オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

コバタンのりりーちゃんは、元気一杯の9歳の男の子です。先代オカメインコ、ルチノーの、ららちゃんは、24歳迄生きてくれました。コンパニオンバードと暮らす、人と鳥の、両者の幸せな生活を考えていきたいです❤

今年一番驚いたこと


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皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

お元気でお過ごしでいらっしゃるといいな‥と思います。

又すっかりご無沙汰してしまいました。

早いもので、2023年も残り僅かとなってきました。

昨年に引き続き、今年も又哀しみのご報告があります。

2023年は、15年間に渡る肺癌の闘病生活を頑張り抜いた私の最愛の母が、旅立つ年となりました。


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母は、15年前、近くの婦人科の病院で(元々私のかかりつけの先生でした)、健康診断で肺癌が見つかりました。

その後、虎ノ門病院本院の呼吸器内科で詳しく検査を受けて、母の肺癌は、日本人には珍しいタイプの肺腺癌(原発巣は、肺に一つですが、その他無数に肺内に癌が存在するタイプ)であることが分かりました。

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肺の奥に、4センチ近い肺癌が見つかり、手術するには、場所も大きさも難しい状態で、手術不可能との診断でした。

15年前の癌治療は、手術して全摘することが、癌根治治療になる、その一択しかありませんでしたので、「あと、どの位生きられるのでしょうか?」という言葉が、一番に私の口からも出ました(母のいない場所で、医師に尋ねました)。


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あれから15年が過ぎて、だから私は、色々な覚悟をする時間が十分ありました。

母が亡くなったことは、本当に哀しいのですが、未だ信じられない気持ちもありますが、受け入れられています。

母は、自宅が大好きで、15年の肺癌の闘病生活のほとんどの時間を、自宅で過ごしました。


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今年の6月に、余命二ヶ月と医師に言われた時も、本来ならホスピスに行かれる方がほとんどだと思いますが、母の自宅にいたい‥という気持ちを尊重して、旅立ちの日迄、自宅で過ごしました。

母は、大好きな自宅から、りりーちゃんや私の存在を近くに感じながら、旅立ちました。

だからりりーちゃんも、りりーちゃんの大好きな母と、自宅で長く一緒に過ごすことができました。


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りりーちゃんは、母が亡くなる一時間前迄、母の傍で寄り添っていました。

りりーちゃんにとっての母は、恋人的存在でした。

りりーちゃんは、名古屋駅高島屋で、母と初めて会いました。

りりーちゃんは、とても喜んで、この時、母に一目惚れした感じでした。


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母も、りりーちゃんをとても可愛がってくれました。

りりーちゃんを、厳しく叱ってもくれて、躾もしてくれました。

りりーちゃんは、母の抱っこやナデナデやニギコロ(写真)が、大好きでした。

母は、真夏に亡くなりましたが、火葬場が混雑していて、一週間自宅にいました。


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りりーちゃんは、毎日母に会いにいきました。

全く動かない母を見守り、りりーちゃんなりに何かを感じているようでした。

その後、母は出棺になり、りりーちゃんは、母に会えなくなりました。

しばらくの間、母の部屋に行き、「お母さん」と呼び続けていました。


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15年に渡る肺癌の闘病生活では、複数の抗がん剤治療を行い、おそらくその副作用で、国指定の難病も併発したりと、色々とありました。

でも肺癌を持ったまま、母のように長く闘病生活を送る方も、稀にいらっしゃるそうで、それは、肺癌には珍しい進行の遅い性質の肺癌であった‥ということになると思います。 

肺癌は、基本的には進行の早い性質の癌細胞であることが、一般的になります。


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母は、亡くなる二年前からは、末期がんの状態になり、2021年8月に、年内の余命宣告を受けました。

