コバタンのりりーちゃんの脚の怪我について - オカメインコのららちゃんとコバタンのりりーちゃん

現在お盆休み中ですが、人間の病院も、動物や鳥の病院も、当たり前ですが、お休みがあったり、時間が決まっていたりして、いつも通院している病院に必ず行けるとは限りません。

今年の初めに、コバタンのりりーちゃんの脚を、私達家族の不注意で負傷させてしまったことがありました。骨折も切断も免れたので、本当に不幸中の幸いでした。

事故は、３連休中に発生しました。

グローバル動物病院には、時間が合わなかった為、電話のみ相談させて頂きました。

過去にもグローバル動物病院に診て頂く為に向かったのですが、交通渋滞などで間に合わなかったりしたことがありました。

そういう時は、何度も遠く迄行くことも、鳥さんにも負担がかかりますので、そのまま比較的近くの横浜小鳥の病院に行きます。

オカメのららちゃんの時に診て頂いた先生は、女性の先生で、診断も的確で、とても良い先生でした。その先生は、現在はオーストラリアの動物園に転勤されてしまいました。

りりーちゃんが、この脚の怪我をした時は、お迎え先のロロスバードファームさんから紹介して頂いた、横浜のグローウィングアニマルホスピタルの曽我先生に診て頂きました。

鳥類について、アメリカで学ばれている先生で、鳥の先進医療が受けられる病院です。

飲み薬の痛み止めを処方して頂きました。

塗り薬も頂きました。

塗り薬は、１ヶ月以上続けました。

塗り薬を塗る前は、脚を清潔にしてくださいとのことでしたので、りりーちゃんは、毎日足湯をすることになりました。足湯は、意外と気持ちいいみたいで、いつも気持ち良さそうにしていました。

塗り薬も、炎症を抑える効果があるそうで、お肌に潤いも与えます。

りりーちゃんは、毎日良い子で薬を塗られていました。

私一人で、足湯から薬を塗ることもありましたが、母にヘルプを頼み、母にりりーちゃんをおさえてもらいました。

今も脚を少しぶつけたりした時などに、塗ってあげています。

曽我先生は、怪我した時は、まず冷やしてください。

また怪我が治るまでは、飛ぶことは大丈夫ですが、登らせないでください。と教えて下さいました。

りりーちゃんは、クリッピングしていない為、我が家を自由自在に飛び回り、最近公開になったミッションインポシブルの映画のアクションを見ているかのような動きを、日々くりひろげますので、脚は飛ぶ時も着地する時も、バーンと強い音をさせたりして、今大丈夫だったかなぁ？と心配してしまうほどのハードな動きをします。飛行は、ジグザグ走法のような飛びっぷりで、床スレスレから、天井スレスレまでの高く、低く、をまじえて、休むことなく家の中を何周も飛び回ります。

オカメのららちゃんは、リビング３周でしたが、オカメの飛行は大変美しく、優雅でした。

毎日ハードに体を鍛えているりりーちゃんですから、脚を気にしていて、且つ痛いかもしれなさそうな時に、塗り薬を塗ってあげています。

オカメのららちゃんが、長生きできた理由の一つに、クリッピングしないで、自由に飛んでもらって、筋肉、心肺機能を鍛えてもらったこともあったと思います。

グローバル動物病院でも、いつも良い体つきです。と褒めて頂き、横浜小鳥の病院で、２０歳を過ぎてから、レントゲンを撮影した際に、高齢の鳥とは思えない素晴らしい体つきだと褒めて頂きました。

オカメの飛行は本当に美しく、可憐で、ららちゃんが飛んでいる様子を見ることも、私もとても嬉しかったのです。

りりーちゃんお迎え時に、ロロスバードファームさんからクリッピングについて尋ねられた時に、色々と相談しました。

鳥は、飛ぶことで心肺機能を高め、また飛ぶことが一番のストレス解消になるので、クリッピングしなくても飼育できるのであれば、クリッピングしない方がお薦めです。とベテランスタッフの方から説明頂きました。

でもクリッピングしていないと、いたずら天国みたいになってしまい、やんちゃ度自由自在！といった感じで、ケージに戻すのもけっこう大変だったりしますし、今回のような事故が起きる場合もありますので、クリッピングしないで飼育するのは、けっこう大変なのだと思います。

でもりりーちゃんが、とても楽しそうに飛んでいる様子を見るのも、私も幸せなので、できる限りクリッピングしない方針で飼育したいと今は思っていますが、今後の状況を見ながら対応したいと思っています。

写真は、頂いた塗り薬と体に吹きかけるローション、バードレインです。

バードレインは、脂粉の多い鳥さんの脂粉を少し抑え、体の痒みを少し抑える作用があるそうです。

りりーちゃんは、吹きかけるのは怖がりますが、手にとって、羽にぬってあげると喜びます。