オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

コバタンのりりーちゃんは、元気一杯の9歳の男の子です。先代オカメインコ、ルチノーの、ららちゃんは、24歳迄生きてくれました。コンパニオンバードと暮らす、人と鳥の、両者の幸せな生活を考えていきたいです❤

川崎市立夢見ヶ先動物園公園~コバタンに会える無料の動物園~

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約二年前に、25年近く一緒に過ごした先代オカメのららちゃんを亡くした私は、自分でもはっきりと解るぐらいのペットロスになっていました。
気がついたら涙がでていたり、ふらふらしてしまったり、何よりも私自身がとても孤独になってしまっていました。
大切な家族がいても、ペットが与えてくれる愛情は、全く別のもののような気がします。
だから、ららちゃんがいなくなってしまった時、私は一人ぼっちになってしまったような気がしました。
ペットロスは、時間と共に、自然と治っていった気がします。
その時励みになったものがあります。
 
一つ目は、ロロスバードファームさんに、オウムを予約して新しい命を待つことです。
ロロスさんでは、田中様という元社員さんに沢山相談をさせて頂きました。
優しく鳥の知識が豊富な田中さんとの交流は、私に希望を与えてくれました。
空飛ぶ子犬というブログも、私の元気の源になりました。
 
二つ目は、川崎市立夢見ヶ先動物公園のアオボウシインコやコバタンに会いにいくことです。
私が住む神奈川県川崎市は、最近あまりよくないニュースが多いのですが、良い面もあります。
私の住んでいる東急田園都市線の最寄駅から渋谷駅までは、約25分ぐらいです。
東京駅までも約40分ぐらいという利便性の良さから、住民は増えていく一方で、小学校も足りなくなり、新設しなくてはいけないほどの賑いです。
人が増えていく分、悪い犯罪も増えてしまうような気がします。
 
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今日紹介する川崎市立夢見ヶ先動物公園は、川崎市幸区にある無料で入園できる動物公園になります。
川崎市が昔から頑張って運営している小さな動物園です。
東西に細長い川崎市ですので、同じ市内ですが、我が家からはけっこうな距離があります。
お隣の横浜市にも無料で入園できる、横浜市立野毛山動物園があります。
野毛山動物園の近所に、私の叔母が住んでいたので、こちらにも頻繁に通いました。
長寿のらくだのつがるが有名な動物園です。
野毛山動物園は、無料とは思えないほど沢山の動物がいます。
さすが横浜市だなぁ。。と感心します。
 
夢見ヶ先動物公園は、小さな動物園です。
でも大型オウムが、けっこう在籍しているので、私にとってはパラダイスな場所になっています。
コバタンが在籍している動物園は、意外と少ない気がします。
またペットショップでも、なかなかコバタンは観ることができない気がします。
入荷しても、すぐに売れてしまったりして、コバタンに会う為に、たどり着いた場所が、夢見ヶ先動物公園でした。
 
動物園の中でも、オウム舎は、離れにあります。
少し寂しい感じですが、自己主張の強い大型鳥さん達が大合唱しているので、存在感はあります。
ご自宅で飼われていた方が手放されたオウムさん達が集合している感じがします?
コバタンは、鎌倉市在住の方からのご寄付とか?
ボウシインコ類、コンゴウインコ類、シロビタイムジオウム、ヨウム、コバタン、他、バッグヤードにいる鳥さんも合わせると、けっこう楽しめる感じになっています。
 
コバタンは、とても可愛く、美しく、来園者の人気者です。
コバタンファンの地元の方と、運悪く?一緒になってしまうと、コバタンの前から長時間離れてくれないので、せっかく来たのに残念!コバタンに近づけないよ!!ってことも何度かありました。
でも私の一番のお気に入りは、コバタンではないのです。
 
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それは、アオボウシインコのボウちゃんです。
本当の名前は、ボウちゃんではないのですが、私はボウちゃんと呼ばせてもらっていました。
ボウちゃんは、本当に心根の優しい鳥さんで、雰囲気が良く、すごく可愛い性格なのです!!
どうすれば、こんなに可愛らしい性格に、飼い主さんは育てることができたのだろう?と感嘆するほどの可愛さでした。
ボウシインコ類は、数羽一緒で、ボウちゃんは、新座ものなのか、前の飼い主さんが来てくれるのを待っているのか?いつも一番前にいて、おしゃべりをしていました。
体もなでなでさせてくれて、ボウちゃん!と話しかけると、喜んで美しい羽を広げて見せてくれました。
でもボウちゃんばかりと触れ合っていると、他のボウシインコが怒ってボウちゃんを攻撃していました。
そして自分をなでろ!と・・・
可愛いボウちゃんも、大勢の中では本当に苦労するなぁ。とせつなくなりました。
ボウちゃんの天使のような可愛さに、私はとても救われましたし、元気を沢山もらいました。
 
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コバタンのりりーちゃんのお迎えが決まってから最後にもう一度皆に会いにいきました。
個性的で美しく可愛い鳥さん達と、金網ごしですが、触れ合い、日暮れになり、私一人最後の客になりました。
みんなバイバイ!とオウム舎にむかって、大きく手をふりました。
そうすると、オウムさん達は、バイバイ!バイバ~イ!といつまでも大合唱してくれました。
私が帰路に進んでも、バイバイ!の声はずっと聞こえます。
いつもいつも元気をくれて、本当にありがとう!の気持ちで一杯になり、鳥の素晴らしさに本当に感動しました。
 
お迎えするコバタンのりりーちゃんが、ベビーなので、念の為の感染症の心配などで、しばらくの間は、私も鳥の集まるところには、なるべく行かないようにしよう!と決めていましたので、ここ一年ぐらいは来園していません。
 
でもペットロスから治っていった一番の理由は、やはり元気一杯のコバタンのりりーちゃんの存在です。
次から次へと引き起こしてくれるやんちゃぶりといたずらに、毎日ヘトヘトの私ですが、気持ちは元気をもらい、日々癒されています。
 
上手く言えないのですが、ペットの存在は、人よりずっと神様に近い、邪念のない存在のような気がします。
だから人は、ペットの純粋な眼差しに癒されるのではないのでしょうか?
身近に癒しを感じることができて、日々幸せを感じられると、本当にいいですよね。
 
 
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