そこから又肺癌の新薬の抗がん剤を始め、その後二年間、延命する事ができました。

二年前からは、肺癌の影響で足の動脈が詰まり、歩行できなくなり、車椅子生活になりました。


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脳への放射線治療などで(癌細胞に放射線をあてる過程で、正常細胞も傷つく影響)、認知症とも違うのですが、不思議ちゃんのような性格になり、私のこともよく、「お母さん」と呼んで、娘時代に戻ったような感じになっていました。


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母は、元々おばさん少女のような性格の女性で、今迄もずっと、私が母の話しを聞いている方が多い関係でした。

母曰く、私は幼少期から頼もしく、頼り甲斐のある、しっかりものだったそうです。



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りりーちゃんは、歩行困難で車椅子の娘のような感じになった母を、りりーちゃん自身が、守ってあげなきゃいけない‥という感じもありましたが、りりーちゃんにとっての、カリスマ的存在の母、グレイトママ、偉大な母から、可愛い女の子のママに、格下げになった様子で、りりーちゃんの母への態度が、最後二年は、かなり変わりました。


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りりーちゃんは、本当に家族をよく観察しています。

勿論りりーちゃんは、母を変わらず大好きなのですが、小学生の男の子が、好きな女の子にわざといじわるするような。。りりーちゃんも、そんな感じになっていました。

オウムって、面白いな‥と改めて思いました。


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前置きが、長くなりたしたが、母の15年間の肺癌の闘病生活については、いつかこのブログにも紹介したいです。

昨年今年は、私にとっての大変なことが、本当に多く、試練の年でしたので、今回も敢えて、楽しい内容の記事にして、今年を締めくくりたいと思います。


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9月末に、りりーちゃんと私と高校時代からの親友と一緒に、神奈川県の箱根に一泊旅行に行きました。

親友は、母の葬儀にも、凄く久しぶりの連絡であったにも関わらず、参列してくれました。

葬儀は、母の希望もあり、昨年の父の家族葬が意外と素敵にできたので、母も「同じ感じでやって欲しい!」とオーダーがありました。

でも母の時は、父以上に参列人数も減りますし、良い感じでできるのかな?と思っていましたが、当日は、親戚のお姉さん2名、親戚のお兄さん2名、友人代表親友1名、弟会社代表1名の方々がご参列下さり、良い雰囲気の中執り行うことができました。

親友と親戚のお姉さん2名は、出棺前の花束献花にもお付き合い下さり、会場の雰囲気は、寂しい雰囲気ではなく、むしろ母らしい華やかな雰囲気で出棺迄できて、本当に有り難く思いました。

火葬場に向う私の車に親友が同乗してくれて、親友は、葬儀の間、母に「私に会わせてくれて、本当にありがとうございました。」と何度もお礼を伝えてくれたそうで、哀しみの中でも、私も有り難く救われる気持ちになりました。

この日、親友と会うのは、9年ぶりでした。

旅行に一緒に行くのは、実に25年ぶり位で‥

本当に、月日が過ぎるのは、早いな‥と思いました。

電話では、時々話しますが、凄く久しぶりに会っても、昔と変わらず話しができることは、有り難く凄いことだな‥と思います。

 

親友には、小学校高学年になる娘さんがいますが、その娘さんが林間学校のような行事で、3日間都合がつくので、会いましょう!ということになり、旅行に行きましょう!ということになりました。

親友は、特にペットも飼っていませんし、鳥も飼ったことはないのかな?と思いますが、りりーが同行することにも承知してくれました。

りりーは、基本的には優しくて良い子なのですが、気に入らない人には、飛びかかったりすることが、つい最近もあったので、大丈夫かな?と内心私は心配でしたが、りりーが良い子にできなかったら、まぁ一泊二日だし、ケージに入ってもらえばいいかな?と思っていました。

 

旅行当日、集合時間は、15時。

親友は娘さんを送りだし、洗濯を済ませて私の最寄り駅迄来てくれました。

りりーちゃんには、直前迄休んでもらって、私もゆっくり仕度ができて、親友と合流しました。

親友は、車に乗って、私達は、高校時代に戻ったように、おしゃべりを始めます。

りりーちゃんは、その様子をケージの中から観察して、知らない人だな‥というお顔をしていました。

 

