オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

コバタンのりりーちゃんは、元気一杯の9歳の男の子です。先代オカメインコ、ルチノーの、ららちゃんは、24歳迄生きてくれました。コンパニオンバードと暮らす、人と鳥の、両者の幸せな生活を考えていきたいです❤

コバタン・ヨウム・ワシントン条約 附属書Ⅰ「種の保存法」《サイテス1》~コバタンとキバタンの相違点とは?登録票申請時の救済策「証明書代行制」脚環の重要性&マイクロチップ『りりーちゃん鶴岡八幡宮に行く』

 

 
 

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鶴岡八幡宮・神奈川県鎌倉市

 
 
A HAPPY NEW YEAR 
 
とても遅くなりましたが・・・
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年も又、旧暦のお正月の暦でのご挨拶になります。(笑)
昨年末は、年末のお忙しい中、当ブログにあたたかいコメントを、多数お寄せ頂きまして、本当にありがとうございました。
とても嬉しかったです。
新年早々、又長文になってしまいました。
本当に申し訳ありません・・・




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門には、門を守る神様が二体祀られています



 
 
今年は、初詣にも松の内に行けました。
都合がつかない時は、春頃になってしまう年もあります。(涙)
今日はその模様のお写真も、お届けしたいと思います。
お参りは、毎年、神奈川県鎌倉にあります、鶴岡八幡宮にお参りしています。
コバタンのりりーちゃんも、一緒です。
お参りを終えてから、鶴岡八幡宮の参道、若宮大路、通称、小町通りを、りりーちゃんと一緒に散策しました。
りりーちゃんと一緒だと、このお店は入れるのかな?
ペット入店可能かな?…と外から覗くことが多くなってしまいます。
でもついつい試食と共に、店内に引き寄せられてしまって・・・





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門の先が、鶴岡八幡宮の本殿です




 
食べ物屋さんなのに、定員さん皆様、「可愛い!!可愛い!!」とりりーちゃん大歓迎で
「オウムが来ている!!」と、奥にいらっしゃるスタッフの方迄総出で、りりーちゃんを見に来て下さったりして・・・
そんなやり取りを、数件の飲食店さんで行いました。
食品を売っているお店なのに、りりーちゃんのことを、大歓迎して下さって・・・
鎌倉の方は、おおらかで、あたたかいな・・・と思いました。
豊かな自然と、湘南の海風が、人を優しくするのでしょうか?
 
 
 
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「迎春」が飾られるのは、御年始だけ

 
 
新年早々ですが…
今日は、少しナーバスな、難しいお話をさせて頂きたいと思います。
鳥好きの方には、是非お気に留めて頂きたい事柄になります。
ワシントン条約附属書1、サイテス1と、種の保存法についてのご説明と、私の感想を、お話ししたいと思います。
今回、関係機関の方々からのお話も、伺うことができました。
ワシントン条約は、人間による過剰な取引によって、絶滅するおそれのある野生生物を、保護するために生まれた条約です。
特定の野生生物について、国際間の取引の禁止、制限をしています。
りりーちゃんは、コバタンというオウムでサイテス1になります。
 
 
 
 
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樹齢1000年以上の大銀杏跡地
現在は、新しい芽・小さな銀杏を見ることができます



 
ワシントン条約のオウム科のサイテス1は、コバタン、オオバタン、シロビタイムジオウム、フィリピンオウム、ヤシオウムの全5種類になります。(コバタンの中には、コガタコバタン、マメコバタン、コキサカオウムが含まれます)
ヒインコ科のサイテス1は、コンセイインコ、他全2種類。
インコ科のサイテス1類は、ヨウム、キエリボウシインコ、スミレコンゴウインコ、コンゴウインコ・・・他全45種類になります。(大きく種類に分けての45種類になります)
経済産業省の資料にて確認・ワシントン条約附属書、動物界 平成29年10月4日から発効 』
動物園にいる動物は、ワシントン条約サイテス1~3の動物が多いそうです。
ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物を、その必要性に応じて、サイテス1~3までの3つのランクに分類し、規制しています。
 
 
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大石段を上がると、鶴岡八幡宮の本殿です
 
 
コバタンのりりーちゃんは、サイテス1の分類で、野生では、絶滅危惧種とされており、国際希少種という分類です。
りりーちゃんのような、サイテス1であったとしても、合法的に入手されたものは、環境省に登録を申請した上で、合法的に取引することができ、飼育することもできます。
国内では、種の保存法、絶滅のおそれのある野生動植物の、種の保存に関する法律が、1993年に施行されました。
日本国内での、ワシントン条約サイテス1の鳥類の取り扱いは、この種の保存法によって規制されています。
現在、皆様が、飼育されている鳥さんの種類は、サイテス1ではない方が、大多数だと思いますが、将来的に、何かしらのご縁などがあって、サイテス1の里親さんになられる方もいらっしゃるかもしれませんし、現在飼育されている鳥さんが、ある日突然、サイテス1に格上げになる可能性もあります。
最近では、ヨウムが、サイテス1に格上げになりました。





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鶴岡八幡宮・舞殿




このサイテス1に格上げになると、国内でも、種の保存法による法的措置が発生するので、人にとっても厄介ですが、更に動物達には、可哀想な現実が待ち受けている状態になることがあります。
サイテス1になると、飼い主さんは、環境省への登録票を申請することが、義務付けられています。
サイテス1になると、環境省への登録票なしでの移動、例えば飼い主さんから里親さんへの譲渡ができなくなります。
但し相続人の場合のみ許されています。

動物園などにしか移動できない…という飼い鳥にとっては、悲しい現実が待っています。
あたたかい家庭で、ずっと飼い主さんと共に生活してきた愛鳥さんが、別の家庭で新しい飼い主さんに飼われることなく、動物園にしか行けない状態になります。
このような状態になることは、人の愛情、家庭の愛情を知っている鳥さんにとっては、とても可哀想なことだと思います。

 
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舞殿では、お祀りの際には、舞、雅楽が披露されて優美です

 
最近サイテス1に追加になったヨウムの飼い主さんも、環境省への登録票の申請を行わなくてはいけません。
但し、「ヨウムを、飼い主さんが、今後飼育できなくなった場合に、相続人に、確実に譲渡できる方は、申請しなくても大丈夫である」と、環境省は、アナウンスしています。
環境省への登録票の申請は、早めに行って頂ければ、特に難しいことはないと思いますが…
コバタンの申請は、少し難しい場合があるのも現状です。
コバタンは、2005年に、国内でサイテス1として、種の保存法により法的に施行されました。
コバタンの相続人以外の譲渡の際には、法律で規制されているので、そこに金銭が発生しようが、無償だろうが、金銭授受は関係なくなります。
コバタンの譲渡事態が、違法となり、刑罰が発生します。
現行では、5年以下の懲役、又は500万円以下の罰金、法人の場合は、1億円以下の罰金となっています。
 
 
 
 
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奥は、旗上弁財天社(政子石も祀られています)

 
コバタンの場合は、幾つかの問題があります。
まず一つ目の問題点は、コバタンとキバタンは、見た目が少し似ていて、紛らわしいということです。
コバタンとキバタンは、同じバタン類ということもあり、素人目に見ると、見た目が、かなり似ているかもしれません。
同じ白色オウムで、黄色のトサカに、黄色のチーク・・・
素人目には、識別が難しい時もあります。
コバタンのサイテス1は、現状では、コバタンの両親共に、コバタンと登録票の申請を受けている、純粋のコバタンの子供だった時にのみに適応されます。
例えばコバタンの片親が、キバタンだった場合は、生まれた鳥は、ハイブリッドになり、現状では、コバタンと認定されません。
獣医師さんや、鳥専門の輸入業者の方や、鳥に詳しい方が見れば、ハイブリッドなども、分かるそうなのですが・・
例え写真で確認したとしても分かるそうです。
素人目には、かなり難しいと思われます。
 
 

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鶴岡八幡宮・源平池(池の畔で、ぼたん園が開催されていました)

 
 
 
キバタンの中でも、アルーキバタンのように、小柄なキバタンもいます。
体重300g代のアルーキバタンも、中にはいると思います。
りりーちゃんは、コバタンの中では、大きな体格で、体重は370gあります。
りりーちゃんと同じぐらいの大きさの、キバタンもいる!ということになります。
体重だけでは、コバタンとキバタンの識別はできません。
それでも獣医師さんや、鳥専門の輸入業者の方や、鳥に詳しい方は、分かるとのことでした。
頬のチークの色が、アルーキバタンは、コバタンより薄い黄色である・・と伺ったことがあります。
この素人目に見ると、コバタンとキバタンは、似ている感じがする?という問題点が、複雑な要因となっています。
 
 
 
 
 
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アルーキバタン・ばんちゃん
長崎県佐世保市・ふわふわインコ(鳥カフェ)所属

 
 
 
以下では、二つのよくある事例を紹介いたします。
一つ目は、「コバタンと言われて購入して、又は譲渡されて、ずっとコバタンだと思って飼育していたけれど、実はキバタンだった。」ということです。
このことは、とてもよくある事例だそうです。
でもこの場合は、キバタンは、サイテス1ではないので、今回取り上げている問題は、特に発生しません。
サイテス1でなければ、環境省への登録票の申請は、必要はありません。
キバタンは、登録票なしで、里親さんに譲渡することも可能です。
 
 
 
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鶴岡八幡宮・三の鳥居





ここで最大の問題になるのは、
「キバタンだと言われて譲り受けたけれど、実はコバタンだった!」という時です。
関係機関の方がおっしゃるには、この事例も、とてもよくある事例だそうです。
「コバタンに似ていますが、キバタンだから、大丈夫ですよ!」と言われ、環境省の登録票なしに譲り受けてしまった。
金銭が、発生していなくても、虚偽であったとしても、
「コバタンを譲り受けてしまった・・・」
その時点で、国内では、違法であり刑罰が発生します。
 
 
 
 
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江ノ電バス・鎌倉~藤沢(江ノ島)へ走る路線バス

 
 
最近は、SNSの普及で、インスタやブログなどで、誰でも簡単にペットの写真を掲載することができます。
関係機関の方々は、それらをすべて取り締まるということは、されていないそうです。
でもSNSに投稿されている画像に、
「最近譲ってもらったキバタンです!」と投稿していても、明らかにコバタンの画像が掲載されていたり・・・
「コバタンに似ている、キバタンを譲ってもらいました!!」などの文面と、コバタンの写真を載せると、それを獣医師さんや、鳥専門の輸入業者の方や、鳥に詳しい方が見て、怪しいものを見つけました。と関係機関の方に報告が入ると、そこから徹底的に調査が入るそうです。
SNSからの検挙数は年々増えており、現在は、メルカリでの検挙数が一番多いそうです。
 
 
 
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鶴岡八幡宮・段葛(春は、可愛い桜並木になります)


 
 
以下は、二つ目の重要な問題点です。
それでは、登録票なしに譲り受けてしまったコバタンを、どうするればいいのでしょうか?
最善の方法は、やはり環境省の登録票を取得することだと思います。
ただ国内で種の保存法によって、コバタンのサイテス1が施行されたのは、2005年です。
そこまで飼い主さんを、遡らなくては、コバタンの登録は申請できません。
2005年以前に飼育されていた方の捜索が、必須事項になります。
もう13年も前迄遡らなくては、登録ができないのです・・・
サイテス1の登録を受けるには、2005年以前の、コバタンが日本に輸入された際の通関書類、コバタンを購入した時の証明書(領収書)、コバタンとしてかかった動物病院での証明書(カルテ・健康診断の記録)などが必要になります。
関係機関の方も、登録を申請するには、原則的には上記の何れかが必要になりますが、他の記録であったとしても、そのコバタンを登録できるように審査します。とお話されていました。
 
 
 
 
 
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100均で購入したお飾りです
おもちゃは、100均の品をアレンジすることもあります

 
 
余談ですが…
ワシントン条約の性質上、ある日突然、ご自分の飼育されている鳥さんが、サイテス1に、格上げになる可能性がありますので、鳥さん購入時の領収書、販売証明書、健康診断の記録などは、念の為保管されいた方が安心だと思います。
ただコバタンの場合は、2005年迄、飼い主さんを捜索して、遡らなくてはいけないので、現実問題、かなり難しいとも思われます。
2005年以前の飼い主さんが見つかれば、一度その方にコバタンを戻して、2005年以前の飼い主さんに登録して頂く。。という方法が、一番正しい方法なのですが、それができない方も、多数いらっしゃるのも現状だと思います。
 
 
 
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しめ縄は、長さ20cm・大きな物も片脚で持ち上げます

 
 
上記の方法ができなかった場合、ではどうすればいいのでしょうか?
コバタンは、譲渡すること事態が、違法になります。
だから譲渡してもらったことは、もう既に違法なのですが…
ここはそれについては、一旦黙っておいて頂いて・・・?
コバタンを、一生ご自分で飼育して、天寿を全うすることを見届ける・・・
それも一つの方法かな?と私は思います。
動物病院で診察を受ける時に、コバタンの登録票を見せる必要はありません。
登録票なしで、動物病院に入院もできます。
但し、平成30年6月施行の「種の保存法」法改正により、サイテス1の鳥のペットホテルの滞在には、登録票を預けることが義務付けられることになりました。
目立つことをしないで、静かにご家庭で飼育していれば、関係機関の方からの検閲を受けることなどは、恐らくないかと思われます。
 
 

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アロハヘブンのプラスチック素材のおもちゃが大好き

 
ご自分の飼育されている、2005年以降に譲渡された、キバタンが、コバタンに似ている感じがする?と思われている方は・・・
 
・SNSなどにコバタンににているキバタン(コバタンかもしれない)の写真を掲載しない
・コバタンに似ているキバタンを譲ってもらいました!などの文面を載せない
・地域のお祭りなど、人との交流があるところ、目立つ場所へ、一緒に連れていかない
 
目立つことは控えて、静かにご家庭で飼育して頂いて、天寿を全うさせて頂くことが安全だと思います。
 
但し、平均寿命約40年とも言われるコバタンは、長生きする可能性がありますので、飼い主さんお一人で、この問題、秘密を抱えていくことは、大変なことであり、難しいことでもあると思います。
私は、身近な信頼できる方数名に、この秘密を共有して頂くことも、大切だと思います。
鳥を飼育した経験のない方でも、本当に信頼できる方だ!と思わた方なら、その方に委ねて頂くことも一案であると思います。
 
 
 
 
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アロハヘブンのコルク素材のおもちゃも大好き

 
 
