そして実際に多くの愛鳥家の方に、パブリックコメントをして頂きました。
心からの感謝を申し上げます。

サイテス1、2を越えての愛鳥家の方々の、鳥さんを想う気持ちや、愛情に触れることができて、とても感動しました。



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「フリーク」で、ブロ友さんとオフ会を開催





・西原智昭さんインタビュー第5回
ヨウムの絶滅危機は日本も無関係ではない」
「絶滅の危機にあるヨウムを救いたい!クラウドファンディング
http://www.news-pj.net/movie/56503

難しいお話しが続いてしまって申し訳ないのですが、今回は、今年6月に施行される、種の保存法の法改正とも、深い繋がりが考えられる、ヨウムの絶滅の危機についての情報を、お伝えしたいと思います。

現在、ヨウムの生息地のコンゴ共和国で、ヨウムの保護活動を行われている、西原智昭さんが、ヨウムについての様々な情報を、発信して下さっています。
西原智昭さんは、コンゴ共和国で、長きに渡り自然環境保全活動に取り組まれています。

詳しくは、上記サイト、西原さんの「ヨウムの絶滅危機は日本も無関係ではない」のサイトを、ご覧頂きたいのですが…
現在西原さんは、ヨウムの保護活動の資金を幅広く集める為に、「密猟されたヨウムを救う為のクラウンドファンディング」を実施されています。





FREAK」では、可愛い鳥と楽しく過ごせます

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はっちさんとふぇりしあさんと、ご一緒でした





・「密猟されたヨウムを救う為のクラウドファンディング
https://japangiving.jp/campaigns/5462

クラウドファンディングは、3月31日迄の予定でしたが、資金も予定額に到達していないこともあり、未だしばらくの間は、続行されるそうです。

クラウンドファンディングは、金額も発生することですし、特に私が関係している訳でもなく、私からのお願いという訳ではありません。

私は、ヤフーブログの愛鳥家の方々と、ヨウム関連の情報を共有したくて、お知らせしている…というスタンスですので、どうぞクラウンドファンディングについては、ご自由にお願い致します。

クラウドファンディングは、500円位の少額から、どなたでもご参加頂けます。

ヨウムの絶滅危機についての、西原さんの発信されている情報については、ヨウムを飼育されている方は勿論のこと…
今後ヨウムを飼育したいとお考えの方に…
サイテス1、2を越えた愛鳥家の方々に…
そして鳥を飼育されていなくても、私達が暮らす美しい地球から、今絶滅の危機に直面しているヨウムについて、知っておいて頂きたい重要な事柄である…と私は考えています。





5歳児並の知能を持つと言われる賢い鳥

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今回の記事で取り上げているヨウムもいました





ヨウムの絶滅危機については、詳しくは、西原さんの「ヨウムの絶滅危機は日本も無関係ではない」のサイトに、すべて記載されているのですが…
最も重要事項のみ、私も下記に記載させて頂きます。

・西原さんが発信されている、ヨウムについての情報を、ヨウムのおかれている過酷な現状についてを、多くの方々に伝えて頂きたい…ということ。

ヨウム一羽が、日本に輸入される、又は密輸される為には、その陰には、20羽のヨウムが死んでいる…ということ。

ヨウムは、ワシントン条約でサイテス1に格上げされて、本来輸入も規制がかかっているはずなのに、サイテス1の格上げと同時にヨウムの売値が、はね上がっている為、ヨウムの生息地では、密猟、密輸が繰り返され、ヨウムには、以前より更に過酷な状態が強いられている…ということ。

ヨウムは、繁殖が非常に難しい鳥種である。
このことは、今ペットとして飼われているヨウムのほとんどが、野生種であることを示唆している。





はっちさんのプリンちゃんと桃ちゃんです

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はっちさんは、愛鳥家インコライダーさんです





ヨウムの密猟、密輸が横行する現在の状態では、日本の方々、世界の方々には、ヨウムをお迎えすること、購入することは、控えて頂きたい…ということ。

これは、永久的な措置という訳ではなく、現在ヨウムのおかれている状況を憂慮して…

ヨウムの人口繁殖が確立するまでの期間の、ヨウムの購入を控えて頂きたい…ということ。

ヨウムは、日本を筆頭に、世界的に人気のある、正に今、時の鳥です。
多くの方々が、ヨウムのお迎えを希望されても、ヨウムは、繁殖がとても難しい鳥種であり、ヨウムの人口繁殖が、未だ確立されていない現状では、結局、ヨウムの生息地での密猟、密輸を横行させる結果に繋がってしまいます。