親友にも断り、りりーちゃんを車内で放鳥してみました。

良い子にできなかったら、すぐにケージに戻すつもりでしたが‥

何と‥りりーちゃんは、とても良い子だったのです。

りりーちゃんは、親友のことが、好きになった様子でした。

親友と私とりりーちゃんでいる、この雰囲気を、りりーちゃんも楽しんでくれている感じがしました。

そしてりりーちゃんは、親友に良い子の自分を見せたい!と思ったようで、終始一貫、本当に良い子で過ごすことができました。

大型鳥のりりーちゃんは、人の子供のように、気に入られたいから、好きになって欲しいから、良い子でいよう!

そういう感情があるのですよね。

人間の男の子のように、りりーちゃんもちゃんと、いいカッコCをするのです。

人に気を遣ったりもしますし、人が育てているからこそなのですが、りりーちゃんは鳥なのですが、人のような言動&行動は、面白いな‥と思います。

 

コバタンのりりーちゃんの嘴は、とても大きくて、噛みつくとペンチの嘴ですので、威力も凄いのですが‥

大型鳥とも無縁の親友は、大胆にも‥堂々と、怖がることもなく、終始良い感じで接していました。

親友は、ガールスカウトを子供時代からずっと頑張っていて、ハーバード大学を卒業したり、JICAで途上国へ支援に行ったり、UNICEFで勤務したりと、今は母親業に専念しながら、PTA会長を務めたり、と素晴らしい女性なのですが、大型鳥とも渡り合える凄さというか、優しさや魅力があるのだな‥と、その魅力が、りりーにもちゃんと伝わって、りりーと親友があまりにいい感じで、私は正直驚いきました。

 

NPO法人TSUBASAでは、里親を決める時、人が決めるのではなく、鳥が決める‥と話していましたが‥

りりーちゃんは、親友を好きで、認めている感じがしました。

大型鳥は、鳥の中でも特に頭も良いですし、人間の子供に近い存在感がありますから、りりーちゃん自身が、この人が好き!と思うことが、大切なのだな‥と思いました。

親族であったとしても、相性が合わない場合もあるでしょうし、鳥さん自身の気持ちを尊重してあげることも、大切なことなのだな‥と痛感しました。

 

りりーちゃんは、助手席の親友側で、ドライブ中もずっと過ごしました。

飼い主の私側ではなく‥

亡き母の時もそうでしたので‥

りりーちゃんは、太っ腹な親友の雰囲気、優しい雰囲気が、母とどこか似ていて、心地良かったのかもしれません?

 

東名高速、海老名SA、小田原厚木道路、小田原PAで休憩して、西湘バイパスを通過して、根府川付近で海を見てから、本日の宿、サンダンスリゾート・箱根宮城野(https://www.sundance-resortclub.jp/resort/hakonemiyagino/)へ向かいました。

親友との旅行は、おしゃべりとゆっくり過ごすことが中心なので、りりーちゃんも含めて、ひたすらゆっくり過ごします。

サンダンスリゾート・宮城野は、サンダンスリゾートの会員制の宿ですが、満室でない時は、一般応募もあるそうです。

今回も、直前に予約させて頂き、宿泊しました。

私は、とても良いお宿だと思います。

親友も、喜んでくれました。

箱根のお宿は、全体的に宿泊費がお高めで、都心部から近いので当たり前なのかもしれませんが、ペットと泊まれる宿も、例外なくお高めですが、こちらのお宿は、価格も良心的でした。

鳥さん飼にも、お勧めできるお宿です。

りりーちゃんの宿泊許可がおりても、放鳥禁止の宿も多いのですが、こちらのお宿は、放鳥もOKでした。

だからりりーちゃんも、のびのびと過ごすことができました。

宿に着き、受付のホテルスタッフの方が、予約の際、「私も鳥を飼っていたことがあります。当日お目にかかるのが楽しみです」とお話し下さいましたが、実際のりりーちゃんを見て、「わ~大きな鳥さんですね。私は、インコちゃんのような小さな鳥さんを想像していました。私は、インコ飼いでした。オウムさん、可愛いですね。」と言って下さり、直ぐに私の持つキャリーにも目がいき、「そちらのキャリーは、お散歩用ですか?」と鳥飼い目線のご質問を頂きました。