大型鳥の飼育経験のある方が、最善ではありますが、それに捉われる必要はないと思います。
最初は、人の母親だって、ママ一年生です。
でも頑張れば、ママ一年生は、とても立派なママになります。
大切なのは、鳥を飼育した経験があるか否かではなく、その方が信頼できる方であるかどうかなのだと・・
大切な託したペットを、守って下さる優しいお気持ちのある方であるのか・・・なのだと私は思います。
 
 
 
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スタバの備品は、カップ、マドラー、ストロー、紙袋、全て大好き

 
 
SNSの鳥好きの、一見したところ、とても良さそうな方に見える、ブログやインスタも、SNS内では、いくらでも良い人を装うことができると思います。
良い人そうに見えても、実はそうではなかった!ということも、実際はあると思います。
 
里親サイトで、小鳥の里親に応募した方の一例ですが。。。
「長年インコを飼育しているベテランです。
大切に飼育します。」
などの良い文面で良い人を装い、実は自分のペットの蛇に、小鳥を与えていた。という事例も、本当にあった話だそうです。
 
上記は、極端な例ですが・・・
世間では、どうしても経験者が優遇される風潮がありますが、私は、あまり鳥の飼育経験だけには捉われないで、大切な秘密は、昔から付き合いがあったり、又は今迄何度も会っている方で、信頼できる方に委ねる方が、安心だと思います。
 
 
 
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砧公園(東京都世田谷区)で、お散歩


 
ワシントン条約の恩恵によって、地球上の多くの動物が、絶滅を免れているので、素晴らしい条約なのでしょうが・・・
その法律によって、長生きしても、行き先がなくなる可哀想なコバタンが、多数存在するのも現実です。
 
今回取り上げたように、2005年以降に、飼い主さんが、環境省への登録票を申請しなかったコバタンは、多数存在しますし、せっかく長生きしても、可哀想な現実が待っていることは、とても辛いことです。
 
飼い主さんは、ワシントン条約のことを知らなかったので、コバタンの登録を申請しなかったり・・・
又キバタンだから大丈夫だと、コバタンとキバタンを、勘違いされていたり・・・
登録を申請しなかった理由には、様々なケースが考えられます。
 
 
 
 
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りんごが大好き・フルーツの皮も大好き

 
 
種の保存法が法改正されて、行き場のない、可哀想なコバタンがいなくなることが、一番願わしいことではありますが、なかなかそうはならないことも、悲しい現実です。
 
現在ヨウムを飼育されている方は、コバタンに比べると、とても多くいらっしゃると思います。
 
例えばご年配の方など・・・
地域の方や、介護などのお仕事を通じて、偶々出会ったヨウムを飼育されているご年配の方へ・・・
もし皆様が、そういう場面に会われましたら、ヨウムの登録票のことも、一声おかけ頂きますと幸いでございます。
 
 
 
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ヨウム・フジテレビ「警視庁いきもの係」第6話 出演のヨウム

 
又長文で、色々と私の考えを書かせて頂きましたが、コバタンの場合は、大切なことは、あくまでも環境省の登録票を申請することだと思います。
 
でもそれがどうしても困難な場合のこと・・・
今回お話したのが、私の考えですが、皆様はどう思われましたでしょうか?
 
この問題は、重要な問題であると思いますが、ブログで取り上げている方は少ないですし、法律も関わってきますし、私も、自分の意見をお話することも迷いましたが、現実に、動物園にしか、引き取り手がないコバタンが多数いる中、可哀想なコバタン、そして未来の可哀想なヨウムを、一羽でも減らしたいと思い、思い切って書かせて頂きました。
 
私のブログは、微力なブログで、影響力なども少ないかと思いますが、どこか遠くの場所へでも、もしお役に立てましたら、こんなに嬉しいことはありません。
 
 
 
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フォークだって、片脚で器用に使えるよ

 
 
今回は、WWFジャパンと自然環境研究センターの方々に、お話を伺いました。
サイテス1の登録についてのご相談は、自然環境研究センター・WWFジャパン・TSUBASA・TRAFFICなどの団体で、ご相談頂けます。
 
・自然環境研究センター http://www.jwrc.or.jp/
・WWFジャパン http://www.wwf.or.jp/
・TSUBASA http://www.tsubasa.ne.jp/
 
 
 
 
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寒い日は、ママの胸の中に入れてもらうの・・・

 
 
 
年明け早々、ナーバスな問題を、沢山書かせて頂きました。
又長文になってしまい、本当に申し訳ありません・・・
最後迄お読み頂きまして、誠にありがとうございました。
 
毎日寒い日が続いております。
皆様どうぞお身体ご自愛下さいませ。
 
そして愛鳥さんと共に、
愛するご家族と共に、
どうぞお元気で…
 
うららかな、
あたたかな春が
迎えられますように・・・
願いをこめて・・・
 
 
 
 
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コバタン・りりーちゃん・男の子・三歳7カ月です

 
 
 「ここからは、2018年5月に追記しています」
 
 
現在サイテス1の鳥を飼育している方が、環境省の登録票を取得する際には、原則として、法律施行以前の、サイテス1の鳥が日本に輸入された際の通関書類、サイテス1の鳥を購入した時の証明書(領収書)、動物病院での証明書(カルテ・健康診断の記録)などが必要になりますが、これらの書類を所持されていない方の為の救済措置として「証明書の代行制度」があるそうです。

「証明書の代行制度」とは、法律施行以前に、飼い主(登録票を申請する人)の、サイテス1の鳥を見たことを証言して下さる人がいれば、その証言して頂ける人に証言書(サイテス1の鳥を、何年頃見たのか、その時の状況、印象、エピソードなどを記載したもの)を記載して頂ければ、それで「証明書」の代行が可能である場合があるそうです。



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今回のブログ記事で取り上げました、コバタンの登録票の取得にも役立つ可能性があります?
コバタンの場合は、2005年以前の証言が、この場合も必要になります。

ヨウムの飼い主の方で、必要書類を所持されていない方も、同様になります。
ヨウムの場合は、2016年以前の証言が、必要になります。
この救済措置により、登録票を取得された方のお話しも伺いましたので、記載させて頂きました。

種の保存法は、2018年6月より、一部法改正され、施行されています。
コバタン、ヨウムなどの飼育下の鳥で重要な決定事項の一つに、個体識別措置が義務付けられました。
(他者への譲渡の際に必要になる、登録票取得時に、個体識別措置が義務付けられました)

個体識別措置とは、足環、閉式リング/クローズリング・3桁以上の識別刻印の義務付けが決まりました。
上記、脚環の読み取りができない鳥には、マイクロチップの装着が、義務付けられる事になりました。




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マイクロチップは、機械を埋め込むのですから、危険性は、少なからずとも発生します。
脚環の読み取り不可能なコバタンやヨウム、又他のサイテス1の鳥を飼育されている方は、マイクロチップの危険性を踏まえた上で、登録票を申請されるか否かを、決めて頂かなくてはいけなくなりました。

マイクロチップの危険性については、このブログの次号「ご協力願います!『環境省 パブリックコメント種の保存法 法改正 平成30年6月1日施行 ヨウム・コバタン【ワシントン条約 サイテス1】」で取り上げておりますので、宜しければご覧になって下さい。


コバタン、ヨウムなどの大きくない鳥達への、マイクロチップの装着の義務付けを含む、今回の種の保存法の法改正は、ワシントン条約種の保存法は、サイテス1の鳥の個体を守る法律ではなく、種を守る法律である為の過酷な決定事項であると言わざるおえない、愛鳥家にとっては、厳しい法改正となりました




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『ここからは、2018年9月に追記しています』



今回の種の保存法、法改正により、相続人以外の他者への譲渡の際に必要になる、登録票を取得する際に、脚環、又はマイクロチップが義務付けになったことは、現在サイテス1の鳥達を飼育されている方だけが、関係することでも、危惧することでも決してありません。

現在サイテス1のヨウムも、数年前迄は、サイテス2でした。
歴史を辿り推測できることは、サイテス1の鳥種は、今後も増加の傾向にあるということです。
今は、愛鳥達が、サイテス2であっても、今後サイテス1に格上げの可能性があります。

鳥が、長寿なことは、大型鳥に限ったことではありません。
中型鳥でも、長寿な鳥の場合は、約30年~40年、大型鳥顔負けな、ご長寿な鳥達もいます。
(大型鳥は、一般的に長寿の傾向がありますが、そうではない大型鳥もいるということを記載しています)




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私の先代オカメインコは、ルチノーでしたが(私が飼育していた頃のご長寿オカメは、ノーマルが多いと伺っていた為)

体重は、100gに満たない小さな鳥でしたが、約25年近く生きました。
あんなに小さな可愛い鳥が、四半世紀も生きるのです。

大型鳥だけでなく、鳥類は、一般的に長寿の傾向がある為、ご長寿な中型鳥も又、里親さんに譲渡の可能性が考えられます。

現在、サイテス2の愛鳥についている脚環は、なるべく残すように、ご努力された方が良いと思います。
(今後、サイテス1に格上げになった場合、登録票取得時の個体識別措置の義務付けにより、脚環が義務付けらている為です)


脚環は、危険を伴う場合もあります。
脚環が、自咬症にも繋がったり、又脚環が危険な事故の原因になる場合などもあります。

脚環については、とてもデリケートな問題ですが…
出来る限りの飼い主さんのご努力で、脚環を残されることを、お薦め致します。
脚環は、愛鳥の大切で貴重なものであるということを、覚えておいて頂きたく思います。





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りりーちゃんも、脚環のついていない脚の方が、とても綺麗です。
脚環を気にして、脚環を噛んでいる時もあります。
脚環に、おもちゃが引っ掛かり、パニックになったこともありました。
(販売されているおもちゃも、遊び方によっては、危険な凶器となってしまう時もありますので、私は、おもちゃは、人が目につく時以外は、単品のおもちゃ(パーツのみ)で、比較的安全な素材の製品でしか遊ばせないように、気をつけています)


以前、脚環の問題を、お迎え先のロロスバードファームに相談しましたら、
脚環の番号によって、飼い主さんが、ロロス出身のロストした鳥が、無事に飼い主さんの元に戻った話しをして頂きました。
現在ついている脚環が、貴重で大切なものであり、容易には外さないで頂きたい…との指示を、その際に受けました。
(法改正以前に、マイクロチップの義務付けが決まる前に伺いました)




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ワシントン条約種の保存法は、サイテス1に関する法律ですが、上記のご説明により、鳥飼いの方達には、全く無縁なお話しではないということを、感じて頂けましたら嬉しく思います。

実際、サイテス2の愛鳥の脚環を以前に外してしまいましたが、その後サイテス1に格上げになりました。

これは、現在ヨウムを飼われている方にも、数多く起きていることです。

他者への譲渡の際に必要になる、登録票を取得したいが、愛鳥に、マイクロチップを挿入しなくてはいけない為に、登録票が申請できない…という事態も、発生しています。

種の保存法の法改正による、危険なマイクロチップの愛鳥達への挿入は、サイテス1だけの問題では、決してないのだと…
愛鳥家の方全体で、真摯に考えなくてはいけない問題なのだと、私は改めて思いました。


とても長文になりまして、誠に申し訳ありませんでした。
最後迄、ご覧頂きまして、本当にありがとうございました(^.^)
 
 
 

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                                                                              2018年9月30日追記

 
 
 
 

りりーちゃん 軽井沢に行く 紅葉編 パート2 ~コバタンのりりーちゃんの備忘録~

 
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星野リゾート・ハルニレテラス
 
 
 
二日目は、星野リゾート、ハルニレテラスに行きました。
今回軽井沢は、紅葉のシーズンなので、平日でも駐車場は、満車の状態でした。
紅葉の美しい時期と重なり、中軽井沢全体が、本当に美しかったです。
 
 
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10月末 中軽井沢の紅葉は見事でした


前回来た初夏の軽井沢も良かったのですが、紅葉のシーズンの軽井沢は、もっと素晴らしかったです。
様々な葉の色がおりなす、美しい紅葉、そんな中で、りりーちゃんとゆっくり過ごすことができました。
 
 
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ハルニレテラスで柔軟体操
 
 
ハルニレテラスでは、
りりーちゃんをみると、「わ~!コバタンだ!」と話しかけて下さる方もいらっしゃいました。
「コバタンだ!ってお分かりになるんですね」と私がお話すると、
「私、TUBASAのボランティアにも参加しています。」とお話になり、
「何歳なんですか?」とお尋ねになりました。
「三歳です!」と私は、言いました。
「わ~!これからもずっと長いこと一緒ですね。」などとお話下さいました。
 
 
 
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森の中で、りりーちゃんも開放的な様子でした
 
 



私一人で歩いていても、絶対に話しかけられない方と、りりーちゃんと一緒だと、皆様話しかけてきて下さって、お話しすることができるのだな…と又改めて思いました。
りりーちゃんが、一緒にいてくれることに、感謝です。
 
 
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人気のレストランの前で
 
ハルニレテラスでは、丁度読書月間で、ベンチのあちらこちらに毛布が用意されて、本棚も沢山あって、本が一杯ありました。
美しい紅葉の中、ゆっくりと読書をされている方もいらっしゃいました。
でもハルニレテラスも、平日でないとゆっくりできないのかな?とも思います。
軽井沢の場合、過ごし易い時期は、素敵な場所は、平日でないと大変だと思います。
 
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10月は読書月間で、本がテラスに沢山ありました


楽しかったハルニレテラスを後にして、次に向かうのは、軽井沢の紅葉の名所、雲場池です。
平日なので、雲場池の一番近くの駐車場にも入ることができましたが、満車状態でした。
駐車場から10分くらい雲場池まで歩きます。
周辺は、所謂軽井沢の代表的な雰囲気の別荘地です。
旧軽井沢の別荘地のイメージは、本当に素敵なのですが、苔や、湿度の高さが、私はかなり気になります。
私は、旧軽井沢より少し爽やかな感じがする中軽井沢の方が好きです。
 
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雲場池は、ものすごい人混みでした。
桜の時期の東京の「千鳥が淵緑道」のような混雑ぶりで・・・
混んでいて嫌だな…と思いましたが、りりーちゃんも一緒にせっかく来ましたので、記念撮影をどこかでしたい!と思い、混んでる中進みました。
何とか撮影ポイントが見つかり、人混みの中で、恥ずかしかったのですが、すぐに終わるので、りりーちゃんのキャリーを木の台の上に載せました。
 