日本に暮らす私達に今、ヨウムを絶滅させない為にできること…
それは、愛鳥家の方々に、ヨウムのお迎えを、控えて頂きたい…ということ。





ふぇりしあさんのぴょろちゃんとベリィちゃん

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ふぇりしあさんは、勉強家でご熱心な愛鳥家





ブロ友さんのふぇりしあさんが、西原さんの講演会「知らないこと。知ることの必要性。~なぜヨウムの密猟は急増するのか~」を、実際に聴講されて、ブログで記事にされています。
下記サイトになります。


ふぇりしあさんのブログ「インコはかすがい メキシコシロガシラインコのぴょろ」
https://blogs.yahoo.co.jp/kemu1103/36693514.html


実際に西原さんの講演会を聴講されて、ブログの記事にされている方は、なかなかいらっしゃらないのでは?と思います。
とても貴重な記事である…と思います。




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西原智昭著者の最新書籍です





西原さん著者の書籍「コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から」
から、ヨウムについての関連性を感じました大切な箇所を、抜粋させて頂きます。

P200ページより
ヨウムは、世界各地でペットとして高い人気がある。かわいらしい容貌の上に、人間の言葉を真似るのが上手であるなどが理由だ。
その知能は人間の四~五歳の幼児並みであるらしい。
しかし獣医の報告によると、ヨウムの人口繁殖の成功例は多くないという。

このことはぺットとして飼われているヨウムのほとんどが、野生種であることを示唆している。
この点、通常のペットとして売買が可能になっている他のオウムやインコとは大いに異なる。





世界的人気種のヨウムは、繁殖が難しい鳥種

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FREAK」は、埼玉県にあるオウム専門カフェ





P250ページより
みんな生きている。見よ!すべての野生生物を!動物ならみんな必死に何かを求めている!植物なら伸びようとする伊吹!少なくとも、それらは積極的に死を求めているとは全く見えない。その生と生とが絡み合い、複雑な幾層にもなる関係を持ち、全体のシステムのバランスを保っている。そのバランスを保つ過程で、突然の環境変異によって、あるいは長い年月をかけての自らの変化・変貌に応じて、生き続けるものは生き残り、進化するものは進化し、死に絶えるものは絶滅してきた。それは自然のもの、そして自然にしかわからない「自然のシナリオ」であったし、今もそのシナリオは継続中のはずである。

人もそのシナリオの一部だった。しかし人はやがてもう二度と元に戻らないほど大規模に自然を破壊してきた。そんな中、自然も何とかバランスを保ちながらシナリオを起動修正しているにちがいない。しかしそのバランスの軋みが激しくなれば、いかなることが起こるだろう。

保全の仕事というのは、自然がもつシナリオを書き換えることではない。それは不可能だ。
できることは人間が自己規制することである。そして自然独自のシナリオへの影響を最小限にすること、それは人間の諸活動とのバランスをとりながら野生生物や自然を守ることに他ならない。





タイハクオウムとアカビタイムジオウムが親鳥

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パンダコカトゥー・ハイブリッド(フリーク)





西原さんの著者を、一読させて頂きました。
ヨウムのことは、あまり記載されていませんでしたが、ヨウムが、生息地でおかれている環境や状況については、よく理解することができる書籍でした。
私は、この書籍を読ませて頂き、西原さんのサイトを拝見させて頂いた時…
16世紀に行われていた、アフリカの奴隷貿易を思い出してしまいました。

ヨウムの姿が、奴隷貿易に重なりました。

奴隷貿易は、ヨーロッパ諸国が、アフリカ人に武器を渡し、ヨーロッパ諸国は、手を汚すことなく、アフリカ人により、アフリカ人を奴隷として、ヨーロッパ諸国に差し出させた、酷く悲しい仕組み…