 

りりーちゃんは、ドライブや旅行時は、ホーエイの35手のりピュアホワイトのケージで過ごしますが、お散歩の時は、リトルバディのキャリーになります。

ですので旅行時は、ホーエイのケージ&リトルバディのキャリーの二つのケージを宿に持ち込みます。

こちらのお宿は、放鳥OKですので、ケージやキャリーの掃除もゆっくりできて、とても助かりました。

 

サンダンスリゾートは、オーベルジュということで、お食事も美味しく頂きました。

親友も「美味しい!」と言ってくれました。

その後、りりーちゃんも含めてお部屋でゆっくり過ごして、りりーちゃんも、久しぶりの旅行で楽しくて、寝たがらなかったのですが、疲れているだろうから寝てもらい、私と親友は、温泉に入りました。

温泉も、とても良かったです。

露天風呂が気持ち良くて、朝も夜も入って、凄く久しぶりの温泉が、とても気持ち良かったです。

母も、連れてきてあげたら喜んだだろうな~と思う程、宿の雰囲気が良かったです。

温泉からお部屋に戻り、又ひたすらおしゃべりをして、気が付くと4時前になっていて、朝食迄少し寝よう!と眠りにつきました。

お部屋も広くて、私達がおしゃべりしている場所から離れた場所で、りりーちゃんには休んでもらいました。

ダイニングと寝室と二部屋ある、企業の保養施設のような広いお部屋でした。

短くても爆睡できて、朝がきました。

朝食も美味しく頂き、その後、りりーちゃんもゆっくり過ごしてもらい(放鳥して)、充実していて、楽しく過ごさせて頂きましたサンダンスリゾート・箱根宮城野を後にしました。

次に目指すのは、箱根神社です。

亡き母も好きだった箱根神社は、芦ノ湖の辺にある自然豊かな神社です。

 

この頃の私は、母の亡くなった直後で哀しかったのですが、母の残したローン(元々は、父名義のローンでした、リバースモゲージ)を借り換えしなくてはいけなかった為、大変でした。

今私が住んでいる家に抵当権がついていて、母の死後、完済の期限も決まっていた為‥その件の為の銀行めぐりも、大変でした。

母が、末期癌で要介護5でしたので、自宅介護では仕事にもいくことも難しい状態でしたが、父が行っていたささやかな副業を引き継いでおり、そちらの副業を仕事をしていることと認めて頂けた、楽天銀行に融資を申し込んでいました。

僅かな収入の仕事では、大手銀行ではなかなか仕事をしているとは見なしてもらえませんでしたが、楽天銀行は、認めてくれました。

箱根神社に行った時は、楽天銀行の融資の審査待ちをしていましたので、無事に融資が決まることをお願いしました。

その後、楽天銀行で融資が決まり、自宅にも無事に住み続けられるようになりました。

 

昨年は父が亡くなり、今年は母が亡くなり、役所提出の書類が複数発生しましたが、税務署へ提出書類(確定申告、準確定申告、相続関係書類など)、又法務局へ提出書類(不動産登記、抵当権関係書類)などは、ほとんど自分でやっています。(法務局は、全て終わりましたが、税務署は未だこれからです。父の時も行いましたので、おそらく同じ感じだと思います。)

司法書士さんや税理士さんにお願いすると、どうしてもお高い料金が発生しますので、ネットやユーチューブなどを見て、役所に聞きながら、できることは自分でやろう!と思い、勉強&節約も兼ねて自分でやりました。

手間はかかりますが、難しくはないと思います。

役所の職員さんも、詳しく教えてくれます。

時間がかかるかもしれませんが、自力でやることも全然可能です。

銀行の抵当権を外すところも、自分でやりました。

難しくはありませんでした。

 

環境省の登録票の登録手続き、更新手続きと、法務局の手続きは、少し似ているのかな?と思いました。

法務局が、場合によっては難易度が上がるかもしれませんが?