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木の台の上にキャリーを置いて、母に押さえてもらいました
 
 
歩いている方達が立ち止まり、「オウムだ!」と。。。
「わ~!オウムがいるよ!」と、お話でした。
りりーちゃんを、沢山の方が、じっと見ています。
りりーちゃんに向かって「オウム!何か喋れ!」とお一人の方が言いました。
りりーちゃんは、その意味が分かったのか?
沢山の方に向かって「おはよう!」と言いました。
皆様、とても喜んで下さって、歓声と拍手が上がりました。
 
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10月末は、紅葉のピーク時でした
 
 
その拍手に向けてなのか・・
りりーちゃんは、「ありがとう!」と言いました。
そして「ばいばい!」「大丈夫!」などと続けておしゃべりをしました。
知らない方達から写真も、沢山撮られていましたが、りりーちゃんは、本当に堂々としていて、りりーちゃんて、本当に凄い!!と私はここでも又感動しました。
 
 
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駐車場は、900円でした
 
鳥の専門家の方達のお話によると、若い大型鳥は、人見知りなどもあまりしなかったりしますが、もう少し成長すると、急に人見知りになったりする場合もあるそうです。
個体差もあるのでしょうが、今後りりーちゃんが、どういう風に成長していくのだろう?と私も思っています。
 
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りりーちゃんは、人混みでも堂々としていて、立派でした
 
外国人の女性の方が、撮影スポットの正面の、ベストポジションを抑えてしまい、気弱な(笑)私は、何も言えず…
その横で撮影することになりました。
女性の方は、とてもご熱心で、りりーちゃんのおしゃべりにも、熱心に耳を傾けてくださり、りりーちゃんが、「おはよう!」と言うと、女性の方も「おはよう!」と言って下さり、「大丈夫」というと、「大丈夫」と繰り返して、言葉を確認するように、言って下さいました。
 
 
 
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水辺の紅葉は、綺麗でした
 
 
りりーちゃんを一生懸命見て、写真も撮られていました。
そのりりーちゃんを見て下さるお優しいお姿に、私は感動しました。
りりーちゃんのことを、可愛いと思って下さる方は、国境を超えるのだな…と、とても嬉しく思いました。
 
 
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キャリーは、リトルバディーのアクリルキャリーです
 
 
雲場池の紅葉は、本当に絶景でしたが、紅葉の綺麗な時期に重なると、平日と言えども、少し混み過ぎているな…と思いました。
観光地の混雑は、仕方のない事ですが…
同じ時期に軽井沢で紅葉をご覧になった方の中では、ブログなどの情報によると、「軽井沢 タリアセン」という新しい施設に行かれる方も多いようで、雲場池は混雑が酷いので、こちらを薦める地元の方も多いそうです。
 
 
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素敵な小道で一休み・・・


その後は、軽井沢の町全体が、紅葉で綺麗だったので、適当に車で走って、小道に入って、ロケーションの良さそうな場所で休んだり、りりーちゃんの撮影をしたりしました。
小道に入って、良さそうな場所を見つけることは、私の好きなことです。
軽井沢には、素敵な小道が、沢山ありそうでした。
 
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川上庵(軽井沢での行きつけのお蕎麦屋さん)・左手
 
 
 
夕食は、星野リゾート、ハルニレテラスの川上庵(蕎麦屋)で、とても美味しい天せいろを頂きました。
夕食を頂いている間にも、急速に夜は、更けていきました。
未だ10月末ですが、昼は20度近く暖かい軽井沢も、夜は、空気が澄み切るような寒さになります。
寒暖の差が、昼と夜でかなりありそうでした。
ここで空を見上げれば、きっと星が奇麗だったのでしょうが、都会育ちで、帰りの運転のことに気を取られていた私は、空を見上げることも、忘れてしまいました。
もったいなかったです。
 
 
 
 
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ハルニレテラス・メインストリート
 
軽井沢の町から碓井軽井沢インター迄の山道では、霧の発生が多く、心配だったので、帰りは、佐久平迄進んでから上信越自動車道に入りました。
この辺の地形は、軽井沢だけが標高1000mで、お隣の横川では380m、佐久平も650mぐらいです。
だからアップダウンが激しい感じで、運転も気を遣いますし、燃費や効率も悪い感じがしますが、大自然相手には文句は言えません(笑)
 
 
 
 
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森の中では、野鳥の声が気になる様子です
 
今年は、りりーちゃんと二度程、軽井沢旅行にいくことができました。
軽井沢でなくても、どこでも良いのですが(笑)、私も母も、やはり軽井沢が好きなのかな…と思います。
軽井沢が、心地良く感じるのは、標高1000mという山は、母親の胎内にいる時に雰囲気が似ているから…
と聞いたことがあります。
都市伝説なのかもしれませんが(笑)
 
 
 
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ハルニレテラスで日光浴
 
 
りりーちゃんは、帰りの車内では、良い子でお昼寝をしていました。
関越自動車道の嵐山サービスエリアで、りりーちゃんにも、軽く食事をしてもらいました。
今後の帰り道は、車酔いをしそうなクネクネ道はないので、食事をしてもらったのですが…
母が、知りあいの方の家に少し寄りたい!と言うので、寄り道をすることになりました。
西東京都の東伏見というところ・・・
 
 
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キャリーの中でも、自由自在です
 
 
 
結局、知りあいの方のお家に着くまで、車一台何とか入れるような小道を、クネクネクネクネ・・・・
今回の旅行中で、一番の難所の運転となってしまいました。
ここで、りりーちゃんを又車酔いして吐かせてしまいました。
地主さん達が、思い思いに家を建てると、こういう街並みになるのだな…と思いました。
都内で、地価も高いでしょうから、やもうえないのでしょうが・・・

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ドライブ中は、はしゃいで、ハイテンションになります





りりーちゃんと、軽井沢迄一緒に楽しい旅行ができましたが、行きも帰りも、りりーちゃんを車酔いして吐かせてしまう。という申し訳ない結果になりました。
車酔いは、りりーちゃんの寝不足、体調、食事、そしてクネクネ道など、色々と原因はあったと思います。
今回は、私も強行的に旅行を決行してしまったので、準備不足などもあったと思います。
次の旅行の際には、もっと気をつけなくては・・と思います。
りりーちゃん、本当にごめんなさい。。。
 
 
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嘴の横の羽が、ふわっとなって、その内一眠り


車酔いに関しては、車に乗ること自体が、体質的に全く駄目な鳥さんもいるそうです。
我が家は、先代オカメのららちゃんも、一緒に旅をしましたが、車酔いはありませんでした。
獣医師さんから、車酔い防止の為のトレーニングを受ける鳥さんもいるそうです。
 
 

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「ねむい・・・」とおしゃべりして、寝てました

 
 
今回も又、長文をお読み頂きまして、本当にありがとうございました。
「りりーちゃんとの歩み 後編」を予告いたしましたが、「りりーちゃん 軽井沢に行く 紅葉編」は、年を越えると、季節感が無くなりそうだったので、順序を変更させて頂きました。
 
 
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素敵なカントリークラブの横で、一休み・・・

私のなかなか更新されないブログは、今年三周年を迎えました。
コメントを下さったり、お友達になって下さったり、お気に入りにご登録して頂いたり、お会いしたことのない方からの、お優しいお気持ちと愛情で支えて頂いているのだな。。。と日々感謝をしております。
又今年は、鳥飼いさんではなく、犬飼いさんの方ともお友達になれました。
鳥飼いさんではなくても、りりーちゃんのことを可愛い‼と思って下さることは、本当に素晴らしいことだな。。。と感動しています。
 
 
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好奇心一杯で、自然も好きな様子です


今年、お友達になって下さった方、
お気に入りにご登録下さった方、
本当に、ありがとうございました。
 
 
そして以前からりりーちゃんの成長のブログを、ずっと見守って下さっている方、
今年も、本当にありがとうございました。
そんな皆様の愛情に支えられて、りりーちゃんも、日々元気に成長していますし、
私のブログも、何とか続けていけています。
 
 
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三歳のりりーサンタ   (25.12.2017) 

 
 
2018年も皆様にとって、素晴らしい一年になりますように・・・
心からの感謝と愛をこめて・・・
lots of love
 
 
 

りりーちゃん 軽井沢に行く 紅葉編 パート1 ~コバタンのりりーちゃんの備忘録~

 
 
 
 
もう今年も早いもので、年末ですね・・・
年末のお忙しい時期に、又長文で申し訳ありません。
10月末にりりーちゃんと軽井沢に紅葉狩りに行きました。
その模様を、備忘録的にお伝えいたします。
今年の10月は、雨の日が多く、当初予定していた旅行日程の日も、雨で延期していました。
雨の軽井沢に行っても、あまり楽しめないので、又軽井沢の大自然相手に、雨の山道、霧など、車の運転も危険ですし…
 
 
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プリンス通り

 
 
そして10月末の晴れ間に、急遽、旅行を決行することにしました。
軽井沢は、土日祝日は、車の渋滞が酷いので、平日に行く方が望ましいと思います。
平日の二日間を、何とか調整して、バタバタと出かけました。
あまりにもバタバタしていて、りりーちゃんにも、強行スケジュールを強要した感じになってしまい、行きも帰りも、車酔いをさせてしまい、吐かせてしまい、飼い主としては大失敗でした。
 
 
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圏央道の狭山サービスエリア


行きは、神奈川県の我が家から出発して、圏央道の狭山サービスエリアで、一回しか休憩がとれず、関越自動車道で休憩をとる時間がありませんでした。(涙)
(明るい内に軽井沢に入りたかった為・・・)
軽井沢に無事到着して、プリンスアウトレットに着いて、りりーちゃんも私も、疲れてグッタリとして、一言も話せませんでした。
りりーちゃんは、お出かけが楽しすぎて、車内で興奮して、はしゃぎ過ぎました。。。
アウトレット内の駐車場では、車内でゆっくりと休めるので、ぐったりしているりりーちゃんに食事をしてもらいました。

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プリンスショッピングプラザ


ここで私は又失敗をしてしまいました。
お腹が空いていたりりーちゃんは、果物の柿をガツガツと食べました。
柿は、この時期のりりーちゃんの大好物だったので、お弁当には、迷いなく柿をセレクトしたのですが、本当は、車でお出かけの時などは、もっと消化の良いりんごなどにするべきだった!と後で後悔をしました。
 
 
 
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片脚を上げてお昼寝中

 
柿の他にも枝豆、卵、ナッツなどを少々、しばらく休憩して、りりーちゃんも一緒に宿泊できるホテル、「軽井沢 ホテルそよかぜ」に向かう途中、中軽井沢に入って、星野リゾート付近で、りりーちゃんは、吐いてしまいました。
ホテルそよかぜ迄は、残り5分位でした…
しばらく休憩して、りりーちゃんが、少しだけ回復したことを確認して、又出発しました。
 

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黄色のほっぺの中には、大きな耳があります

ホテルそよかぜに無事到着後は、りりーちゃんは、だいぶ回復してきていたので、心配でしたが、レストランに一緒に行きました。
今回の旅行は、母のお誕生日とりりーちゃんのお迎え記念日の両方のお祝だったので、ホテルで頂くフランス料理のディナーの時間を、私は一番の楽しみにしていました。
デパ地下で、美味しい食材を買うことはありますが、なかなか美味しいお店での母との外食は少ないので、ゆっくり美味しいレストランでのコース料理を、母にもプレゼントしてあげたかったのです。
 
 
 
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軽井沢 ホテル そよかぜ

 
レストランには、犬飼いのご家族の方が二組いらっしゃって、私達が入っていくと、大歓迎して下さり、お席は離れていましたが、一緒にお話しながらお食事を頂くことになりました。
皆様、白色オウムのりりーちゃんにも、ご興味をお持ちで、沢山ご質問をして頂きまして、お話下さいました。
 
 
 
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ホテル内レストランにて

 
私が、ビックリしたのは、二組のご家族から話かけて頂いて、お話していると、りりーちゃんも一緒にお話に入ろうとして、一生懸命自分の話せる言葉を話していたことでした。
りりーちゃんには、ついさっき吐かせてしまい、体調も万全ではないのに、りりーちゃんは、一生懸命お話していました。
全く知らない方達と一緒でも、堂々としていて、りりーちゃん自身も会話に参加しようとする積極的な姿勢が、飼い主の私も、ビックリしました。
 
 
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ホーエイの軽いケージがお出かけケージです
 
 
私は、初対面の方との会話は、あまり積極的には話せず、大体聞き役になってしまいます。
でもりりーちゃんは、私とは違い、積極姿勢で、すごいな!偉いな…と思いました。
私が気付かない間に、りりーちゃんも確実に成長しているのだな。。。と思いました。
 
 
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三歳のりりーちゃんは、好奇心一杯です

 
 
皆様からのりりーちゃんに関しての質問は、
1.りりーちゃんの年齢
2.りりーちゃんの寿命
3.りりーちゃんは、普段ずっとケージの中に入っているのか?
4.りりーちゃんの食事、副菜の内容
5.りりーちゃんの家での過ごし方、遊び方について
6.りりーちゃんのおしゃべりについて
などなどです。
1.2.3.については、他の場所でも話しかけてきて下さる犬飼いの方のほとんどが、このご質問をされます。
 
 
 
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りりーちゃんは、森をじっと見ていました

 
お話は、盛り上がってしまい、最終的には、私達のテーブルの傍に、皆様犬を抱っこして集まる状態になってしまいました。
この状況で、フランス料理のディナーは、お魚料理まで進みました。
初対面でしたが、久し振りにお会いしたお友達のように沢山お話して下さり、お食事中だったのに。。と謝罪されて、皆様レストランを後にされました。
 
 
 
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眺望の良いバルコニー付のお部屋
 
 
 
お肉料理が出てきた時に、やっと母とりりーちゃんとのゆっくりタイムになりました。
母は、「私達、食事中なのにね・・・」と言いました。
私は、「でも今しかお話はできないからね。」と言うと、
母は、「そうよね。」と笑っていました。
私は、お話したい方であっても、遠慮したり、恥ずかしくて話しかけられなかったりするので、ご熱心にお話下さった女性の方が、とても素晴らしいな。。。と思いました。



 
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購入後、一年半入れなかったキャリーに、ようやく入れました

 
 
大型の高級なホテルのレストランでは、こういうことは絶対にないのだと思いますが、小さなホテルだから、こういう出会いがあるのだな…と思いました。
鳥飼いでなくても、こんなにお話ができるのだな…と感心したというか・・・
ペットへの深い愛情は、種別を超えるのだな…と感動しました。
 
 
 
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大きな瞳と大きな嘴が、チャームポイントです


 
 