アフリカ人は、奴隷として、奴隷船で、様々な国に送りこまれました。
奴隷船は、酷い環境であり、人は鎖でつながれたままで、目的地に着けずに、海の底に沈んだ奴隷船も多いと聞きました。

世界遺産に指定されている、奴隷貿易の拠点とされたゴレ島の「帰らずの扉」は、深い悲しみの象徴そのものです。





空飛ぶ子犬…と称される可愛い鳥

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オオバタン・サイテス1(フリーク)カナちゃん





アフリカが、ヨーロッパ諸国により植民地として分断された時も、ヨーロッパ諸国は、当時の地域間の民族や宗教の問題について、何も考えないで地図上で、国を分断した為に、各地域の民族間での争いの引き金になりました。
それは、その後アフリカ人を、現在に至る迄、長年にわたり苦しめ続ける紛争にもつながりました。

人類発祥の地であると言われるアフリカ大陸は、動植物、海洋魚は勿論のこと、石油、熱帯の森林、金、銅、ダイヤモンド、レアメタル、世界でこの大陸だけにしか存在しないものも数多く…
貴重な、稀少なものに満ちた素晴らしい大陸でもあります。
ヨウムも、その一つです。

だからこそ様々な国から、あらゆる意味合いで狙われ続けてきました。

ヨウムの生息地や、周辺諸国は、未だ未だ生活環境が苦しく、悪いことだと分かっていても、生活の為に、ヨウムの密猟、密輸に手を染めてしまう人もいるそうです。




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ターザンのように活発なコバタンのりりー





西原さんの著者に、西原さんが、環境保全の業務を教授する為に、長い期間大切に育ててきた現地の人が、結局は収入の良い、森林伐採の開発業者に、転職した話にふれていました。
理由は、子供達を進学させる為に、もっとお金が必要であるということだったそうです。

勿論現地のすべての人が、そういう訳ではなく、内線の戦下でも、西原さんの指示を忠実に守り、環境保全の任務を貫く、責任感の強い人もいるそうです。

生活が苦しい、ヨウムの生息地周辺に暮らす人達は、ヨウムには感心はなく、ヨウムをめぐるお金に感心があります。

現地の人達の生活環境が整い、経済が発展して更に潤い、教育水準が向上し、人々が、ヨウムの密猟、密輸が必要ではない状態に、将来的に実現できれば、本当に良いのですが、先進諸国による長きに渡る援助や支援なども、なかなか上手くいっていないことが現状です。
ヨウムの絶滅の危機を考えると、時間はありません。




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長く立派なトサカが、チャームポイントです





ドル箱鳥のヨウムが、空を飛んでいる…
現地の方から見ると、私達に例えれば、諭吉さんの札束が、空を飛んでいる感じでしょうか…

私は学生時代に、ネパールの村を支援する…というチャリティーコンサートに参加したことがありました。
収益金は、それなりにありましたが、主催者の友人は、収益金を、ネパールの人達に、小口現金に分けて、数回に分けて寄付していました。
友人は、お金が適切に使われているか、一部の人のところだけで、お金が使われていないかなどを、その後もチェックしていました。

発展途上国の人達に、大金を手渡ししてしまうと、渡された人を泥棒に転落させてしまう可能性があるから、お金を渡す、こちら側が気をつけてあげなくてはいけない…と友人は話していました。




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脚でスプーンを持ち、上手に食事をします





アフリカの人は、奴隷貿易の時代から、先進諸国によって踊らされていた歴史があり、それは現在も未だ尚続いているようにも見られます。
奴隷貿易では、多くのアフリカ人をアフリカから流出させました。
その為に、その後のアフリカ諸国の発展に、多大なる障害をもたらしました。
植民地の分割では、現在の紛争にもつながる程根深い、部族間や民族の対立の引き金を作り上げました。
又アフリカ諸国は、植民地時代の産業を受け継いだ第一次産業の農作物などに、頼り続けるしかない国も多く、世界的に見ても、貧困地域となっています。