登録票の手続きを、少し難しくしたような書類もありました。

税務署の書類は、金額を入れる欄が多いので、環境省や法務局の手続き書類より難しいかもしれません?

 

りりーちゃんの登録票の次回の手続きも、近づいてきました。

5年に一回は、長いようで、意外とあっという間にきてしまう感じがします。

環境省のサイテス1の登録票の更新手続きは、忘れないように、気を付けなくてはいけませんね。

 

箱根神社に行くのも、凄く久しぶりでした。

以前と比べると、トイレも増えて綺麗になり、海外の方も利用され易くなっていました。

箱根神社は、自然の力が一杯感じられるところで、今風に言うと、スピリチュアルでパワースポット的な素晴らしい神社です。

りりーちゃんも一緒にお参りをして、次は、近くの箱根プリンスホテルに向かいました。

 

箱根プリンスホテルは、大好きな場所です。

芦ノ湖湖畔のホテルで、とても雰囲気が良いです。

特に好きな場所は、ホテルの前のプライベート庭園、湖畔に面したベンチです。

亡き母ともよく一緒に来てこのベンチに座りました。

母も、私も、赤毛のアンの映画が好きで、母は、本当によく、赤毛のアンの映画を自宅のディーガでも観ていました。

いつかプリンスエドワード島に行くことが夢でしたが‥

この場所も、少しプリンスエドワード島に似ているのかな?と思う程、素敵な場所でお勧めです。

私達が行った日は、暑かったですが、りりーと親友と私で、ゆっくりしました。

ホテル内にもレストランがありますが、ホテルに隣接したパン屋さん、カレーやラーメンが頂けるプリンスホテルのフードコートのようなお店があり、りりーちゃんを隠しながら、お昼を頂きました。

りりーちゃんは、リトルバディのキャリーにはいり、私のスカートがかけられています。

スカートをかけると、素人目には、鳥が入っているようには見えません。

暑い日だったので、りりーちゃんを車内に置き去りにすることは、不可能な感じでした。

楽しかったプリンスホテルを後にして、次に向かったのは、箱根仙石原のススキの草原です。

こちらも、亡き母とよく行きました。

今年は、猛暑だった為、ススキの時期でしたが、未だ美しくなるのは、これからかな?という感じでしたが、親友は喜んでくれました。

昼間は勿論美しい仙石原のススキですが、夜間、月夜の日なども、美しいと私は思います。

 

楽しかった旅行も最後の地になります。

御殿場プレミアムアウトレットへ向かいます。

亡き母とは、御殿場プレミアムアウトレットがオープンしてから度々、20年位一緒に行きました。

雰囲気が外国のような感じで、富士山も大きくすぐ近くに見えて、風光明媚な観光地になります。

りりーちゃんも、我が家から一時間少しで到着する御殿場なら、距離的にも時間的にも、辛抱できて、楽しめる感じがします。

御殿場にある秩父宮記念公園も、桜の時期などお勧めです。

御殿場アウトレットは、りりーちゃんと一緒に入店できるお店が複数ありますが、夜間になり熱中症の心配などもないので、少しお疲れのりりーちゃんには、車内で休んでもらいました。

 

旅は、帰路に向かいます。

東名高速に乗り、足柄SAでゆっくり過ごしました。

平日の夜なので空いていて、スカートで隠された、りりーちゃんと親友と私で、ゆっくり過ごすことができました。

又沢山おしゃべりをして、車に戻りました。

りりーちゃんは、本当に良い子にしていました。

 