レストランに入る前は、私も母も、疲れていて、フランス料理のコースが食べられるのか?心配でした。
こういう体調の時は、近くの星野リゾートのハルニレテラスの川上庵の天せいろが食べたいね!なんて話していましたが、フランス料理のコースは、とても美味しく、すべてのお料理を美味しく頂くことができました。
 
 
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お泊りが楽しくてはしゃいでいました

お部屋に戻ると、りりーちゃんの体調は、ほとんど回復した様子で、お部屋の中を飛び回っていました。
りりーちゃんは、とにかくずっと飛んでいて・・・
「やったー!ホテルに来たぞ!」「やっほー!!」という感じで、はしゃぎまくっていました。
はしゃいでいるりりーちゃんを何とか宥めて、副菜やペレットを食べてもらい、水浴びも軽く行い、早めに休んでもらいました。
 
 

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朝食は、お部屋でゆっくり頂けます

 
このホテルには、24時間入れる森林風呂があります。
宿泊の皆様、ペットのお世話を終えてから、けっこう遅い時間に入られている様子です。
森林風呂は、中軽井沢の深い森の中で入浴するイメージです。
小さなお風呂で、温泉でもないのですが、森林浴、森林パワーなのか?
とても気持ちがいいのです。
近くの星野リゾート、トンボの湯の温泉にも数か月前に入りく比べて・・・
何故だかトンボの湯よりも気持ちが良くて、どうしてなのだか、本当に不思議です。
 
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家にいるのと同じように、りりーちゃんも寛げました
 
 
二日目の朝です。
宿泊したお部屋は、眺望の良いお部屋で、晴れていれば、八ヶ岳迄見渡すことができます。
前回宿泊時は、曇りだった為、八ヶ岳は見えませんでしたが、今回は晴天に恵まれて、八ヶ岳迄、りりーちゃんに見せることができました。
朝食は、お部屋でゆっくり頂く事もできます。
りりーちゃんも一緒に、八ヶ岳を見ながら、朝食を頂きました。
りりーちゃんは、八ヶ岳や、大自然に興味があるようで、じっと静かに眺めていました。
 
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ホテルはカジュアルな雰囲気で、スタッフも親切です
 
いつも短い滞在時間ですが、思い出深くなる、楽しかったホテルそよかぜを後にして・・・
次に向かったのは、ホテルそよかぜから車で5分の星野リゾート、ハルニレテラスに向かいました。
今回軽井沢は、紅葉のシーズンなので、ハルニレテラスは、平日でも駐車場は、満車の状態でした。
 
 
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ハルニレテラス
 
 
 紅葉の美しい時期と重なり、中軽井沢全体が、本当に美しかったです。
前回の初夏の軽井沢も良かったのですが、紅葉のシーズンの軽井沢は、もっと素晴らしかったです。
様々な葉の色がおりなす、美しい紅葉、そんな中で、りりーちゃんとゆっくり過ごすことができました。
 
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「りりーちゃん 軽井沢に行く 紅葉編 パート2」に続く・・・
 
 

りりーちゃんとの三歳迄の歩み 前編 ~コバタンのりりーちゃんのお迎え三周年!!

前回のブログ記事と内容は、同様になります。
写真を再度更新させて頂きました。
度々失礼いたします(^^)
 
 
 
 
 
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仲良しのルリちゃんと一緒に・・ロロスバードファームにて
 
 
 
 
2014年10月、愛知県のロロスバードファームで、初めて生後四か月のりりーちゃんに会いました。
あれから三年が過ぎました・・・
今迄健康で元気に育ってくれて、本当に良かったです。
日々、りりーちゃんのやんちゃぶりに振り回されて、私はいつも、あたふた、アップアップしています。
我が家は、りりーちゃんの放鳥時間が、長めなこともあり、更に活動範囲が、少し広範囲に設定している為…
放鳥時間を、
なるべく長めにしているのは、健康の為という理由です。
躾や安全面を考えると、もっとケージに入れる時間を増やすべきなのですが、飼い鳥は、どうしても運動不足になりがちで、運動不足は、肥満にもつながるので、ストレス解消も含め、健康の為という名目で、りりーちゃんも、先代オカメのららちゃんも、放鳥時間は長めにしてきました。
 
 
 
 
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ロロスの運動場(野外の大きな飼育小屋)にスタッフが来ると、
ナデナデして欲しくて、一番に飛んでいくりりーちゃん
 
 
ららちゃんにもりりーちゃんにも、なるべく沢山飛んで動いてもらうように促してきました。
特にりりーちゃんには、鷹匠の行うトレーニング(床から真上に向かって、垂直に2mぐらい飛び上らせる)も行っています。
鳥は、水平に飛んでも、あまり筋肉を使わないので、真上に飛ぶという動作が、一番過酷な動きだそうです。
未だ未だ成長期のりりーちゃんですから、ゲーム感覚で楽しみながら、体を鍛えていきたいと思っています。

長い放鳥時間の後には、片付け、掃除、りりーちゃんのイタズラ対策、更に壊したものを再生させたり、駄目な場合は又注文したり、意外とりりーちゃんとの生活は忙しいので、ブログの更新もなかなかできなかったりして、今迄の事もぬけている箇所が多いので、今回はりりーちゃんの現在迄を、年表風にまとめてみました。
 
 
 
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ロロスのツイッターのトップページを飾った写真
 
 
 
又私が、ブログを始めたきっかけは、りりーちゃんが想像していた以上に可愛く、賢く、毎日の生活が面白かったので、りりーちゃんとの日々の小さな感動を、鳥を好きな方にも、是非お伝えしたかったこと。。。
そしてもしりりーちゃんが長生きしてくれて、未来の私が現在のことを少し忘れてしまっても、思い出せるように、記録を残しておきたいと思ったこと・・・
万一、里親様に委ねることになったら、ご覧頂きたかったこと・・・
などなどです。
今回も又、長文になってしまいました・・・
いつも本当に申し訳ございません。
今回は、前編と後編の、二部編にさせて頂きました。
前編は、りりーちゃんの、0歳から一歳迄の記録で、後編は、一歳から三歳迄の記録になっています。
文章はお読み頂かなくても、写真だけ楽しんで頂くのでも、とても嬉しく思います。
それでは、「りりーちゃん3歳迄の歩み」、始めたいと思います。
 
 
 
 
 
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生後七日目のりりーちゃん
 
 
 
 
 
りりーちゃん三歳迄の歩み
1.0歳から一歳迄
2014年6月29日 
りりーちゃんがロロスバードファームにて生まれる。
2014年7月     
りりーちゃんが男の子と血液検査にて判明。
同時に二羽生まれましたが、どちらとも男の子でしたので、先に生まれて体格の良かったりりーちゃんを、写真にて確認して予約しました。
*数日差で生まれた二羽でしたが、体格差が大きく、ロロスのスタッフの田中さんに確認したところ、鳥類は、先に生まれた鳥が、体格が大きい場合が多く、又先に生まれた大きい鳥の方が、健康に育つ可能性がある。とのお話を伺い、体格の大きいりりーちゃんをお迎えすることに決めました。
お迎えは、生後四か月後の、一人餌になる時期をお願いしました。
予約と同時に、予約金が発生しました。
 
 
 
 
 
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生後42日目のりりーちゃん
 
 
 
りりーちゃんをお迎えした、愛知県のロロスバードファームでは、ワシントン条約サイテス一類などの珍しいコバタン、コキサカオウム、ヨウム、ボウシインコなど、又他の白色オウム、コンゴウインコ、様々な鳥を誕生させている、国内でも珍しい施設だと思います。
私が、購入した時期のロロスバードファームでは、鳥の購入は、予約制でした。
購入するよりも、約一年ぐらい前から予約をしました。
順番待ちは、コバタンは、9番目ぐらい、コキサカオウムは16番目ぐらいの順番で、コキサカオウムに関しては、数年お待ち頂くとのことでした。
予約から購入迄の約一年間、担当の田中さんに、様々なことを、メールにて質問しました。
田中さんは、ご親切で、沢山のことを教えて下さいました。
購入後もずっと交流したかった田中さんでしたが、私がりりーちゃんをお迎えする前に、退職されてしまい残念でした。
一度もお会いすることはできませんでしたが、心に残るあたたかいメッセージを、沢山下さった素敵な方でした。
 
 
 
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生後57日目のりりーちゃん
 
 
 
 
 
2014年10月26日 
りりーちゃんをお迎えの為、名古屋のロロスバードファームに、初めて訪問しました
ロロスバードファームにて御引渡成立後、新幹線のぞみにて自宅へ(名古屋ー新横浜)帰宅。
★新幹線でのお迎えは、一人餌になってからならば可能とのことでした。
 
りりーちゃんをお迎えに行った時は、ロロスの運動場(外の大きな飼育小屋)で、りりーちゃんは、他の鳥達と楽しそうに遊んでいました。
りりーちゃんは、連れて帰るのが申し訳なく思えるぐらい楽しそうでした。
商談ルームに、りりーちゃんを連れてきてもらいましたが、りりーちゃんは、驚いて、逃げて、飛び回って、私のことが、かなり嫌そうに見えました。
私は、がっかりしてしまいました。
田中さんの後任の横井さんは、「ここにいる鳥達は、みんな自分達は、どこか別の場所へ、いずれ連れていかれることを分かっているのですよ……」と神秘的なことをお話でした。
又一か月間頑張れば、りりーちゃんは、必ず慣れてくれます。ともお話下さいました。
 
 
 
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お迎え当日の朝の体重測定355g・生後四か月目
 
 
 
 
りりーちゃんが、我が家に到着した夜は、とても興奮していました。
用意していたハチコウケージには、入りたがらず、りりーちゃんを、落ち着かせるのに、一苦労でした。
ロロスから大型鳥をお迎えされて、ブログをされている方が、ロロスで使用してきたものと、同じケージを用意して待った。との記載が思い出されて、私もそうするべきだったと、悔やまれましたが、数日後には、りりーちゃんは、すっかり慣れてくれました。
りりーちゃんが到着してからの我が家での翌日、あんなに大勢の鳥さんのいる、楽しい環境から引き離してしまって、大丈夫かな?と心配していると、りりーちゃんは、リビングのソファーに置いてある、ぬいぐるみの一団と、楽しそうに遊んでいました。
 
 
 
 
 
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初めて覚えた言葉は、くまさん!
 
 
 
 
 
大型鳥は、お人形遊びができるのかしら?と私はとてもビックリしましたが、テディーベアーを私が持って、くまさんだよ~!とりりーちゃんを追いかけたり、ぶつかったりすると、とても喜んで、すぐに「くまさん!」という言葉を覚えて、一緒に楽しく遊ぶことができました。
とても楽しそうにぬいぐるみと遊ぶりりーちゃん、その行為は、徐々にぬいぐるみの破壊の行動へと移行されていきました(笑)
 
 
 
 
 
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ロロスで、ステップアップもマスターしてきてくれました
 
 
 
 
 
ステップアップもすぐにできて、りりーちゃん!と読んで手を横に出すと、は~い!という感じで、飛んできて手に止まるところまで、りりーちゃんは、すでにロロスで習得してきてくれました。
りりーちゃんは、寂しそうな時もありましたが、比較的スムーズに我が家にも慣れてくれました。
鳥さんは、若ければ若いほど、新しい環境への適応も早いと、田中さんはお話でした。
 
2014年11月~12月 
ペレット、マズーリのブリーダーからマズーリのメンテナンスへ切り替えなくてはいけない時期なのに、なかなか食べてもらえなくて、とても困りました。
(マズーリはロロスバードファームの推奨しているペレット)
この時期は、挿し餌に一時的に戻る鳥もいますが、りりーちゃんは大丈夫でした。
りりーちゃんは、言葉の真似、おしゃべりが上手で、一度で覚えた言葉もありました。
 
 
 
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洋服のボタンを取ることが大好き
 
 
家族での会話も、りりーちゃんも宇宙語で、一生懸命参加していました。
毎日、沢山飛んでいました。
飛行も、日毎上手になっていきました。
毎日沢山飛んでいるのに、若鳥のりりーちゃんには、未だ未だ飛び足りないようで、就寝時用のケージ、ハチコウケージに入れると、毎日、ブンブンブンブン……という感じで、狭いケージの中で、ずっと羽ばたきを続けていました。
本当に元気一杯の男の子でした。
 
 
 
 
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ライトの上から降りてきてくれないりりーちゃん
電気を消されても、へっちゃらだよ!
 
 
 
この時期は、未だ雛鳴きをしていて、本当に可愛いかったです。
りりーちゃんは、家族の手や顔を、チクッ、チクッ、と嘴の先端でよくつねるような、つまむような感じでつっついていました。
ロロスで、みんなで毛繕いをしている気持ち、名残なのだと、鳥の習性なのかもしれません。
でもそれがとても痛くて、家族皆が嫌がっていたので、次第にチクッはなくなりました。
 
 
 
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ロロスでは、社会性を身につけてきてくれました
 
 
 
お迎え時期について、私が思うこと… 
 
りりーちゃんと初めて会ったのは、お迎え当日でした。
初めて会った幼鳥のりりーちゃんは、本当にビックリする程可愛いかったです!!
例えるならば、「生まれたてのキューピーみたいに?ほっかほっか?」していました。
お迎えした一人餌に切り替わった時期は、鳥の最高に可愛い時期が見られるという点から、とても良い時期だったと思います。
誕生から半年ぐらい迄が、鳥生頂点に可愛い時期だと思います。
可能であれば、挿し餌から、それが無理ならば一人餌にに切り替わった直後のお迎えが、お薦めです。
ただ挿し餌の時期は、最も落鳥し易く、又一人餌に切り替わった時期も、予断はできません。
健康リスクを最優先に考えるのなら、一歳前後の、一度冬を越えている鳥さんをお迎えすることが、お勧めだと思います。
(敢えて若鳥の時期のお迎えについて、書かせて頂きました。もちろん成鳥になってからのお迎えでも、大型鳥の場合は、躾も可能な鳥もいると思いますし、飼い主さんにも懐くと思います。成鳥は、性格も確立してきていますし、体力面も安心です。)
この鳥さんをお迎えしたいと思った時が、お迎え時期なのだと思います。
 
 
 
 
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ルリちゃんは、優しいだけでなく、一緒にいると暖かいそうです
 
 
 
2015年1月      
雛鳴きが終わり、おしゃべりしている声が(人の言葉の真似の声が)、はっきりとした声に、声変わしました。
それまでは、ガラガラしたような声でした。
切り替えなくてはいけないマズーリのペレットを、食べてくれなくて毎日困りました。
そんな時に家族が、りりーちゃんの脚を、ドアで挟むという大事故が発生しました。
りりーちゃんは、開いているドアの上に乗るのが好きなのですが、りりーちゃんを乗せたまま、ドアを閉めるという事故でした。
この時期のりりーちゃんは、体当たり状態の、怖いもの知らずといった感じで、こちらが注意を怠ると、何が起きるか分からない?という程の活発ぶりでした。
人間の赤ちゃんで例えるならば、丁度ハイハイをし始めた時期でしょうかね?
 
