オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

コバタンのりりーちゃんは、元気一杯の9歳の男の子です。先代オカメインコ、ルチノーの、ららちゃんは、24歳迄生きてくれました。コンパニオンバードと暮らす、人と鳥の、両者の幸せな生活を考えていきたいです❤

【オーストラリアの森林火災について】と『鳥類を取り巻く環境について 』


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いよいよ、2020年が、始まりましたね。

 

皆様の2020年が、素晴らしい一年になりますように✨

心よりお祈り申し上げます🐦

 


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年末年始で、大きな事件、出来事が複数ありましたが、

【鳥さんと、幸せに暮らす】というテーマで書かせて頂いています、当ブログでは、未だに終息の気配がない、オーストラリアの歴史的、壊滅的な森林火災のことを、記載させて頂きたいと思います。

 

オーストラリアと言えば、壮大な大自然で、数多くの絶滅危惧種を含む、多くの生物が、生存している大陸、自然の宝庫…というイメージがありますよね。

 


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だからこそ他の国よりも、自然保護への取り組み、対策がなされていて、人と様々な生物が共存する、動物先進国のイメージが、私にはありました。

 

そのオーストラリアをもってしても、手に追えない、破壊的で壊滅的な、終息できない歴史的な森林火災は、本当に怖いものですよね。

まるで戦争の後のように、全てが燃えてしまい、恐怖と悲しみの気持ちしかありません。


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鳥さんの死骸の写真も、ツイッターで拡散されていました。

オーストラリアのシンボルのようにポピュラーな美しい鳥、ゴシキセイガイインコ、キイロオクロオウム他、無残な悲しい死骸でした。

火災が起きているニューサウスウェールズ州には、ナナクサインコやアカクサインコなどの色々なインコも生息しています。

 

下記のオーストラリア生息の絶滅危惧種の鳥種は、今回の森林火災で、生息地域を亡くしたそうです。


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【キガオミツスイ】


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【ニシキジインコ】


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【テリクロオウム】


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【ヒゲムシクイ】

『ガーディアンより』

 

オーストラリアには、有名な鳥種が数多く生存していますが、ペットとして飼育されている鳥種では、セキセイインコオカメインコ、更に大型鳥では、キバタンと、モモイロインコが、世界的に大人気種で、特に有名ですよね。

私は、自然保護にあついオーストラリアの、キバタンや、モモイロインコは、サイテス1【ワシントン条約絶滅危惧種、サイテス1】に格上げになる日は、おそらくこないのでは?と以前から考えていましたが、

今回のような規模の、歴史的な破壊的な森林火災が、度重なり起きるようなことがあるならば(あくまでも仮定論です)

もうキバタンやモモイロインコは、大丈夫🐦などと、のんきなことを言ってはいられなくなってくるのかもしれない…と思いました。

 


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勿論、鳥には翼がありますし、キバタンも、モモイロインコ他も、ある地域に集団で生活しているものだと思いますので、その地域が火災を逃れていれば問題ないのでは?とも考えられますが、住みかを追われた又、別の生物達との生存競争他に発展する可能性もありますし、大規模森林火災によって、あらゆるバランスが狂ってしまった環境では、二次災害的に、何が起きても、不思議な状態ではない可能性もあります。

私の考え過ごしであって欲しい事柄ですが…

将来的に、キバタンやモモイロインコは、サイテス1にはならないように🐦と願っていますが、気候変動による地球温暖化他の影響や様々な事を考えると、約20年~30年先(キバタンやモモイロインコは、長寿になる可能性がある為)などの未来については、全く予想がつかなく、分からないものであり、未知であるな…と思います。


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オーストラリアの森林火災とは、無関係ですが、下記リンク、野生のキバタンには、PBFDの蔓延も、問題になっています。(PBFDを発症している鳥さんの写真が掲載されていますので、閲覧にお気をつけ下さい。)

 

病院に来るキバタンは大体がハゲ【PBFD】 - とある獣医の豪州生活Ⅱ

『とある獣医の豪州生活Ⅱ』様(はてなブログ)

 

こちらも、オーストラリアの森林火災とは関係ありませんが、

ウミガラス100万羽が餓死、温暖化による熱波が原因か?『北太平洋に生息するウミガラス100万羽の、鳥類ではこれまでで最大規模の大量死になるという。』


(関連写真の、ベーリング海エトピリカの大量餓死の写真が写っていますので、閲覧にご注意下さい。)