足柄を出発すると、りりーちゃんは、帰路へ向かっていることを理解している様子で、親友の肩に乗り、「大好きだよ!」とお別れを言い出しました。

りりーちゃんは、親友に、自分の話せるTPOに合う言葉を、一生懸命話しかけていました。

親友が、「オウム返しとよく言うけれど、りりーちゃんの場合は、人間返しだね!」と言っていました。

本当に、そうなのです。

りりーちゃんは、普段も色々と話しかけてきてくれて、こちらが返事をするという‥正に、人間返しになってしまうのです。

 

りりーちゃんのコミュニケーション能力の高さは、やはり男の子だから、求愛行動などにも起因するのかもしれませんが、人が好きな、りりーちゃんの明るい性格的な者も大きいのだと思います。

今回の初対面の親友の前でも良い子にできて、親友を大好きになったこと‥飼い主の私も初めての経験で、とても驚いたことです。

更に驚いたことは、りりーちゃんが旅行中、一度も車酔いして吐かなかったということです。

 

箱根は、私の好きな場所ですが、箱根駅伝を見ても分かるように、クネクネの山道で、りりーちゃんお迎え後に数回一緒に行きましたが、必ず車酔いして吐いてしまうので、行きたかったのですが、ずっと行っていませんでした。

今回は、親友と一緒に旅行ができて、りりーちゃんも楽しく良い緊張感の中で、車酔いが少なかったのかな?と思いました。

いつまでもおしゃべりが続く私と親友に合わせて、楽しんでくれていたりりーちゃんですが、足柄SA出発後は、かなり眠そうでしたので、ホーエイのケージに戻して休んでもらいました。

その後、港北PAで休憩して、都内の親友宅に送り、自宅に戻りました。

りりーちゃんは、そのまま車で休んでいてもらい、自宅のりりーちゃんのお部屋のケージを整えてから向かいに行き、お部屋のケージに入れました。

「おやすみ」とりりーちゃんは言って、すぐに嘴をジョリジョリさせて眠りました。

面白かったのは、その後数日間、りりーちゃんが自宅で良い子に過ごしていたことです。

きっと突然表れた親友が、又来てくれるかも?とお思って、りりーちゃんのいいカッコCは、続いたのかな?と推察します。

 

親友が、りりーに何度も「素敵な子だ!」と褒めたたえていたことが、強く印象に残りました。

私は、りりーに、「可愛い!」「綺麗!」「良い子」などは言いますが、「素敵な子だ」とは言ったことがありませんでした。

りりーも、親友に褒めてもらっていることが分かるようで、「素敵な子だ」と言われて、とても嬉しそうにしていました。

褒めて育てる‥ということは、本当に大切なことであると、改めて思いました。

 

ここ数年は、私にとっては試練の年でしたが、可愛いがってくれた父と母と次々に会えなくなり、りりーちゃんにとっても、ストレスフルで大変な試練だった思います。

 

今りりーちゃんは、毛引きが酷くなってしまっています。(りりーちゃんの中では酷いという意味)

鳥なのに、人間に家庭で家族として育てられて、鳥の心も持ちつつ、人の心も理解して、強い感情を持ち、深い愛情を持つ繊細な心も持つりりーちゃん‥

大人に成長して、ホルモンバランスも関係するでしょうし、精神的なストレスは、一番毛引きにも影響していると思います。

毛引きは、遺伝的なものもあるようなので、周りが神経質になり過ぎるのも良くないことだとますが‥

今の大変な時期を、りりーちゃんと一緒に、何とか乗り越えていけるように‥

私なりに努力していきたいです。

私も、りりーちゃんも、未だ未だ元気ではありませんが、マイペースに少しづつ、元気を取り戻していきたいです。

 

 

長文をご覧頂きまして、ありがとうございました。

皆様の2024年が、素晴らしい一年になりますように‥

Lots of love

 

りりーちゃんは、今年9回目のりりーサンタになりました。

りりーちゃんをいつも応援して頂きまして、ありがとうございます(*^^*)


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そして

大好きなお母さん

ありがとう

愛をこめて

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P.S 写真は、後日入れる予定です(*^^*)