 
 
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0歳の時のリリーサンタ
 
 
 
 
 
★りりーちゃんの脚の怪我について☆
りりーちゃんの脚の怪我は、幸いにも切断もなく、出血もなく、骨折もなく、赤く腫れている状態でした。
先代オカメのららちゃんからのかかりつけの、グローバル動物病院の廣瀬先生は、特別な治療は行わないで、自然治癒を待つようにとのご指示でした。
ロロスから紹介して頂いた、グローイングアニマルホスピタルの曽我先生は、痛み止めの処方と、ハリソンの塗り薬を処方して頂けるとのことで、りりーちゃんは、とても痛そうにしていたので、痛み止めを処方して下さる曽我先生を頼りました。
曽我先生は、アメリカで鳥類学を学ばれて、ハリソンの製品を、日本に輸入している飛翔を運営されている方で、ご自身も沢山の大型鳥を飼育されている方です。
 
 
 
 
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お気に入りのライトの上で・・脚の痛みを我慢していました・・
痛みは、五日間ぐらいでなくなるそうです
 
 
 
 
りりーちゃんのペレットの切り替えが、上手くいっていなかったので、相談もできました。
マズーリには、全く見向きもしなかったのに、曽我先生からサンプルで頂いた、ズプリームのフルーツペレットは、袋を食いちぎり、ものすごい勢いで食べました。
脚があんなに痛かったのに・・・
可哀想に・・・
こんなにお腹がすいていたのに、今迄我慢していたんだ・・と思うと、本当に申し訳なく思いました。
りりーちゃんには、それから現在に至る迄、「ズプリームのフルーツブレンド」と、複数の動物病院で薦められたハリソンフードの「ハリソンのアダルトライフタイムコース」、換羽期や毛引きの時には、「ハリソンのハイポテンシー」をあげています。
この時期に、複数の動物病院に食事指導に伺いました。
 
 
 
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スーザン・オロズ獣医師監修・中型・大型鳥のお薦めの食品
(人参、サツマイモ、芋、カボチャ、パセリ、ケール、卵、ナッツ、ざくろ、いちじく、キーウィーフルーツ、マンゴ、パパイヤ、ベリー類、トロピカル・フルーツ、クルミ、小松菜、チンゲン菜、ブロッコリー、大麦、オート麦、ソバの実)
★果物の種は、飼い鳥には禁止!と説く獣医師さんもいらっしゃいました(野菜の種はOK)
果物の種については、獣医師によっての可否、諸説あるようでした…

 
 
 
 
りりーちゃんには、ペレットを中心に、ナッツ(アーモンドやクルミ)を少々、そしてバラエティーに富んだ副菜(食べて良い食品をバランス良く、大体10品目を目安)をあげることにしました。
様々な副菜をあげることは、健康診断を受けて、体内に問題がないかを確認してからあげる方が良いそうです。
りりーちゃんの場合は、副菜が好きな様子でしたので、種類を多くあげたかったので、沢山の副菜をあげるのならば、シードミックス(穀物類)は、ご相談した複数の獣医師さんから控えるように…と注意を受けたので、時々麦類をあげる程度で、穀物類はあげていません。
オカメのららちゃんの体重(80g)とは、5倍近くあるりりーちゃんですから、当然のことなのかもしれませんが、様々な食品を食べることを、獣医師さんが許可して下さった時は、とても驚きました。
オカメのららちゃんも、12歳ぐらいからは、獣医師さんの指導により、食事制限をしていました。
ペレットのない時代でした。
 
 
 
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りりーちゃんの右脚を、ドアに挟む事故でした
 
 
 
 
脚の怪我については、痛み止めを5日間、ハリソンの塗り薬は、治る迄、毎日塗るようにとの処方を受けました。
塗り薬は、毎日ぬるま湯で足湯をして、清潔にしてから塗りました。
約一か月間続けました。
りりーちゃんみたいに脚を怪我した時は、まず冷やすことが、有効だそうです。
そして上に登る動作をさせないように、気をつけるように…とのご指示でした。
もし脚に火傷をさせてしまった場合でも、鳥さんも、人と同じで、まず冷やすことが大切だそうです。
掛川花鳥園のスタッフの方とも、電話相談をしました。
怪我をしていても、鳥は、起こすと活動してしまうので、具合の悪い時や、怪我をしている時は、そのまま寝せるように、ケージに暗幕をかけて過ごすことを勧められました。
 
 
 
 
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高いところに登ることが大好き!天井だってカミカミしちゃう
 
 
2015年3月~6月 
脚の怪我もすっかり良くなりました
やんちゃ盛りの最盛期、もうすぐ1歳のりりーちゃんは、噛みつきも始まりました。
気に入らないと、すぐに噛みつく。
沢山噛みつかれました。
常に出血、涙が出ました(笑)
嘴の威力も、日毎強く成長していきました!
昨日迄できなかったことが、今日はできる!!
りりーちゃんは、破壊王子のような状態になり、家や、家具や、ピアノ迄、次々とどんどん破壊されていきました。
 
 
 
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KAWAIのうさぎ用キャリーは直に壊されて、おもちゃ箱に
 
 
人の言葉の真似、おしゃべりも上手で、沢山の言葉を覚えました。
NHKの幼児番組「いないないばあ!」を、見始めました。
りりーちゃんは、この番組のキャラクターの、うーたんの大ファンになり、毎日長い時間、この番組を観て、歌、ダンス、寸劇、言葉遊びなどを、楽しんで学んでいる様子です。
この番組を観るようになってから、とても気が利いた感じになりました。
 
 
 
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いないないばあ!の、うーたんが大好き!
 
 
 
りりーちゃんは、言葉をすぐに覚えるというか、特に教えていない言葉でも、生活の中の言葉を、どんどん覚えていくので、もしかして頭が良いのかしら?と思い、又何か勉強をさせた方が良いのかしら?などと考え、ベイビー公文という教材の無料体験学習を、テレビで宣伝していたので、これはどうだろう?と思いましたが、教材を学んだ後に、体験レッスンを一度、講師の方と共に受けて頂きますとのことでしたので、講師の方も、鳥が生徒では?ビックリしてしまう!と諦めました。
又絵本の読み聞かせもしました。
飛び出す絵本などを読んであげると、喜ぶのですが、飛び出したもの、例えば恐竜などを、メチャクチャに破壊してしまうので、無理がありました。
 
 
 
 
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いないないばあ!のメドレーが大好き!
ドラえもんジャイアンみたいに熱唱します!
 
NHKの「英語であそぼ!」、「おかあさんといっしょ!」なども覩ましたが、分からないようでした。
いないないばあ!は、とても喜びました。
私の趣味で、ピアノ演奏や歌を歌ったりするのですが、いないないばあ!の曲を弾き語りしてあげると、大興奮でした。
あ~あ~♪といった感じで、はっきりとは、歌えてないのですが、この曲に合わせて歌っているのかな?と分かる感じで、曲に合わせて、喜んで歌っていました。
りりーちゃんの、のど自慢みたいになって、可愛いかったです‼
 
 
 
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おやすみ・バイバイ・大好きだよ!
就寝時のお決まりのおしゃべりです
 
 
 
0歳から一歳迄の感想
「脚の怪我」、この一言に尽きます。
可愛いりりーちゃんに、本当に申し訳ないことをしました。
思っていた以上に、りりーちゃんは、とても活発で!!
りりーちゃんの動きに、家族がついていけていませんでした(涙)
一歳前後のりりーちゃんは、頭も良くなり、我がままになり、活発になり、噛みつくし・・・
手に追えないと感じることもあり、それでも可愛いわが子で、とにかく沢山叱って、又褒めて、こちらも頑張りました。
でもどんなに活発でも、若鳥でしたので、りりーちゃんは、とても可愛かったです。
とても可愛かったから、家族も頑張れました。
 
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枝豆・お豆腐・スクランブルエッグが特に好き!
 
 
一歳迄の鳥さんは、健康リスクもありますし、我が家のような事故も起きる可能性があるのだと思いました。
ただそれを差し引いても可愛い幼鳥時期、バブバブ期を共にできるのも、幼鳥期でのお迎えの魅力だと思います。
我が家の場合は、りりーちゃんの脚の怪我は、治ったので良かったのですが、脚の指などを、事故や喧嘩などで、失ってしまった大型鳥さんも、時々見かけます。
鳥生は、長くなる可能性があるので、事故には、くれぐれも気をつけてあげないといけないと思いました。
 
 
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偉かった!と、大丈夫?がりりーちゃんの口癖です・・
 
 
 
愛鳥さんの事故やロストをなくす為には、飼い主さんご自身だけが、知識を磨くだけではなく、同居しているご家族の方にも、注意事項を日々伝達する必要性が不可欠だと思いました。
ご家族は、分かってくれている筈…と思ってはいても、日々言葉にして、感謝の気持ちと共に、例え言い難い事柄であったとしても、愛鳥さんの為に、お話し合いをしたり、又お願いする姿勢を忘れないようにしなくてはいけない…
そんな大切な気持ちを、大事にしていきたい・・
などと考えていました。
私も、愛するりりーちゃんと共に、試行錯誤の毎日を送っています(^^)
 
 
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りりーちゃん一歳のお誕生会
 
 
 
 
 
長い文章をお読み頂きまして、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました(^.^)
 
 
「りりーちゃん三歳迄の歩み 後編」~コバタンのりりーちゃん お迎え三周年!へつづく

りりーちゃん 三歳迄の歩み 前編 ~コバタンのりりーちゃん お迎え三周年!

 
 
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仲良しのルリちゃんと一緒に・・ロロスバードファームにて
 
 
2014年10月、愛知県のロロスバードファームで、初めて生後四か月のりりーちゃんに会いました。
あれから三年が過ぎました・・・
今迄健康で元気に育ってくれて、本当に良かったです。
日々、りりーちゃんのやんちゃぶりに振り回されて、私はいつも、あたふた、アップアップしています。
我が家は、りりーちゃんの放鳥時間が、長めなこともあり、更に活動範囲が、少し広範囲に設定している為…
放鳥時間を、
なるべく長めにしているのは、健康の為という理由です。
躾や安全面を考えると、もっとケージに入れる時間を増やすべきなのですが、飼い鳥は、どうしても運動不足になりがちで、運動不足は、肥満にもつながるので、ストレス解消も含め、健康の為という名目で、りりーちゃんも、先代オカメのららちゃんも、放鳥時間は長めにしてきました。
 
 
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ロロスの運動場(野外の大きな飼育小屋)にスタッフが来ると、
ナデナデして欲しくて、一番に飛んでいくりりーちゃん
 
ららちゃんにもりりーちゃんにも、なるべく沢山飛んで動いてもらうように促してきました。
特にりりーちゃんには、鷹匠の行うトレーニング(床から真上に向かって、垂直に2mぐらい飛び上らせる)も行っています。
鳥は、水平に飛んでも、あまり筋肉を使わないので、真上に飛ぶという動作が、一番過酷な動きだそうです。
未だ未だ成長期のりりーちゃんですから、ゲーム感覚で楽しみながら、体を鍛えていきたいと思っています。

長い放鳥時間の後には、片付け、掃除、りりーちゃんのイタズラ対策、更に壊したものを再生させたり、駄目な場合は又注文したり、意外とりりーちゃんとの生活は忙しいので、ブログの更新もなかなかできなかったりして、今迄の事もぬけている箇所が多いので、今回はりりーちゃんの現在迄を、年表風にまとめてみました。
 
 
 
イメージ 3
ロロスのツイッターのトップページを飾った写真
 
 
又私が、ブログを始めたきっかけは、りりーちゃんが想像していた以上に可愛く、賢く、毎日の生活が面白かったので、りりーちゃんとの日々の小さな感動を、鳥を好きな方にも、是非お伝えしたかったこと。。。
そしてもしりりーちゃんが長生きしてくれて、未来の私が現在のことを少し忘れてしまっても、思い出せるように、記録を残しておきたいと思ったこと・・・
万一、里親様に委ねることになったら、ご覧頂きたかったこと・・・
などなどです。
今回も又、長文になってしまいました・・・
いつも本当に申し訳ございません。
今回は、前編と後編の、二部編にさせて頂きました。
前編は、りりーちゃんの、0歳から一歳迄の記録で、後編は、一歳から三歳迄の記録になっています。
文章はお読み頂かなくても、写真だけ楽しんで頂くのでも、とても嬉しく思います。
それでは、「りりーちゃん3歳迄の歩み」、始めたいと思います。
 
 
 
生後七日目のりりーちゃん
 
 
りりーちゃん三歳迄の歩み
 
1.0歳から一歳迄
 
2014年6月29日 
りりーちゃんがロロスバードファームにて生まれる。
2014年7月     
りりーちゃんが男の子と血液検査にて判明。
同時に二羽生まれましたが、どちらとも男の子でしたので、先に生まれて体格の良かったりりーちゃんを、写真にて確認して予約しました。
*数日差で生まれた二羽でしたが、体格差が大きく、ロロスのスタッフの田中さんに確認したところ、鳥類は、先に生まれた鳥が、体格が大きい場合が多く、又先に生まれた大きい鳥の方が、健康に育つ可能性がある。とのお話を伺い、体格の大きいりりーちゃんをお迎えすることに決めました。
お迎えは、生後四か月後の、一人餌になる時期をお願いしました。
予約と同時に、予約金が発生しました。
 
 
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生後42日目のりりーちゃん
 
 
 
りりーちゃんをお迎えした、愛知県のロロスバードファームでは、ワシントン条約サイテス一類などの珍しいコバタン、コキサカオウム、ヨウム、ボウシインコなど、又他の白色オウム、コンゴウインコ、様々な鳥を誕生させている、国内でも珍しい施設だと思います。
私が、購入した時期のロロスバードファームでは、鳥の購入は、予約制でした。
購入するよりも、約一年ぐらい前から予約をしました。
順番待ちは、コバタンは、9番目ぐらい、コキサカオウムは16番目ぐらいの順番で、コキサカオウムに関しては、数年お待ち頂くとのことでした。
予約から購入迄の約一年間、担当の田中さんに、様々なことを、メールにて質問しました。
田中さんは、ご親切で、沢山のことを教えて下さいました。
購入後もずっと交流したかった田中さんでしたが、私がりりーちゃんをお迎えする前に、退職されてしまい残念でした。
一度もお会いすることはできませんでしたが、心に残るあたたかいメッセージを、沢山下さった素敵な方でした。
 