ヨウム生息地周辺の人達は、生活が貧しく…
だからこそ先進諸国が、ヨウムを希望すれば、密猟、密輸でも、ヨウムを差し出してしまいます。

ヨウムの密猟は、一部の悪い人達だけでは、沢山のヨウムを集めることは困難な為に、現地の一般の人も巻き込んでしまう傾向もあります。




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脚を開脚しています。柔軟性があります。





一万円札の慶應義塾大学を創立した福沢諭吉は言いました。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

意味合いが、少し違うかもしれませんが…
ヨウムを絶滅危機に迄、追い込んでいるのは、先進諸国が、ヨウムを希望していることが原因の一端でもあり、又ヨウムの生息地周辺諸国の国々は、非常に貧しい生活環境で、ヨウムを保護するどころか、生活の為に、密猟、密輸に手を染めてしまう場合も多いのであるならば、先進諸国が、ヨウムを買い控えるという救済処置は、当然のことであるようにも思われます。

グローバルな現代社会である以上、先進諸国と、発展途上国という、援助する側と援助される側の関係や枠組みを抜きにして、一個人としての、人対人として、助け合える気持ちや姿勢を持つことは、とても大切な必要なことであると思います。




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黄色のほっぺの中には、大きな耳があります。





私は、ヨウムを飼育していませんが、同じワシントン条約のサイテス1である、コバタンのりりーちゃんを飼育しています。

コバタンのりりーちゃんは、愛知県のロロスバードファームという、大型鳥の繁殖に取り組んでいるブリーダーさんから購入しました。

ロロスバードファームでも、コバタンは、ほぼ毎年、雛鳥が複数羽誕生しており、重要と供給のバランスも、比較的良い状態に見えます。

ロロスで、今年生まれた雛鳥は、来年の春先迄、ロロスにいるようですが、お迎え先が決まらない大型鳥は、別のお店、販売店に移る様子です。

りりーちゃんは、同時に二羽生まれた卵のお兄ちゃんの方なのですが、同時に生まれた卵の弟くんは、未だお迎え先が決まらず、販売店にいます(涙)
弟くんも、もうすぐ4歳になります。





ことりやは閉店しましたが鳥は販売しています

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千葉県市川市の鳥カフェ「kotoriya」にて





ヨウムは、非常に繁殖が難しい鳥種であり、ロロスバードファームでも、毎年は、雛鳥は、誕生していません。

もしロロスで、ヨウムの雛鳥が生まれたのならば、アイドルのコンサートチケットのように、あっという間に売れてしまいます。

ヨウムが、翌年の春先迄、別の販売店に移る時期迄に、お迎え先が決まらないことなどありえないことですし、りりーちゃんの弟くんみたいに、ロロス出身のヨウムが、4年近くもお迎え先が決まらないということは、決してないことであると言えます。

ヨウムは、非常に繁殖が、難しい鳥種であり、
重要と供給のバランスを取ることも、とても難しい現状があります。

私のようなただのおばさんから、ヨウムのことをあれこれ言われると、腹立たしく思われる方もいらっしゃると思うのですが…
私は、西原智昭さんのヨウムに対する情報を、愛鳥家の方々と共有したくて、西原さんの政策をお伝えしている…というスタンスです。





世界で一番美しい鳥と称賛されている鳥種

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クルマサカオウム・サイテス2(kotoriya)





人が、ヨウムを飼いたい…という強い気持ちは、誰にも止めることはできないことであると思いますが…
ご提案が二つあります。

1、NPO法人TSUBASAからヨウムをお迎えして、里親になること。

TSUBASAは、インコやオウムの保護活動を行っています。
ヨウムの里親募集は、件数的には少ないかもしれませんが、時々発生しているのを見かけます。
鳥との相性がもし合えば、実現することも夢ではありませんし、ヨウムを手離された方の想いや愛情を引き継ぐことができる、里親になることは根気のいることで、とても大変なことでもありますが、何事にも変えがたい、素晴らしいことであると思います。


2、違う鳥種に目を向ける。

私は、基本的に鳥が大好きなので、コバタン以外の鳥種も、とても好きです。
オカメインコは、25年近く飼育していましたし、サイテス1のコキサカオウムやオオバタンにも、憧れがありました。
りりーちゃんを、お迎えする際に、最後迄お迎えを悩んだ鳥種は、サイテス2のクルマサカオウムでした。
最終的には、コバタンに決めましたが…

もしヨウム以外にも、お好きな鳥種がいる場合は、ヨウム以外の鳥種に目を向ける‼ということも、一つの道であるのかな…と思います。




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真下からの撮影・変顔撮れました…




コンゴには、コンゴ共和国コンゴ民主共和国があります。
コンゴ共和国は、西原さんが、ヨウムの保護活動を行っている、外務省の海外安全情報では、レベル3の、渡航中止勧告が発令されている国です。
渡航中止勧告が発令されてはいますが、アフリカ諸国の中では、情勢は比較的落ち着いているように見られます?