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ワシントン条約絶滅危惧種、サイテス1への格上げに、絶対になりそうもない鳥種というのは、現代の地球上では、あり得ないお話なのかもしれませんね。

それだけ地球が、気候変動問題、温暖化他を始めとして、狂ってしまっているのかもしれません。

(現在、世界中で、サイテス1への格上げ予備群の鳥種がいる状況だと考えられています。)

 

ワシントン条約絶滅危惧種、サイテス1への格上げになる可能性は、例えば、キバタンならオーストラリア、生息地の状況が関係しています。

日本で、キバタンを飼っている人が、沢山いることは、全く関係がありません。

 


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オーストラリアの森林火災は、毎年必ず起きるものだそうですが、今回のように、終息しない、規模が大きい森林火災は、歴史的であり珍しい現象だそうですが、

おそらく今回の森林火災の原因の一つになっていると言われる、『インド洋ダイポール現象』も、地球温暖化と関係深いのだろうな?と危惧します。

地球温暖化との関係が深いのであれば、地球温暖化が進む限り、又今回のような森林火災に近い、大規模で終息しない森林火災が、今後も起きる可能性があるのでは?と思います。

 

インド洋ダイポールモード現象 オーストラリアの森林火災と日本の暖冬

 

 

『オーストラリアの森林火災、温暖化影響で、将来は当たり前に』英研究チーム

 

森林火災の原因(地球温暖化他)を作っているのも、人であり、

絶滅危惧種になる迄、生物の個体数を減らしてしまうのも又、人の力が働きます。

 


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遠く離れた国の出来事ですが、地球は、繋がっていますので、すべての事柄が、私達に無関係ではありませんよね。

 

実際日本国内でも、地球温暖化の気候変動の影響で、毎年のように、洪水他などの、台風他による災害が多発しています。

地球温暖化による気候変動により、今迄、起こりえなかった危険なことが、未曾有の災害が、私達の身の回りで、起きていることも又事実であります。

 

そのような中で、今私達にできることを、考えなくてはいけない時なのだな…と今回の森林火災を通して思いました。

 

【例えば、お一人お一人のお力は、微力だとしても、森林火災、気候変動による地球温暖化について他、個々に意識を向けることは、大切なことだと思います】

【愛鳥や、愛するペットちゃん達の、非常災害時の備えや見直し他も、大切だと思います。】

 


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ヨウム・コバタン他・サイテス1「環境省 種の保存法」『登録票の重要性と、手続きのご案内について』そして、鳥類を取り巻く現状について、知っておいて頂きたいこと - オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

上記リンクは、昨年の初夏に、ヤフーブログの終了が分かってから、世界の鳥達の厳しい現状(飼い鳥を含む)を、私なりにまとめさせて頂きました。

飼い主様と、愛鳥さんが、幸せに暮らす為に、私達にできることは…という視点で書かせて頂きました。

サイテス以外の鳥種を飼育されている方も、無関係とは思われずに、同じ愛鳥家として、現在起きている厳しい現状を、お考え頂けますと幸いです。

 



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下記リンクは、オーストラリアの森林火災について、分かり易くまとめられた、『沼の見える街』様の図鑑された記事になります。

緊急図解「オーストラリア森林火災」 - 沼の見える街

 


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オーストラリアの森林火災で被害を受けた野生動物のための募金箱を多摩動物公園に続き、上野動物園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園にも設置します(1/13〜3/31) | 東京ズーネット

募金については、様々な団体で、募金活動が行われていますが、私は『東京ズーネット』上記リンクを、記載させて頂きます。

 

 

 

本当に、新年早々、大変重たく、辛い内容の記事になってしまいました。

私の記事のリンク先迄、ご覧下さいました方には、本当に長文で、ビックリされたのでは?と思います。

お時間を、沢山頂いてしまいました。

ご覧頂きまして、本当にありがとうございました。

 

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お一人お一人の、良い方向へ変えたいという思い、願いが、解決が難しい地球温暖化という気候変動の現象にも歯止めをかけ、後世に美しい地球が守られることを…

美しい地球に、絶滅危惧種が、少しでも減ることを…

現代の子供達も、未来の子供達も、幸せに暮らせますように…

願いをこめて

 

今、私達にできることを、考える時がきている感じがしますね(^_^)


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令和2年1月14日