 
 
生後57日目のりりーちゃん
 
 
 
2014年10月26日 
りりーちゃんをお迎えの為、名古屋のロロスバードファームに、初めて訪問しました
ロロスバードファームにて御引渡成立後、新幹線のぞみにて自宅へ(名古屋ー新横浜)帰宅。
★新幹線でのお迎えは、一人餌になってからならば可能とのことでした。
 
りりーちゃんをお迎えに行った時は、ロロスの運動場(外の大きな飼育小屋)で、りりーちゃんは、他の鳥達と楽しそうに遊んでいました。
りりーちゃんは、連れて帰るのが申し訳なく思えるぐらい楽しそうでした。
商談ルームに、りりーちゃんを連れてきてもらいましたが、りりーちゃんは、驚いて、逃げて、飛び回って、私のことが、かなり嫌そうに見えました。
私は、がっかりしてしまいました。
田中さんの後任の横井さんは、「ここにいる鳥達は、みんな自分達は、どこか別の場所へ、いずれ連れていかれることを分かっているのですよ……」と神秘的なことをお話でした。
又一か月間頑張れば、りりーちゃんは、必ず慣れてくれます。ともお話下さいました。
 
 
 
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お迎え当日の朝の体重測定355g・生後四か月目
 
 
りりーちゃんが、我が家に到着した夜は、とても興奮していました。
用意していたハチコウケージには、入りたがらず、りりーちゃんを、落ち着かせるのに、一苦労でした。
ロロスから大型鳥をお迎えされて、ブログをされている方が、ロロスで使用してきたものと、同じケージを用意して待った。との記載が思い出されて、私もそうするべきだったと、悔やまれましたが、数日後には、りりーちゃんは、すっかり慣れてくれました。
りりーちゃんが到着してからの我が家での翌日、あんなに大勢の鳥さんのいる、楽しい環境から引き離してしまって、大丈夫かな?と心配していると、りりーちゃんは、リビングのソファーに置いてある、ぬいぐるみの一団と、楽しそうに遊んでいました。
 
 
 
初めて覚えた言葉は、くまさん!
 
 
 
大型鳥は、お人形遊びができるのかしら?と私はとてもビックリしましたが、テディーベアーを私が持って、くまさんだよ~!とりりーちゃんを追いかけたり、ぶつかったりすると、とても喜んで、すぐに「くまさん!」という言葉を覚えて、一緒に楽しく遊ぶことができました。
とても楽しそうにぬいぐるみと遊ぶりりーちゃん、その行為は、徐々にぬいぐるみの破壊の行動へと移行されていきました(笑)
 
 
 
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ロロスで、ステップアップもマスターしてきてくれました
 
 
 
ステップアップもすぐにできて、りりーちゃん!と読んで手を横に出すと、は~い!という感じで、飛んできて手に止まるところまで、りりーちゃんは、すでにロロスで習得してきてくれました。
りりーちゃんは、寂しそうな時もありましたが、比較的スムーズに我が家にも慣れてくれました。
鳥さんは、若ければ若いほど、新しい環境への適応も早いと、田中さんはお話でした。
 
 
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洋服のボタンを取ることが大好き
 
 
2014年11月~12月  
ペレット、マズーリのブリーダーからマズーリのメンテナンスへ切り替えなくてはいけない時期なのに、なかなか食べてもらえなくて、とても困りました。
(マズーリはロロスバードファームの推奨しているペレット)
この時期は、挿し餌に一時的に戻る鳥もいますが、りりーちゃんは大丈夫でした。
りりーちゃんは、言葉の真似、おしゃべりが上手で、一度で覚えた言葉もありました。
 
 
 
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偉かった!と、大丈夫?がりりーちゃんの口癖です・・
 
 
 
家族での会話も、りりーちゃんも宇宙語で、一生懸命参加していました。
毎日、沢山飛んでいました。
飛行も、日毎上手になっていきました。
毎日沢山飛んでいるのに、若鳥のりりーちゃんには、未だ未だ飛び足りないようで、就寝時用のケージ、ハチコウケージに入れると、毎日、ブンブンブンブン……という感じで、狭いケージの中で、ずっと羽ばたきを続けていました。
本当に元気一杯の男の子でした。
 
 
 
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ライトの上から降りてきてくれないりりーちゃん
電気を消されても、へっちゃらだよ!
 
 
 
この時期は、未だ雛鳴きをしていて、本当に可愛いかったです。
りりーちゃんは、家族の手や顔を、チクッ、チクッ、と嘴の先端でよくつねるような、つまむような感じでつっついていました。
ロロスで、みんなで毛繕いをしている気持ち、名残なのだと、鳥の習性なのかもしれません。
でもそれがとても痛くて、家族皆が嫌がっていたので、次第にチクッはなくなりました。
 
 
ロロスでは、社会性を身につけてきてくれました
 
 
お迎え時期について、私が思うこと… 
 
 
 
りりーちゃんと初めて会ったのは、お迎え当日でした。
初めて会った幼鳥のりりーちゃんは、本当にビックリする程可愛いかったです!!
例えるならば、「生まれたてのキューピーみたいに?ほっかほっか?」していました。
お迎えした一人餌に切り替わった時期は、鳥の最高に可愛い時期が見られるという点から、とても良い時期だったと思います。
誕生から半年ぐらい迄が、鳥生頂点に可愛い時期だと思います。
可能であれば、挿し餌から、それが無理ならば一人餌にに切り替わった直後のお迎えが、お薦めです。
ただ挿し餌の時期は、最も落鳥し易く、又一人餌に切り替わった時期も、予断はできません。
健康リスクを最優先に考えるのなら、一歳前後の、一度冬を越えている鳥さんをお迎えすることが、お勧めだと思います。
(敢えて若鳥の時期のお迎えについて、書かせて頂きました。もちろん成鳥になってからのお迎えでも、大型鳥の場合は、躾も可能な鳥もいると思いますし、飼い主さんにも懐くと思います。成鳥は、性格も確立してきていますし、体力面も安心です。)
この鳥さんをお迎えしたいと思った時が、お迎え時期なのだと思います。
 
 
ルリちゃんは、優しいだけでなく、一緒にいると暖かいそうです
 
 
2015年1月      
雛鳴きが終わり、おしゃべりしている声が(人の言葉の真似の声が)、はっきりとした声に、声変わしました。
それまでは、ガラガラしたような声でした。
切り替えなくてはいけないマズーリのペレットを、食べてくれなくて毎日困りました。
そんな時に家族が、りりーちゃんの脚を、ドアで挟むという大事故が発生しました。
りりーちゃんは、開いているドアの上に乗るのが好きなのですが、りりーちゃんを乗せたまま、ドアを閉めるという事故でした。
この時期のりりーちゃんは、体当たり状態の、怖いもの知らずといった感じで、こちらが注意を怠ると、何が起きるか分からない?という程の活発ぶりでした。
人間の赤ちゃんで例えるならば、丁度ハイハイをし始めた時期でしょうかね?
 
 
 
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0歳の時のりりーサンタ
 
 
★りりーちゃんの脚の怪我について☆
 
りりーちゃんの脚の怪我は、幸いにも切断もなく、出血もなく、骨折もなく、赤く腫れている状態でした。
先代オカメのららちゃんからのかかりつけの、グローバル動物病院の廣瀬先生は、特別な治療は行わないで、自然治癒を待つようにとのご指示でした。
ロロスから紹介して頂いた、グローイングアニマルホスピタルの曽我先生は、痛み止めの処方と、ハリソンの塗り薬を処方して頂けるとのことで、りりーちゃんは、とても痛そうにしていたので、痛み止めを処方して下さる曽我先生を頼りました。
曽我先生は、アメリカで鳥類学を学ばれて、ハリソンの製品を、日本に輸入している飛翔を運営されている方で、ご自身も沢山の大型鳥を飼育されている方です。
 
 
 
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お気に入りのライトの上で・・脚の痛みを我慢していました・・
痛みは、五日間ぐらいでなくなるそうです
 
 
りりーちゃんのペレットの切り替えが、上手くいっていなかったので、相談もできました。
マズーリには、全く見向きもしなかったのに、曽我先生からサンプルで頂いた、ズプリームのフルーツペレットは、袋を食いちぎり、ものすごい勢いで食べました。
脚があんなに痛かったのに・・・
可哀想に・・・
こんなにお腹がすいていたのに、今迄我慢していたんだ・・と思うと、本当に申し訳なく思いました。
りりーちゃんには、それから現在に至る迄、「ズプリームのフルーツブレンド」と、複数の動物病院で薦められたハリソンフードの「ハリソンのアダルトライフタイムコース」、換羽期や毛引きの時には、「ハリソンのハイポテンシー」をあげています。
この時期に、複数の動物病院に食事指導に伺いました。
 
 
 
 
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スーザン・オロズ獣医師監修・大型鳥のお薦めの食品
(人参、サツマイモ、芋、カボチャ、パセリ、ケール、卵、ナッツ、ざくろ、いちじく、キーウィーフルーツ、マンゴ、パパイヤ、ベリー類、トロピカル・フルーツ、クルミ、小松菜、チンゲン菜、ブロッコリー、大麦、オート麦、ソバの実)

 
 
りりーちゃんには、ペレットを中心に、ナッツ(アーモンドやクルミ)を少々、そしてバラエティーに富んだ副菜(食べて良い食品をバランス良く、大体10品目を目安)をあげることにしました。
様々な副菜をあげることは、健康診断を受けて、体内に問題がないかを確認してからあげる方が良いそうです。
りりーちゃんの場合は、副菜が好きな様子でしたので、種類を多くあげたかったので、沢山の副菜をあげるのならば、シードミックス(穀物類)は、ご相談した複数の獣医師さんから控えるように…と注意を受けたので、時々麦類をあげる程度で、穀物類はあげていません。
オカメのららちゃんの体重(80g)とは、5倍近くあるりりーちゃんですから、当然のことなのかもしれませんが、様々な食品を食べることを、獣医師さんが許可して下さった時は、とても驚きました。
オカメのららちゃんも、12歳ぐらいからは、獣医師さんの指導により、食事制限をしていました。
ペレットのない時代でした。
りりーちゃんは、ペレットを含め、様々な食品を取れるとのことですが、カロリー過多にならないように、りりーちゃんの素嚢の大きさを忘れないように、日々注意しなくてはいけない!と思っています。
 
 
 
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りりーちゃんの右脚を、ドアに挟む事故でした
 
 
脚の怪我については、痛み止めを5日間、ハリソンの塗り薬は、治る迄、毎日塗るようにとの処方を受けました。
塗り薬は、毎日ぬるま湯で足湯をして、清潔にしてから塗りました。
約一か月間続けました。
りりーちゃんみたいに脚を怪我した時は、まず冷やすことが、有効だそうです。
そして上に登る動作をさせないように、気をつけるように…とのご指示でした。
もし脚に火傷をさせてしまった場合でも、鳥さんも、人と同じで、まず冷やすことが大切だそうです。
掛川花鳥園のスタッフの方とも、電話相談をしました。
怪我をしていても、鳥は、起こすと活動してしまうので、具合の悪い時や、怪我をしている時は、そのまま寝せるように、ケージに暗幕をかけて過ごすことを勧められました。
 
 
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高いところに登ることが大好き!天井だってカミカミしちゃう
 
 
 
2015年3月~6月 
脚の怪我もすっかり良くなりました
やんちゃ盛りの最盛期、もうすぐ1歳のりりーちゃんは、噛みつきも始まりました。
気に入らないと、すぐに噛みつく。
沢山噛みつかれました。
常に出血、涙が出ました(笑)
嘴の威力も、日毎強く成長していきました!
昨日迄できなかったことが、今日はできる!!
りりーちゃんは、破壊王子のような状態になり、家や、家具や、ピアノ迄、次々とどんどん破壊されていきました。
 
 
 
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KAWAIのうさぎ用キャリーは直に壊されて、おもちゃ箱に
 
 
人の言葉の真似、おしゃべりも上手で、沢山の言葉を覚えました。
NHKの幼児番組「いないないばあ!」を、見始めました。
りりーちゃんは、この番組のキャラクターの、うーたんの大ファンになり、毎日長い時間、この番組を観て、歌、ダンス、寸劇、言葉遊びなどを、楽しんで学んでいる様子です。
この番組を観るようになってから、とても気が利いた感じになりました。
 
 
 
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いないないばあ!の、うーたんが大好き!
 
 
りりーちゃんは、言葉をすぐに覚えるというか、特に教えていない言葉でも、生活の中の言葉を、どんどん覚えていくので、もしかして頭が良いのかしら?と思い、又何か勉強をさせた方が良いのかしら?などと考え、ベイビー公文という教材の無料体験学習を、テレビで宣伝していたので、これはどうだろう?と思いましたが、教材を学んだ後に、体験レッスンを一度、講師の方と共に受けて頂きますとのことでしたので、講師の方も、鳥が生徒では?ビックリしてしまう!と諦めました。
又絵本の読み聞かせもしました。
飛び出す絵本などを読んであげると、喜ぶのですが、飛び出したもの、例えば恐竜などを、メチャクチャに破壊してしまうので、無理がありました。
 
 
 
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いないないばあ!のメドレーが大好き!
ドラえもんジャイアンみたいに熱唱します!
 
 
NHKの「英語であそぼ!」、「おかあさんといっしょ!」なども覩ましたが、分からないようでした。
いないないばあ!は、とても喜びました。
私の趣味で、ピアノ演奏や歌を歌ったりするのですが、いないないばあ!の曲を弾き語りしてあげると、大興奮でした。
あ~あ~♪といった感じで、はっきりとは、歌えてないのですが、この曲に合わせて歌っているのかな?と分かる感じで、曲に合わせて、喜んで歌っていました。
りりーちゃんの、のど自慢みたいになって、可愛いかったです‼
 
 
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おやすみ・バイバイ・大好きだよ!
就寝時のお決まりのおしゃべりです
         
 
 
0歳から一歳迄の感想
 
「脚の怪我」、この一言に尽きます。
可愛いりりーちゃんに、本当に申し訳ないことをしました。
思っていた以上に、りりーちゃんは、とても活発で!!
りりーちゃんの動きに、家族がついていけていませんでした(涙)
一歳前後のりりーちゃんは、頭も良くなり、我がままになり、活発になり、噛みつくし・・・
手に追えないと感じることもあり、それでも可愛いわが子で、とにかく沢山叱って、又褒めて、こちらも頑張りました。
でもどんなに活発でも、若鳥でしたので、りりーちゃんは、とても可愛かったです。
とても可愛かったから、家族も頑張れました。
 
 
 
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枝豆・お豆腐・スクランブルエッグが特に好き!
 