コンゴ民主共和国は、以前は野生のヨウムが見られましたが、取り尽くされてしまい、現在は野生のヨウムが見られなくなってしまった、外務省の海外安全情報では、レベル4の、退避して下さいの、退避勧告が発令されている、アフリカ諸国の中でも、情勢が不安定な国です。

コンゴ民主共和国では、第二次世界大戦以降で、最多の死亡者数を出す程の内線状態で、現在も続いていますが、日本では、その事柄については、ニュースでもほとんど取り上げられていません。

日本は、大規模な紛争が続く中東のニュースは取り上げます。
中東は、日本の石油輸入事情の大部分を頼る、日本のライフライン、生命線でもあるから、又ニュースにも上がるのだと思います。




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世田谷区の砧公園にて…桃が綺麗でした…





多くの死者数を出し、世界で最も貧困地域、苦しんでいる人達が大勢いる、それが、かつてヨウムが生息していた地域や、現在のヨウムの故郷の周辺諸国です。
そしてそこにいる人々が、こんなにも大変な時でも、日本のニュースにも、ほとんど取り上げられることはありません。
世界的に見ても、孤立している現状があります。
アフリカ諸国の情報事態も不足していますが、ヨウムの情報も、日本では不足しているのが現状です。

更には、ヨウムの絶滅危機の情報だけではなく、ヨウムワシントン条約、サイテス1に格上げになったことをご存知でない、ヨウムの飼い主さんも、未だいらっしゃることと思います。

ヨウムの絶滅危機に対して、今私達が取り組むべきこと…
私は、やはり愛鳥家の方々とのヨウム関連の情報の共有こそが、最も重要なことであると思います。




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ドライブが大好き‼お出かけが大好き‼





そして今回、ヨウムワシントン条約、サイテス1の格上げと時期を同じくして、環境省種の保存法の法改正が行われて、本年6月から施行されることに決まりました。
個体識別措置の義務付けなどです。

個体識別措置の義務付けをしたから、だからヨウムの密猟、密輸を無くせる…というものではない…と私は思います。

サイテス1の鳥達には、マイクロチップの挿入など、生命を脅かす危険な措置を、強いられる場合があります。

サイテス1の鳥達には、生命の危険を脅かす、マイクロチップまで挿入させなくてはいけない、
そんな酷い過酷な処置を行わなくてはいけないのです。
それでも未だ尚、ヨウムの密猟、密輸を止められない。
そんな現状が、今後も続いていく…

鳥達を、どんどん不幸にする現状で…
本当に、これで良いのでしょうか。

今、ヨウムを絶滅させない為に、私達ができることを、真剣に考えなくてはいけない時なのだと思います。

お伝えしたかったのは、西原智昭さんの政策なのですが、ヨウムの密猟、密輸については、どうしても一部の悪い人達だけが行っている…という見方になってしまうので、一部の悪い人達を取り締まることにも限界があり、様々な視点と角度から、ヨウムの絶滅については、考えていかなくてはいけないことであると、私も思いました。




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「ニギコロ」が大好きです。370gあります。





今回も又、とても長文の記事になってしまいました。
稚拙な文章であり、押し付けかましい…と感じられた点も、多々あったことと思います。
不快なお気持ちになってしまわれた方もいらっしゃることと思います。
本当に申し訳ございませんでした。

深刻な内容で、難しい問題である長文の記事を、最後迄お読み頂きましたことに、心からの感謝を申し上げます。



私達の可愛いヨウムが、
野生から絶滅することのないように…
幸せに暮らせるように…



願いを込めて…

Lots Of Love




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女の子に見えます…本当は男の子です…