 
一歳迄の鳥さんは、健康リスクもありますし、我が家のような事故も起きる可能性があるのだと思いました。
ただそれを差し引いても可愛い幼鳥時期、バブバブ期を共にできるのも、幼鳥期でのお迎えの魅力だと思います。
我が家の場合は、りりーちゃんの脚の怪我は、治ったので良かったのですが、脚の指などを、事故や喧嘩などで、失ってしまった大型鳥さんも、時々見かけます。
鳥生は、長くなる可能性があるので、事故には、くれぐれも気をつけてあげないといけないと思いました。
 
 
 
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ポーっとした雰囲気で油断をさせて、実は意外と素早くて、
あっという間にイタズラをします!
 
 
愛鳥さんの事故やロストをなくす為には、飼い主さんご自身だけが、知識を磨くだけではなく、同居しているご家族の方にも、注意事項を日々伝達する必要性が不可欠だと思いました。
ご家族は、分かってくれている筈…と思ってはいても、日々言葉にして、感謝の気持ちと共に、例え言い難い事柄であったとしても、愛鳥さんの為に、お話し合いをしたり、又お願いする姿勢を忘れないようにしなくてはいけない…
そんな大切な気持ちを、大事にしていきたい・・
などと考えていました。
私も、愛するりりーちゃんと共に、試行錯誤の毎日を送っています(^^)
 
 
 
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りりーちゃん一歳のお誕生会
 
 
 
長い文章をお読み頂きまして、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました(^.^)
 
 
 
「りりーちゃん三歳迄の歩み 後編」~コバタンのりりーちゃん お迎え三周年!へつづく

りりーちゃんが三歳を迎えました~コバタンのりりーちゃんが三歳になって思うこと・・・

 
イメージ 1
 
 
コバタンのりりーちゃんが、6月に三歳を迎えました。
又10月は、りりーちゃんのお迎え三周年になります。
大人になると、三年が過ぎることは、あっという間の感じがします。
子供であれば、七五三のお祝もあるように、無事に三歳を迎えられたことは、とてもおめでたいことであると感じています。
生後四か月で、我が家にお迎えした、とても可愛かったりりーちゃんと、もう三年も一緒に、幸せな時間を過ごさせてもらっているのだなぁ・・・と感慨深くも思います。
正直なところ、三年も過ぎたのに、日々りりーちゃんのイタズラや活発な行動に振り回されて、特別なことが、あまりできていない感じがします。
健康に育ってくれれば、それが一番だと思っているのですが、大人になる迄に、もう少し何か技?芸でも身につけさせてあげたいです(笑)
 
 
 
イメージ 2
カーテンレールの上が、りりーちゃんのお気に入りの場所です★
 
コバタンのような大型オウムは、五歳から六歳頃迄に完成鳥、大人になると言われています。
三歳は、人間で言えば中学生ぐらいなのでしょうかね?
だんだんと多感な、難しい時期に入っているのかもしれません。
今もすごく可愛い!!と思っていますが、以前の、もう赤ちゃんの頃のような可愛さはありません。
むしろ気の利いた顔つきをしていて、こちらのことをやたらと観察している可愛い子が近くにいる?
あまりに観察され過ぎていて、まるで見張られている感じがして、小さな刑事さんみたいで、少し怖い時もあるぐらいです(笑)
 
 
 
イメージ 8
換気扇の上も、りりーちゃんのお気に入りの場所です★
 
大型鳥の場合は、男の子は、感情の起伏がなかなか激しい様で、突然噛みついたり、襲いかかったりすることも多いようです。
これは大型オウムの特徴らしく、先代オカメも男の子でしたが、25年近く飼育していましたが、突然噛みつかれたり、襲いかかられるということはありませんでした。
この感情の起伏が激しいのは、発情期などにも関係しているようで、脳内の物質に起因されているとも考えられているそうです。
発情期の際には、時には、女の子を殺してしまうこともある程の激しさだそうです。
その為、大型鳥の巣箱には、入口と出口の二ヵ所を設置して、女の子が逃げ出せるようにするそうです。
 
イメージ 9
飛び立つ前の水平姿勢です!
 
人の場合でも、特に男の子は、多感な時期には、家庭内暴力が起きたり、友達に暴力をふるう場合もあると思います。
人の子育てとは、全く比較の対象にはなりませんが、鳥だって、多感な時期は、大変なこともあるのだと思います。
男の子は、元気一杯だけれど、きっとデリケートな難しい面もあるのだと思います。
だから飼育だって、大変な時があって当然なんだと、日々考えさせられます。
これからのりりーちゃんの感情の起伏も、怖がらずに受け入れてあげられるように、どんな時でも変わらぬ、最高の愛情を注げるように、私自身も努力していかなくてはいけない!と思っています。
 
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眠い時や寒い時は、嘴の回りがフワっと、雲のようになります

 
 りりーちゃんの可愛いかった赤ちゃんの頃や、幼鳥の時期だったからこそ、りりーちゃんのメチャクチャなやんちゃぶりも、数々のいたずらも、涙が出るほど痛すぎる噛みつきも、すべてを許せてしまったような気がします。
可愛くて、面白くて、人懐っこくて、感受性が豊かで、頑張り屋さんのりりーちゃん、お迎えする直前迄、きちんとお世話をできるか否かで悩みましたが、思い切ってお迎えして、今は本当に良かったなぁ・・・と思っています。
 
 
 
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大きな瞳と大きな嘴が、チャームポイントです!
 
運が良ければ長寿になる大型オウムのお迎えは、できれば20代で、遅くても30代迄には・・・とよく聞きます。
私はお迎え時すでに40代で、未婚で後継者もいないので、先代オカメも、25年近く一緒でしたので、鳥の長寿については分かった上で、とても悩みました。
りりーちゃんを予約して、予約金もお払いして、それでも悩んでいました。
考えれば考えるほど心配になってしまい、お迎え前日もあまり眠れませんでした。
 
 
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りりーちゃんは、お豆腐が大好きです!

悩んでいる私の肩を、少し楽にしてくれた、ネットで見かけたメッセージがありました。
それは、「人が大好きで、良い子の鳥さんに成長すれば、飼い主さんから離れて、次の飼い主さんの元にいっても、次の飼い主さんを大好きになって、次の飼い主さんからも愛されて、可愛がられる」とのことでした。
見ず知らずの方が書かれた一説ですが、なるほど・・・と感動しました。
 
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りりーちゃんのお休みケージは、ハチコウケージです!
(お休みケージは、おもちゃも控えめにしています)


お迎え先のロロスバードファームでは、りりーちゃんのことを可愛がってくれていて、りりーちゃんは、担当のお姉さんのことが、大好きでした。
担当のお姉さんは、りりーちゃんを毎日抱きしめてくれていました。
お陰様でりりーちゃんは、抱っこ大好き鳥に成長しました。
りりーちゃんは、「ママ抱っこ!」という感じで、今でも胸に飛び込んできてくれます。
そして今では、私達家族のことを、大好きになってくれました。
 
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抱っこ大好き!!
抱っこするとりりーちゃんも、私も、気持ちが落ち着きます☆

 
幼いりりーちゃんに対して、中高年三人家族で、厳しくしているつもりでも、甘やかして育ってしまっているようで、りりーちゃんは、愛されている‼という自信がある様子で、りりーちゃんには、いくら叱っても効き目もなく、むしろ叱られる!=遊んでもらっている!と勘違いしてしまっている様子で、私達が叱るより先に得意気に、「ダメでしょ‼ダメ‼こら~‼」と言ったりして、イタズラばかりをしている始末です。
 
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イタズラしなくちゃ!!カーテン大好き!!
 
りりーちゃんは、人は自分を可愛がってくれる存在と思って、成長してくれているようです。
ただ、大型オウムの男の子特有の活発なところが、なかなか目に余るものがあり、けして良い子とは言えないかな?とも思います。(笑)
それでも病院や外出時には、不思議とお利口にできて、褒められることがありますが、家族でいる時は、すぐにやんちゃ坊主になってしまいます。
 
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コバタン時計
 
獣医師さんの言う躾のできている良い子とは、飼い主さんが、鳥さんを捕まえられることができること、と伺ったことがあります。
私は、りりーちゃんを、獣医師さんの前で、片手でサッと捕まえられるので、その点では、躾ができているとのことでした。
更にりりーちゃんは、病院の検査などでも、ジーっとして、声もあげずにおとなしく診察も受けられます。
その点も良い子と獣医師さんからは、評価してもらえます。
しかし我が家では、野性児のように自由に育ち過ぎてしまったことを、私は何度も後悔しました。
お迎えの日に、時間を戻せるのなら・・・と何度思ったことでしょうか?
りりーちゃんの躾をやり直したい!!と心の底から思いました。
 
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コバタン時計

 
我が家では、りりーちゃんは、手のかかる悪い子!!
先代オカメのららちゃんは、手のかからない良い子!!との評価をされています。
確かに先代オカメのららちゃんは、本当に良い子で、叱る必要もないぐらい、ただただ私と一緒にいれれば、幸せ…といった感じで、イタズラばかりをしているりりーちゃんとは、対称的な存在でした。
でも獣医師さんの前では、ららちゃんは捕まえられることを極度に嫌がり、院内に響きわたるものすごい鳴き声で、診察中泣き続けるので、長寿なことは優秀だけれども、躾のできていない鳥さんとの評価になります。
獣医師さんから見る良い子と、飼い主から見る良い子は、かなりの違いがあることが分かりました。
 
 
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先代オカメインコのららちゃんは、24歳5カ月迄生きました。
亡くなる前は、白内障緑内障で視力を失っていました。
 
 
 
ららちゃんが、24歳5か月で亡くなった時、夜に亡くなったことを確認しましたので、朝、両親に亡くなった旨を伝えました。
両親は、「今迄ありがとう!と言いながら、やっと撫でさせてくれたね。」と言いながら、ららちゃんを、ずっと撫でていました。
25年近く一緒にいたのに、亡くなってから、初めて体に触れさせてくれたのです。
ららちゃんは、両親、特に母親には、かなりお世話になったにも関わらず、私以外には、体を絶対触らせないほどの徹底ぶりで、慎重であり、神経質な性格でした。
 
 
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多摩川ドグウッドクラブで、盛大なフラワー葬をして頂きました
 
 
両親から見ると、イタズラも少なく楽な反面、あまり馴れなかったとも言えます。
その点、りりーちゃんは、手のかかる反面、両親にもよく馴れていて、体もベタベタ、どこでも触らせてくれます。
人と同じで、鳥の性格も、良い面や悪い面は、見方によっては紙一重だな。。と思いました。
どの点を良いととるかも、人によって様々だと思いますが・・・
でもりりーちゃんは、いざと言う時には、しっかりできるタイプのような気がするので、我が家でのいたずら面が、もう少し落ち着いてきてくれると、本当にいいのに・・・と思います。
 
 
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24年も一緒だったのに、一緒に写っている写真が少な過ぎて、
又泣けてきました・・・

 
動物を飼育する時は、できれば自分一代で、完結できるように飼育することが、基本だと思いますが、私は、40代で大型鳥をお迎えすることは、そんなに反対ではありません。
20代や、30代は、結婚や、転勤、出産などなど、生活の変化が激しい時期だと思いますので、私の場合は違いますが、むしろ生活が落ち着かれている40代の方が飼育されるのには、良いのでは?と思っています。
後継者が引き継いでくれる場合もありますし、後継者がご無理な場合でも、後継者が里親さんを探してくれると思います。
運が良ければ、医学も日々進歩して100歳人生と言われる現代ですから、鳥さんの寿命を見届けることだって可能であるかもしれません。
 
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美味しそうですね!!一口頂けませんか・・・

 
例えば海外赴任などになった場合は、コバタンのような、ワシントン条約サイテス1類は、国によっては、入国も出国もできない可能性もありますし、子供を授かった場合でも、鳥アレルギーなどが発生する可能性もあります。
アクリルケージなどに入れて隔離して、家の片隅で飼育するのは、可哀想な感じがします。
私が子供の頃に、ご近所のお子様の、鳥アレルギーが原因で飼えなくなった、セキセイインコを頂いたことがありました。
こんなに小さな鳥さんなのに…ダメなんだ…
と子供心に、悲しい気持ちになったことを覚えています。
若い時期に飼い始める場合も、生活の変化がある以上、リスクは伴うのだと思います。
 
 
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大きな瞳は、とても表情豊かに、くるくると、動きます!
 
何事も同じだと思いますが、鳥、大型鳥を飼う時に、経験も大切ですが、一番大切なことは、鳥が好きであること、情熱だと思います。
子育てを落ち着かれた方、他の動物を飼育されていた方、すべては経験に繋がっていると思います。
だから、どうしても大型鳥さんと生活されたい!と思われたら、私は頑張って欲しい!と思います。
とても無責任かもしれませんが、大切なのは、心からの愛情だと私は思います。
そしてもしも大型鳥や、鳥を飼い初めたのなら、鳥について、沢山勉強して欲しいな…と思います。
本、セミナー、鳥飼いの方のブログ、様々な方法で、愛する鳥さんの為に勉強して欲しい‼と思います。
偉そうに書いてしまって申し訳ありません。
 
 
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階段の上から下に飛んでいこうと構えています!
 
かく言う私も、鳥飼育歴は、かなり長くなってきてはいますが、その長さ所以に適当にならにように、気をつけなくてはいけない!と日々感じでいます。
鳥の餌も、ペレットがでてきたように、(先代オカメのららちゃんは、シードで24歳迄生きました)鳥さんの生活、医療環境も日々進化しているので、私も、りりーちゃんの為にもっと勉強しなくては!と思っています。
私は、鳥関係の本、ブログ、ネットなどでの独学の勉強は好きなのですが、セミナー、勉強会などの、人と関わることには、非積極的です。
人は好きだけど、人付き合いは少しだけ苦手意識があります。
でもそういうところも、私自身変えていきたいな・・と思っています。

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りりーちゃんは、くるくるパーチがお気に入りです!!
(えとぴりか購入)
 
ここからは、私の全くの独断の意見なのですが、大型オウムでも、キバタン、コンゴウなどの大型種とボウシは、かなり長寿な印象があります。
実際かなり長寿な鳥さんを、あちらこちらで見かけます。
もしかして個体数が多いだけなのかもしれませんが、それだけではないような気もします?
コバタン、ソロモン、モモイロなどの比較的小型種は、普通に長寿な印象があります。
ヨウムもとても長寿と言われていますが、早くに亡くなっているお話を身近で、数件聞いているので、微妙な印象があります。デリケートな性格も原因しているのかもしれません?
 
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可愛いインコを見るのも、りりーちゃんは好きな様子です。

ロロスバードファームからは、大型鳥の平均寿命は、約30年から40年と伝えられています。
でも大型鳥は、キバタン、ボウシインコ類などは、約50年から60年生きたお話も聞きますし、キバタン、コンゴウインコ、クルマサカオウムは、約80年から100年とも聞いたこともあります?
色々と記載致しましたが、ご長寿については、全くの個体差があると思います。
人も、鳥さんも、生命は、神秘的です…
未来のことは、未知なるものですよね。。。
りりーは、未だ三歳ですから、取り合えず五歳を目指します(笑)
 
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りりーちゃんは、ケーキの大きな箱が出てきたら、ビックリして、遠くに飛んで行ってしまいました!
 
以下の記載は、全て個体差もありますが、鳥の肺活量の大きさは、鳥の体の大きさと比例しますので、体が大きい方が、鳴き声も大きくなっていく場合が多いそうです。
又女の子の方が、男の子より飼育しやすい傾向にあるそうです。
男の子は、とても活発だったり、又発情期の時に、特に気が荒くなる場合がある為だそうです。
又鳥の場合は、一般的には、男の子の方が、より長寿の傾向があるそうです。
女の子は、発情期による産卵や、それに伴う卵巣係の病気など、取り囲む環境が複雑であることが、関係しているそうです。
 
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りりーちゃんのお誕生会を、家族でお祝いしました★
 
すべての大型鳥が長寿、天寿を全うできる訳ではありません。
若くに亡くなる大型鳥さんもいらっしゃいます。
ここでは、あくまでも運が良い場合の話をさせて頂きました。
運とは、鳥さんの本来持っている体質もありますし、飼い主さんとの関係や、飼い主さん自身を取り巻く様々な環境と飼育環境や飼い方もあると思います。
 
 
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我が家は年に一回、りりーちゃんのお誕生日にケーキを買います

 
最後になりましたが、私がりりーちゃんをお迎えする前に、楽しみに読ませて頂いていたブログを紹介致します。
大型鳥飼育の方のほうが、面白いかもしれませんが、鳥飼育について何かと勉強になることも、書かれています。
特にご覧頂かなくても大丈夫です。
ご参考までに載せさせて頂きました。
 
 
☆オオバタンのポレポレ日記
☆ソロモンな一日
 
☆アヤノのゆらゆら日記
 
☆空飛ぶ子犬たち
 
☆鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記
 
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クッキーも一口だけ・・・お誕生日ボーイだから特別に・・・
 
色々と書いてしまって、又長い文章になってしまって、本当に申し訳ありませんでした。
鳥が大好きな私が、大型鳥を初めて飼育して、三年が過ぎて思うことを、書かせて頂きました。
私が、一番不安に感じていたことを、クローズアップして書かせて頂きました。
親バカ全開のコメントも多く、本当に失礼いたしました。
最後迄お読み頂きまして、本当にありがとうございました(^^)
 
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クリームをほんの一口だけ・・(鳥は、チョコは禁止です!)
 
 

次回は、☆りりーちゃん三歳までの歩み★です・・・

りりーちゃん 軽井沢に行く パート2♪ コバタンのりりーちゃんの備忘録

 
 
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前回のブログ、「りりーちゃん軽井沢に行く♪パート1」の続きです・・・
 
楽しかった「軽井沢ホテルそよかぜ」を後にして、次に向かったのは、ホテルから車で約5分の「ハルニレテラス」です。
昼時ではありましたが、平日でしたので、駐車場の心配はしていませんでしたが、数か所ある駐車場の、最初に入った駐車場は満車、次に入った駐車場には、止められたのですが、その後すぐに満車になってしまいました。
車のナンバーを見ると、東京や首都圏のナンバーが多く、観光客の方が中心のようでした。
シーズンオフの平日なのに、この混雑はすごい!!と思いました。
土日祝日や夏休みは、どんなに混みあうのだろう?と想像を絶するものがありました。
 
 
 

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★ハルニレテラスにて森林浴☆



 
 
星のエリアのゾーンにある「ハルニレテラス」は、そこを拠点に既存の様々な施設に行ける人気のスポットです。
私は、星野リゾート「ブレストンコート」(素敵なホテル)を散策したり、ショッピングゾーンを見たり、お茶をしましたが、駐車場は満車でしたが、お店は混み合うことなく、ゆっくりと過ごすことができました。
和菓子、コーヒー、アイスなどを頂きました。
それぞれ銘店が入っているようで、とても美味しかったです。
「ハルニレテラス」は、ペットに優しいエリアです。
犬と一緒にお散歩をされたり、くつろいだりと、皆様楽しんでいらっしゃいました。
レストランもカフェも、テラス席なら、大体のお店がペットと一緒に入店できます。
 
 
 
 
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☆ハルニレテラスにて日光浴★



 
少し奥の、誰もいないテラス席で、りりーちゃんとゆっくり休んでいました。
すると女性の方が話しかけて下さいました。
東京在住の方でコザクラインコを飼われているそうで、今日もペットホテルに預けてご旅行にいらっしゃったそうでした。
以前海外旅行に行く際にペットホテルに預けてから、コザクラインコの毛引き症が始まり、女性の方はとても悩んでいるご様子でした。
私がりりーちゃんを連れているのを見て、「一緒に連れてくればいいのですね!」とお話で、りりーちゃんの入っているキャリー、ホーエイのハートフルキャリーのことや、りりーちゃんの掛かり付けの病院のことや、軽井沢の鳥さんの宿泊可能のホテルのことなど、様々なことを、熱心にお尋ね下さいました。
 
 


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☆ハルニレテラスにて柔軟体操★


 
女性の方は、本当は海外旅行に行きたいのだけれど、コザクラインコが毛引きをするので行けない!とお話でした。
私に、飼い主の長期不在の対策などをお尋ねでしたが、今のところ特に対策をしていないので、お力にはなれませんでした。
我が家は三人家族なので、現在は大丈夫ですが、運良く、長い鳥生になった場合、先々のことを考えると私も不安です…
二週間程度の旅行などの長期不在の対策はもちろんのこと、例えば入院や、その他諸々の事情による、数か月単位の飼い主の長期不在の対策は、本当に難しいことだな…と思いました。
 
 
 


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☆野鳥の声に聞き入っていました★



お話している女性の方の後ろに、少し列ができていて、りりーちゃんを見る為の順番をお待ちの方がいらっしゃいました。
ビックリでした!!
女性の方とのお話が終わると、次は小学校1年生の女の子でした。
 
 
 
 
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☆舌の先端に約5ミリの黒い部分があります★

 
 
 
 
りりーちゃんが、可愛いおもちゃで遊んでいることに、女の子は衝撃を受けていました。
私もりりーちゃん、コバタンの説明、白色オウムの説明などをしました。
女の子の観察力は、本当に素晴らしいく!!
りりーちゃんの舌の黒い部分のこと迄聞いてきてくれました。
そうなんです!コバタンの舌の先端には、5ミリ程度の黒い部分があるのです!!
初対面の方で、りりーちゃんの舌の黒い部分迄聞いてきた方は、この女の子が初めてでした。
子供の観察力は、本当に素晴らしい!!と感動しました。
女の子のお母様と数人のお友達も話の途中から加わって、皆様名古屋からいらっしゃったとのことで、りりーちゃんの故郷のロロスバードファームの話まで発展しました。
 
 
 
 
 
 
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☆舌は、厚みがあり、押力性があります★



 
りりーちゃんのことを可愛い!と興味を持って頂くだけでなく、誰もが将来何らかのご縁で大型鳥と接したり、飼育したりする機会があるかもしれない?と思うので、りりーちゃんのこと、大型鳥のこと、飼育のことを尋ねられると、私もついつい熱心にお話してしまいます。
様々な方との楽しい触れ合いを経て、「ハルニレテラス」を後にしました。
 
 
 
 
 
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☆大きな嘴がチャームポイントです★


 
 
 
そして又軽井沢プリンスショッピングプラザへ行きました。
国内最大級の広大な敷地のアウトレットは、車で回れるようにできていました。
アウトレット間を繋ぐバスも走っています。
雪にも雨にも対応の大きな屋根が、全てのショップについていました。
お店が多過ぎて、昨日だけでは、全然見れなかったので、母は又お店に向かいました。
りりーちゃんは、母が車から出ていくと、見えなくなるまでずっと「ばいばい!」と言い続けています。
そして寂しそうな表情をします。
 
 
 
 
 
 
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★黄色のほっぺの中には耳があります☆

 
  
 
 
りりーちゃんと食事をしたり、お昼寝をしたり、車があるおかげで、ゆっくりできる空間があるので、旅行中は特に助かります。
車でなければ、りりーちゃんを連れて、こんなに遠く迄は、来れなかったと思います。
以前友人が話していましたが、電車で出かけると、家に着くまでホッとできないのだけれど、車で出かけると、車に乗るとホッとできる。。と確かにそうだな。と思います。
でも車は便利だけれど、危険も伴うし、維持するのに、それなりにお金もかかるので、私もいつまで乗れるのかな?と思います。
 
 
 
 
 
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☆脚を器用に使います★

 
 
 
 
夕食は又「ハルニレテラス」へ。。。
ここは皆テラス席ならペット来店可能のレストランなので、迷わずに戻りました。
「川上庵」という地元のお蕎麦屋さんで、天せいろを頂きました。
すごく美味しかったです!
「ハルニレテラス」では、明日からの傘の飾りつけの展示、「アンブレラスカイ」の準備をお昼に行っていましたが、夜に行くと綺麗に仕上がっていて、ライトアップされていました。
早速犬連れの方が撮影されていました。
りりーちゃんも、きれいだね!!っという感じで喜んでいました。
りりーちゃんは、可愛い!とか綺麗!という雰囲気が何となくですが、分かるような感じがします。
 
 
 
 
 
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☆大きな黒い瞳の周りはブルーシャドウです★

 
 
 
夜もふけてきました。
楽しかった軽井沢も後にしないといけません。
別荘などがあって、もっと気軽に来れたり、長期滞在できたらいいのに。。と憧れます。
中軽井沢を出る時に、お隣の佐久インターから高速道路に入るか否かを、悩みました。
軽井沢は、濃霧のメッカ!!
碓井軽井沢のインターに入る迄の山道で、霧にまかれる可能性があるのです。
15年程前の夏場に、前が全く見えない濃霧にまかれて、怖い思いをした経験がありました。
でも今は夏じゃないし、、、未だ5月だし、大丈夫かな?と思いましたが、全く駄目でした。
今回2度目の怖い怖い濃霧に、又遇いました。
 
 
 
 
 
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★私の膝の上でお昼寝中☆


 
 
 
りりーちゃんは、とても楽しそうに鼻歌を歌っている感じでしたが、山越えが始まり、碓氷軽井沢インター迄残り7kmの表示が出た時に、白い煙がふわっと~。。出現しました。
歌っていたりりーちゃんもびっくりした様子で、「何、この白い煙?前が何も見えなくなっちゃったよ!」という感じで私の肩に、びっくりした様子でやってきました。
濃霧の運転は、本当に危険です!!
例えるのなら、雲の中に飛び込んでいく感じでしょうか?
私は、今回もすごく怖かったです。
母もりりーちゃんも、黙ってしまいました。
私は、「大丈夫!大丈夫!後7kmだからあっという間よ!」みたいなことを、安心させたくて言ってはみましたが、内心とても怖くてドキドキしていました。
軽井沢の楽しかった思い出のすべてが、この霧で吹き飛んでしまうぐらいでした・・・
 
 
 
 
 
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霧の中を走行する時は、フォグランプが着いていると見え易いようです。
又ナビがあると、どの辺りを走っているかが分かるので良いようですが、どちらも装着されていない為、自力で行くしかありませんでした。
またライトはハイビームにするのではなく、ロービームにしなくてはいけなかったのに、緊張のあまりに、私はハイビームにしてしまい、ますます見えない状態になってしまいました。
中央分離帯や、ガードレールの反射板を頼りに、ひたすら進まなくてはいけません。
長野県の中央分離帯は、少し剥げてきている感じがして、見え難かったのですが、群馬県に入るとはっきりと見えました。
県によっての違いもよくあることなのです。
中央分離帯も全く見えない時もあって、それでもガードレールの反射板は何とか見えるので、ひたすらノロノロと進みます。
 
 
 
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★大きな嘴は、ペンチのように頑丈☆

 
 
かなり走った頃に、残り4kmの表示が出てきました。
未だそんなに。。と思いましたが、平日で車が少なかった為、自分のペースでゆっくりと進むことができました。
対向車には、5台ぐらい遭いました。
山道が下りにさしかかって来た時に、霧が少しづつ薄くなり、グッと下るのと同時に、霧がサっと晴れて、何事もなかったかのように、平和な景色になりました。
自然豊かというのは、美しいけれど、時には驚異にもなり、本当に怖いものになるな。。。と思いました。
無事に山越えができて、本当に良かったです。
神様!!ありがとうございます。と心の底から思いました。
 
 
 
 
 
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黄色の冠羽、トサカは約12センチ、豪華です


 

 
今回の軽井沢旅行で、車の走行距離が15万キロを超えました。
両親が近所で乗る以外は、長距離の運転はほとんど私なので、けっこう走ったのだな。。と思います。
でももう20年も乗っている車なので、そんなに沢山走っている訳でもありません。
次回からは、遠回りだったとしてもやはり佐久平から帰ってこようと思いました。
佐久平は、国内でもベスト10に入る晴天率を誇る町に対して、軽井沢は、国内でベスト10に入る濃霧の発生の多い町だそうです。
隣あっている地域で、この違いは、面白いことですよね。
 
 
 
 

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★ナデナデ大好き☆

 
 
 
 
今後も安全運転を決して忘れないように。。。
本当に気をつけなくては!!と思いました。
こうして私の反省と共に、初めてのりりーちゃんの一泊旅行は、何とか無事に終わりました。
何だか珍道中になってしまいました(^^)
 
 
★いつも長文をお読み頂きまして、心からの感謝を申し上げます・・・
 
 
 

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次号は、りりーちゃん3歳になりました・・